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ホンダ、スズキなどの国内二輪メーカーの、二輪バイク製造の黎明期の書物を読んでいますと、自転車を改造してバイクを作った、というようなことが書かれています。

曰く、
自転車に補助動力としてのエンジンをつけて、燃料タンクは金属製の湯たんぽを流用した。
当時はこのようにして、いろんな町工場が各々バイクを製造していた。

ということらしいですが、ガソリンエンジンはどのようにして作っていたのでしょうか?
金属製品を作るには、鋳型とその鋳型に溶解した鉄を流し込む作業が必要ですよね。
しかも内燃機関のピストンとシリンダーを作成するとなれば相当高レベルの緻密な鋳型が必要と思われます。
シロート考えでは、ガソリンエンジンの製造なんて、とてもとても町工場レベルで製造可能なものとは思えないのですが。
マンホールのふたやベーゴマなんてのは砂を圧縮した鋳型に鉄を流し込んで後から鋳型をぶっ壊す方式で作りますが、そんなもので緻密なピストンシリンダが製造できるとも思えません。またそれとて炉が必要であり、町工場にとっては相当高額な設備投資ではないかと思います。

それともガソリンエンジンだけはエンジンメーカーから部品購入していたのでしょうか?

ホンダ、スズキ、ヤマハなどはどうやってガソリンエンジンを製造していたのでしょうか?

A 回答 (7件)

最初のうちは、どこのメーカーでも汎用のエンジンを使っていたようですが、


専門工場に外注した砂型による鋳造部品を使っていた時代もあるようです。
(エンジンの部品は、鋳造のものばかりではなくほかの製法のものも多数
 有ります。)
それなりの規模になってからは自社で砂型鋳造のエンジンを作るようになり
ました。
砂型鋳造でもかなり精密なものが作れますし、鉄でもアルミでも出来ます。
今でも試作品のエンジン等を作るときは砂型鋳造も使います。
参考になりますか?

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8B%B3%E9%80%A0
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

砂型鋳造でもエンジンって作れるんですね。

お礼日時:2012/01/18 21:14

イメージとしてご存じであれば、


2STの模型飛行機や自動車用の
5ccとかのエンジンをイメージしてください。

・・・仕舞いには、ピストンリングが1枚とか、ない!っていうエンジンもあるほど
「適当な作り」です。

オイルも元々クランクケースにある分と
燃料に多めに混ぜて走らせるわけです。

また。
似たような物に、
自動車のタイヤの携帯電動空気入れのコンプレッサー。
あんな程度のエンジンであれば、
それほどの高精度の鋳造技術が無くても
作れてしまいますし、

乱暴に言えば、
どこかから持ってきた50cc程度のエンジンブロックを原型にして
鋳型を作成してやれば、
それだけで複製品が簡単に作れます。
ベーゴマと同じですよ?
温度や材料に差があるだけで、
基本的製造方法はそれを元に、
「削って高精度を出す」だけ。

初期のバイクエンジンなんて、そう言うレベルの物です。
=総合的技術を持つ町工場であれば作れます。

それを分業化して高精度にして行くと
どんどん今のバイクに近づくわけです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

5CCのピストンシリンダーって注射器ですか?

>乱暴に言えば、
どこかから持ってきた50cc程度のエンジンブロックを原型にして
鋳型を作成してやれば、
それだけで複製品が簡単に作れます。

プラモの複製みたいですね。

お礼日時:2012/01/18 21:19

たしか軍隊で使う無線機用発電機のエンジンだったと思います。


敗戦で使われなくなって余っていたようですね。
静岡に2輪メーカーが100社以上あった頃はエンジンメーカーから買って自社開発の車体に乗っけて作っていたところがほとんどです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

他メーカーから仕入れていたんですね。

お礼日時:2012/01/18 21:18

もの凄く大まかに書きます



1.砂型で大まかなエンジンのブロックを鋳造
2.フライス盤や旋盤で切削作業や部品造り
3.焼き入れや追加工が必要な部品の作成
4.組み立て

と言う感じですね。
実はF1でも大量生産車でも手順は変わりません(設備の規模やコンピュータ化や分業化の次元が違いますが)。フライス盤や旋盤は「機械加工」というものが生まれた頃からあります、その辺の町工場に普通にあります。
フライスや旋盤で腕に覚えが有れば、簡単な2サイクルエンジンなら趣味の延長でも作っている人がいますよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

自分で作っている人もいるんですね。

お礼日時:2012/01/18 21:17

No3です。

再度すみません。ちょっと気になって調べてみました。
ホンダにつきましては、下記URLをご参考願えませんでしょうか。

参考URL:http://www2.tbb.t-com.ne.jp/atc/Run/honda.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/01/18 21:16

こんにちは。


うろ覚えの内容ですが、ホンダについては、「本田宗一郎 アート商会」でちょっと検索してみていただけませんでしょうか。
明治創業のアート商会は航空機のエンジンなども作っていた会社ですが、本田宗一郎はそこに丁稚奉公にあがり、そのあと浜松にアート商会の浜松支店を立ち上げているはずです。
アート商会が、そこそこの砂型や金型や鍛造などの技術を持っていたものとは思われますので、そこから発展していったのではないでしょうかね。
確か、戦時中は中島飛行機へピストンリングを収めていたとの話も何かの雑誌(確か中村良夫関連ではなかったでしょうか)で読んだ記憶はあります。
少しでも参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

丁稚奉公の時代にエンジン製造にかかわっていたんですね。

お礼日時:2012/01/18 21:15

必要な所は機械加工するし、回転数も圧縮比も高くないので燃焼室にばらつきが有っても気にしませんし、見よう見まねなら割と簡単に作れます。


今のエンジンは、そこから地道なノウハウの積み重ねで作られています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

割と簡単に作れちゃうんですね。

お礼日時:2012/01/18 21:15

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