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初歩的な質問で申し訳がございません。

政治家(日本で国会議員)の場合ですが、
議員報酬などがあっても「お金が不足する」と
聞いたことがあります。

では
(a)どうやってお金を得ているか、
(b)何に使うのか(こちらは調査や選挙だとは思いますが)
の具体的なイメージを持ちたいのです。

特に(a)について

1.よく「政治資金パーティー」という
  言葉は聞きますが、銀行から(選挙のためだと)事情を説明して、
  お金を貸してもらったりはしていないのでしょうか。
  つまり、「集金」とは具体的にどういう仕事をすることなのでしょうか?

2.一回の選挙でどのぐらいのお金が必要になるのでしょうか?

書籍や政治家の方々のウェブページを見るなどして調べてみます。

もし宜しければ、どうか宜しくお願いを申し上げます。

A 回答 (2件)

日本の場合、衆議院の小選挙区では法律上 1910万円+有権者数x15円以上のお金は使えませんが、それにしてもお金がかかります。

なにしろ大勢の有権者に名前や政策を訴えるのですから、そう安上がりには行きません。事務所を開って人を雇ったり車を借りたり、パンフレット代その他。(本当はテレビの時間を買ったりしたいところですが...)しかし献金をする人は(おそらく共産党以外は)少なく、また国民感情が企業献金を嫌うため、公的補助以外は概ね(リーダー的な議員が開催するパーティーの)パーティー券という情けないことになっています。それも企業目当ての開催で、一般市民が率先して応援する姿ではないようです。
http://woman.excite.co.jp/lifeplanning/news/rid_ …

米国の選挙をご存知ですか? 彼は大統領選挙で150億円を集めました。選挙には本来的にそのようにお金がかかるものです。大雑把に言うと米国の場合は献金者が金額や支持する理由を開示すれば誰が献金してもよいことになっていますので、集まる人のところには沢山集まります。個人献金も企業献金もしたい放題です。公的補助は制度はあっても金額が少ないなど魅力が少ないようです。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/4461109.html

日本には(企業を除くと)国会議員にはびた一文出したくないみたいな風土がありますが、お金を集められる人を褒め讃える米国とはあまりにも政治風土が異なります。貧すれば鈍すで、お金がない国会議員は調査費も選挙費用も使えずかわいそうな部分があります。
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この回答へのお礼

ご回答を賜りましてどうも有難うございます。
お礼が遅くなりましたこと真に申し訳がございません。

政治家になるとはどういうことた勉強しており
「なぜお金が必要か」ということを常々疑問に
思っておりました。

そこで関心のあったお金のことですが
具体的にイメージ得ることができました。
それにしても、アメリカの選挙資金は桁の大きさの違いが
1つどころでないですね。

ごくごくわずかですが、政治・政策のことを勉強してみて、
複雑な政治の課題を説明し、問題解決の企画の提案を、
しかもひとつではなく多数のテーマがあるのを、
有権者に伝えるにはずいぶん工夫を重ねる必要があると感じました。

自分自身、見識もなく未熟ですので
どこかすぐに選挙にでるということは当然ありませんが、
少しでも政治に関わる方々から、政治に関わる人間としての
道理・モラルについて学びたいと思っています。

どうも有難うございました。
お礼が遅くなりましてこと、心よりお詫びを申し上げます。

お礼日時:2012/03/04 19:04

(a)地元で家業を営んでいる。

(麻生元総理など)
地元企業の取締役になったりして報酬の形式で献金を受ける。(非常勤の取締役顧問とか)
銀行は政治家にカネを貸してくれません。政治家というのは選挙で落ちれば一発で「ただの人」になってしまうので信頼度は普通の会社員の方がよほど高いそうです。

(b)ほとんどが選挙と選挙の準備に必要だそうです。
例えば、国会議員が無料のJRパス、航空券(地元との往復用)をもらえるから、交通費が要らなくていいなあ、という人が大勢いますが、これ議員の分しか出ません。秘書の分は議員が自腹で負担するのです。
秘書も、公設秘書が3人まで国がお金を出してくれますが、東京と地元、それぞれにおいて政治家の代理人となって働いてくれるような秘書の分は議員の自腹です。
むしろ形だけの政策秘書なんかよりも、こっちの議員の片腕、分身となってくれるような秘書の方が役に立つし、本当に活動に必要なのだそうです。

公設秘書 = 議員の身内を名義上の公設秘書にしている議員もいるらしい。
例えば、公設秘書の給与なんてのは議員がピンハネして、本人は6割程度しかもらえないなんてのはよくある話。一部の議員は、議員の年老いた母親が公設秘書になっていたりするらしい。これなら全額、わが子である議員に渡しちゃってもだれからも文句来ませんね。

私設秘書 = 東京、地元にそれぞれ何人かいて、文字通り議員の代わりに仕事をやってる。たとえば東京の議員秘書の場合は、議員が忙しいときは議員の代わりに党内の集会に代理参加して仕事を円滑にすすける手助けをしたりする。(さすがに国会の代理出席は不可能だが)
 地元秘書の場合は、それを週末に議員が帰ってくる以外の時間の地元回りはすべて本人の代わりに出席する。(主に冠婚葬祭や陳情受付など)
また地元企業から献金を取りまとめたり、献金パーティーのチケットを売ったりする。(チケットノルマがあるらしい)
議員の金の出し入れを取り仕切り、時にはヤバイ金も扱わなくてはならない。もしそれがもとで議員に類が及びそうな場合は自殺してでも秘密を墓場までもっていく。

議員秘書はハードな知的肉体労働でありこういう人員を雇うにはやはりそれなりの給与(一人年間600万以上ぐらい)は出さなければ議員秘書の仕事は務まらない。(応援してくれる企業に籍を置いてもらって、その企業の社員、という扱いで給与を負担してもらう方法もある)

2.衆議院議員だと選挙資金4億円で落選、5億円で当選、という噂話があるそうです。(自民衆院議員 丸山氏談)


まあ、こんなことばっかりやっていたら、日々本業の政治活動なんてとてもとてもできやしませんな。

この回答への補足

政治の現場にお詳しい方なのですね。とても参考になりました。どうも有難うございました。

補足日時:2012/03/04 19:35
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この回答へのお礼

どうも有難うございます。
御礼が遅くなりましたこと、真に申し訳がございません。

一億円を超えるとは、なんとまあ、個人が持つにしては
巨額のお金が必要なのですね。銀行からお金を借りるのも
簡単ではないのですね。また、秘書の給与も仕事がハードなため、
年に数千万円のお金になりますね。

公設、私設とも秘書の仕事というのは議員にとっては
不可欠のものなのですね。

政策のことも大切ですし、こういうお金のことも、現実の問題として
政治家をしていくうえでとても大切なことだと分かりました。

「地元周り」や「陳情受付け」ということはもちろん、地元のために
役立つことですね。

まだ、政治の勉強をごく少しずつ勉強しているだけで
政治家や秘書の仕事について、学生秘書という制度で
インターンをしたというような経験はできなかったので、
社会人ですがいろいろと勉強をさせて頂いております。

どうも有難うございました。
御礼が遅くなりましたこと、重ねてお詫び申し上げます。

お礼日時:2012/03/04 19:24

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