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こんにちは.工学系の学生です.

経済の知識は全く無いに等しいです.
最近,勉強を始めようと思い,下の2つの本を読みました.
・細野真宏:経済のニュースが面白いほどわかる本 日本経済編
・細野真宏:経済のニュースが面白いほどわかる本 世界経済編


次に読むべき本や知っておくべき知識があれば教えてください.

最終的には経済学科の学生と対等に経済を語れるくらいになりたいと思っています.
よろしくお願いします.

A 回答 (5件)

経済学を真剣にやるなら、まずは入門として石川秀樹の『経済学入門塾』の1マクロ,2ミクロ(上級はとりあえずなしで良いかと)、茂木 喜久雄のらくらく経済学入門(マクロミクロ)、伊藤元重の『入門経済学』がお勧めです。



石川秀樹と茂木喜久雄の本は参考書風です。
個人的感想としては、石川はミクロや理論重視で、茂木はマクロと試験重視に感じます。
伊藤元重はWBSなんかにも出ている経済学者で、教科書的です。

スティグリッツなどの本は理論概念にシフトしているので、いきなりはしんどいと思います。

その上で次に学ぶべきものは、
1.スティグリッツやマンキューなどの外国の経済学の本
or
2.経済学史

1.では経済学をもう少し別の論点から解説しています。
日本では、経済学を学派ごと理論ごとに開設する傾向があります。これはサミュエルソンが何十年前に始めたやりかたなのです。
しかし、今のアメリカでは経済の概念をバラバラにした上でそれを再構築することで全ての経済現象を説明していく方式をとっています。
日本式の考え方を学んだ上で、現代アメリカ式の考え方で経済学を学ぶともっと経済の真理が見えてきます。
というわけでおすすめは
・スティグリッツ経済学
・マンキュー経済学

2.では経済学の歴史がわかります。
経済学は技術であると共に思想でもあります。
経済をどのように操作するのかという学問であると共に、経済はどうあるべきかという思想でもあるのです。
時の経済学者たちは現実世界の問題に対して様々な理論や思想を紡ぎあげてきたわけです。
経済学はそういう偉人たちの積み重ねの上に成り立っています。
そこら辺を把握すると、未来の目指すべき道が見えてきます。
例えばリーマンショック時には世界大恐慌の経験と教訓が役に立ちました。
そこら辺は↓にまとめましたので参考にしてください。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7322763.html
http://blog.livedoor.jp/takotubo/archives/505037 …
というわけでおすすめは
・経済学をめぐる巨匠たち(右系自由重視視点)
・経済学の歴史      (左系平等重視視点)
・経済学史講義ノート  (WEBで公開されている。経済と社会と人々の価値観と政治の兼ね合いを重視)
http://yanagi.web.infoseek.co.jp/het05/lecnote20 …
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この回答へのお礼

スティグリッツやマンキューがメジャーどころということですか
経済学史は掘り起こすときりがなさそうなので,20世紀以降を
調べていこうと思います.
懇切丁寧に教えていただきありがとうございます.

お礼日時:2012/04/03 21:26

遠慮しないで、経済学部、経済学科の学生を追い越して下さい。



マルクスの「資本論」です。ひとりで読むのは、つらいでしょう。

http://www.jcp.or.jp/kk_kyousitu/

http://www.jcp.or.jp/kk_kyousitu/#fragment-2

読むなら、新日本出版社の新書版13冊ですね。

13冊目に、走れメロスの原案になった、シラーの戯曲にであったとき、笑いました。

一冊目には、日本のことが、書いてあります。

マルクスも、世界のはての、東洋の日本で、一番たくさんの読者がいることを知ったら、

おもしろがることでしょう。

雑誌「経済」:http://www.shinnihon-net.co.jp/magazine/keizai/
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この回答へのお礼

マルクスはかなり気合がいりそうです
段階を踏んでいつか読んでみたいと思います.
ご回答ありがとうございました.

お礼日時:2012/04/03 21:29

 「経済学の歴史」を知ることから始めるとの方法もあります。


【経済学の歩み】
・『不確実性の時代』
・『経済学の歴史』これは共にジョン・ケネス・ガルブレイスの原著を都留重人(元一橋大学学長)が邦訳したモノです。

【人間と社会の関わり】
・『社会科学入門』(高島善哉)
・『社会科学の方法』(大塚久雄)
・『社会科学における人間』(大塚久雄)
・『アダム・スミス』(水田洋)
・『経済の文明史』
※上記3冊は全て岩波新書で刊行されています。また4冊目は講談社学術文庫、5冊目は筑摩学芸文庫から刊行されています。これらをお読みになった後であれば『ヴェーバーとマルクス』『カール・ポランニー―市場社会・民主主義・人間の自由』も容易に読破することができるはずです。
 

 また20世紀末の80年代後半から2000年代にかけてのグローバリゼーションの持つ問題に関してアントニオ・ネグリとマイケル・ハートの共著『帝国』、エマニュエル・トッドの『帝国以降』、ジョバンニ・アリギの『長い20世紀』、トニージャットの『失われた20世紀』が参考になります。
 何れにしても、「~がわかる」などの読み物よりも本質的な問題に目を向けた書物、最近では『終わりなき危機-君はグローバリゼーションの真実を見たか』などをお読みになることをお奨めします。

【手許に置いて損はないもの】
・経済学辞典…『経済学辞典 第3版』大阪市立大学経済学研究所編集で岩波書店から刊行され、記述には定評があります。
・『大塚久雄著作集』
・『高島善哉著作集』

【お奨めできる経済学者】
・アダム・スミス、カール・マルクス、マックス・ヴェーバー
・ジョン・ケネス・ガルブレイス
・カール・ポランニー
・レスター・サロー
・ジョバンニ・アリギ(本職は社会学です)
・トニー・ジャット(本職は歴史学です)

市場経済や経済格差など個別の問題を扱った書物も数多くありますが、それらも本質的問題があって派生する性質の現象ですから、先ずは経済学の全体像を理解されることをおすすめします。
※アントニオ・ネグリとマイケル・ハートの共著『帝国』は原書でお読みになる方が理解し易いでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど,経済学を学には社会科学も知る必要があるということでしょうか.
なかなか経済学も奥が深そうですね.
大いに参考にさせていただきます.
有難うございます.

お礼日時:2012/04/01 22:43

入り口として面白いのは、『ヤバい経済学』でしょうか。


経済学を社会と結び付けていることなど、経済学って面白いな、と思えますよ。
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この回答へのお礼

アマゾンで説明を見てみました
経済学というよりは行動科学のような印象を受けましたが
面白そうなので読んでみたいです

お礼日時:2012/04/01 22:27

クルーグマンやマンキューのミクロ経済学・マクロ系の基本書を読まれるといいですよ。


それも可能であれば原書で。

読むには微分・積分、確率統計の知識も要りますね。
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この回答へのお礼

基礎知識がついたら原書にもチャレンジしてみたいですね
回答ありがとうございます.

お礼日時:2012/04/01 15:46

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