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ちょっとした余興で

和田アキ子の『あの鐘を鳴らすのはあなた』

クレージーケンバンドバージョン

のベースをやる事になりましたが…


今までコピーしかした事がない私にはベースラインが作れません


なるべく原曲に近い様にと耳コピを試みるんですがベースの音が小さく聞き取りにくいんです。


コードはある程度分かったんですが
何かいい方法ないでしょうか?

教えてください。

A 回答 (1件)

はじめまして。

 ベース暦:約40年、52歳の男性です。
私がベースを始めた頃は、耳コピーしか方法がないので、何回も何回も何回も何回も
聴いて、コピーしました。
ですから、途中で諦めずに「アッ、同じ音だ!」と感じるまで色々なポジションで音を
探してください。

…と言っても、時間もないようなので、以下に解決策を回答してみます。

YOUTUBEで、ケンバンドの「あの鐘を…」をいくつか聞いてみました。


他のファイルも含めて、ベースの音はいずれも普通以上に良く聞こえますよ。
センターで、ボンボン鳴っているのがベースの音です。

まず、この曲(あの鐘を鳴らすのはあなた)の特徴を見てみましょう。
・4部構成(Aメロ・Bメロ・Cメロ・Dメロ)に分かれており、BとDが
 基本的に同じ雰囲気ですね。

 Aメロ  あなたに会えてよかった  あなたには希望のにおいがする
 Bメロ  つまづいて 傷ついて 泣き叫んでも
 Cメロ  さわやかな希望のにおいがする
 Dメロ  街は今 眠りの中  あの鐘を鳴らすのはあなた
      人は皆 悩みの中  あの鐘を鳴らすのはあなた 

・Aメロ(静かなところ)では、ベースは基本的にはオン・コード。
・BメロとDメロ(リズムがアップになるところ)は、ルート音と完全四度下が
 基本的な構成でベースのタッチ(音符)は細かい。

貴殿の質問を読むと「コピーしたことがない」とありますので、ベース経験が
あまり深くはないと思われます。また、「余興で…」となると他のバンドメンバーの
方も上級者ではないと推察します。

これを踏まえると、次のことを考慮する必要がありそうです。
・Aメロのベースラインは、大きな問題はなし。(ボーカルは音程に注意が必要)
・Bメロ・Dメロのルートと完全四度下の細かいタッチは、初心者ではあの感じは
 難しいと思われます。(やろうとしても、恐らくリズムが乱れると思われます)

貴殿の質問に「なるべく原曲に近いように」とありますが、前述の理由から原曲に近い
ベースラインのコピーは避けた方がよろしいかと判断します。

さて、その解決策ですが、貴殿のベーステクニックにもよりますが、
・余興バンドであること
・ベース初心者である(と思われる)こと
・バンド全体として難しいことはできない(と思われる)こと
を踏まえると、「コードのルート音」で四分音符(1小節に1拍が4つ)弾きを基本として、
弾ける範囲で八分音符を混ぜてみたり、完全四度下を混ぜてみたり…がよろしいかと思います。

以下、原曲(ケンバンド・バーション)の雰囲気を基礎に、Bメロ・Dメロの部分のみ、
8分音符とルート音に完全四度下を少々混ぜたものを書いてみます。
Aメロ・Cメロはご自分で探してくださいね。これも練習のウチです。

<凡例> ○:全音符(4拍分)    □:2分音符(2拍分) 
       ■:4分音符(1拍分)  ▲:8分音符(1拍の半分)
<凡例> R:ルート音  P4:ルート音の完全四度下(同じフレットの一つ太い弦の音)
<凡例> ■・:付点4分音符

---------------------------------------------------------------------------
<例1>
|R■ R■ R■ R■ |R■・  R▲  R□ |(全部4分音符)(全部ルート音)
|ボン ボン ボン ボン |ボーン ボ ボーン|という感じです。
---------------------------------------------------------------------------
<例2>
|R■ P4■ R▲R▲ P4▲P4▲| (この繰り返し)
---------------------------------------------------------------------------

 例2は、この曲のサビ(Dメロ)の歌詞と旋律(メロディー)考えた時に、4小節分の頭は
伸ばす音(全音符)、4小節分の後半は細かい音符(8分音符)が多いので、このパターンが
曲(Dメロ)のグルーブ感に合っていると思われます。

私もまだ実際にベースでコピーして弾いていないので、マッチしていない部分もあろうかと
思いますが、頭の中だけで整理して回答してみました。

ベースはバンド全体のリズムの基礎であり、サウンドの基礎、グルーブ感の基礎です。
だから「ベース」と言うのですね。
ベースが乱れたら、バンド全体が全て乱れます。ドラムが少し乱れても、ベースがしっかり
リズムキープしていれば、すぐに元のビートに戻れます。

つまり、ベースはできないことを無理にやって、全体のバランスを崩すくらいなら、シンプル
でも良いので、リズムやコードの基礎を淡々とやった方が結果として上手く行きます。

以上です。 お役に立ったでしょうか?
楽しいBass Lifeを! 余興の成功をお祈りしています。 長文失礼しました。 m(__)m
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