映画のエンドロール観る派?観ない派?

家族が大動脈弁狭窄症という病気です。
まだ、30です。

そこで、最近、ドキドキが続くと言っています。
また、労働は、当直などもあり、とてもハードです。

この病気は 手術で治る病気なのでしょうか?
とても、心配です。

また、30代で早めに手術するのはダメなのでしょうか?
高齢になったら、なんらかの理由で手術するのがダメになるような気もするのですが・・。

現在、まだ、1回しか病院へ行っておらず、今回ドキドキが続くので
再度、病院でエコーなどしてもらいますが・・。

ここで、質問です。若い時の手術はしてもよいのか?
また、手術後、リハビリして労働は可能か教えて下さい。
更に、手術後、何かしら、体のどこかが麻痺したりするなど
メリットデメリットを教えて下さい。

最後に、2009年に「心臓止めずに大動脈弁置換手術、阪大が国内初成功」
・・という記事を見つけましたが、現在はカテーテルでの治療は
まだメジャーじゃないのでしょうか?

そこで、もし、カテーテルでの手術の場合おおよそ金額はおいくらになるのでしょうか?
また、通常の手術だと 金額はどのくらいになるのでしょうか?

お手数ですが、何卒、アドバイスの程よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

外科医ではありませんが、医療従事者、かつ専門分野なので御返事しますね。



大動脈弁狭窄症を含む弁膜症は弁の構造自体に問題があるので、薬を飲んで弁を良くするということは難しく、実際の治療は手術がメインになります。
利尿剤やらなんやらの薬はあくまで対症療法だとお考えください。

まず一番に必要なのは専門の医療機関を受診して、心エコーなどしっかり受けて大動脈弁狭窄の程度をしっかり評価することです。程度によっては「1年に1回、心エコーで定期的にチェックを」という話になるかもしれません。
いずれにせよ、心エコーや心臓カテーテル検査で、大動脈弁狭窄の程度をしっかり評価してください。すべての話はそこからです。

>この病気は 手術で治る病気なのでしょうか?
>とても、心配です。
>30代で早めに手術するのはダメなのでしょうか?
>高齢になったら、なんらかの理由で手術するのがダメになるような気もするのですが・・。
手術で治る病気です。先ほどもお話ししたように、弁を取り換える手術で大動脈弁狭窄は無くなります。ただし、一度肥大してしまった心臓を小さくすることは難しいので、看過してしまい手術に一番いい時期を逃してはいけません。
仰るように心臓手術は外科手術の中でも一番大きな手術なので、お歳を取り過ぎた高齢の方には難しく、若いうちの方が全身状態が良いので、有利なことは確かです。ただ30歳と40歳でそこまで大きな変化があるとも考えにくいのでとにかく急いで手術をしないと手術ができなくなる、ということはないと思いますよ。

今まで高齢すぎて大動脈弁置換術の手術ができない患者さんに対して出てきたのが経皮的大動脈弁置換術(TAVI)です。基本的には高齢すぎ、もしくは全身状態が悪く開胸手術ができない人、のみが対象と考えてください。
治療の長期予後、また急性期の合併症を含めまだまだ未知のことが多い治療法です。何より保険償還されておりません。

とにかくはまずご病気の評価をしっかりした循環器の専門病院でやってもらうこと、これが一番です。
お大事にして下さい。
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この回答へのお礼

皆様の回答、とても勉強になりました!
改めて ありがとうございます。

お礼日時:2012/01/09 03:20

手術云々を考える前に、今のドキドキ感が大動脈弁狭窄症と関連したものかを確認するのが先です



一般的には大動脈弁狭窄症は中等度までは直接的な症状は無いのが普通です
また、ドキドキ感も大動脈弁狭窄症の症状としては特徴的なものではありません

ドキドキ感から考えれば何らかの不整脈が合併している可能性の有無を確認することになりますので24時間心電図や大動脈弁狭窄症が中等度以下ならば運動負荷試験などでチェックします
心臓よりも心身症的な症状かもしれません

大動脈弁狭窄症が重症まで進行すれば手術が必要となりますが、軽症~中等度では年1回、中等度以上では半年に1回程度の心エコー検査で経過を見ます
将来手術が必要となることが予想されている場合でも進行はゆっくりですからそれを行うのにもっとも適した時期をじっくりと探ることになります

手術はトラブルの危険性がゼロではありません
少なからず異物を入れるものですから必要性が低いのに行うものではありません

あせらず腰をすえて病気とつき合ってもらってください

参考URL:http://www.jhf.or.jp/a&s_info/guideline/daidomya …
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NEJMにPARTNER試験の結果がでています。


http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1103510
一部では、従来の開胸手術とそん色ない結果という話がでていますが、http://therres.jp/1conferences/2011/ACC2011/2011 …
とんでもない話と思います。PARTNER試験の対象となる人は高リスク、すなわち、手術しようがしまいが、お亡くなりになるような人なので

     一か月以内     一年以内
全死亡  3%(6%)   24%(26%)
脳梗塞  5%(2%)    8%( 4%)
括弧内は従来の開胸による大動脈弁置換術による成績

という成績でした。
従来の開胸手術で一年以内に1/4近くの人がお亡くなりになるような成績を基準にして遜色ないといっているのですから、一般の人に対する開胸大動脈弁置換術(死亡率2%)に比べて明らかに悪い成績です。
もちろん、高リスクでない人に対する成績はもっといいかもしれませんが、一年以内に1/4の人がお亡くなりになる手技を死亡率2%の手技の代わりに受けようとする人はいませんし、する医師もいないと思います。
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