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ソルやカルカッシ等のエチュード集で学習するさい、1番から順番どうりに進めなければいけませんか?それとも、ランダムでも学習効果は同じでしょうか?近くに教室などもなく、どう学習すればよいのかわかりません。回答よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

ソルやカルカッシ等のエチュード集で学習するさい、1番から順番どうりに進めなければいけませんか?それとも、ランダムでも学習効果は同じでしょうか?近くに教室などもなく、どう学習すればよいのかわかりません。

回答よろしくお願いします。

「カルカッシ25のエチュード」は、1番からやるほうが良いです。
楽器の基本は、「音階」と「アルペジオ」ですが、「カルカッシ25のエチュード」の場合は、カルカッシ自身が「カルカッシギター教本」の副教材として作ったもので、そのあたりが配慮されています。全体としては易しいです。あと「カルの練習曲集」「アグアドの練習曲集」なども易しく、1番から徐々に難しくなる配列になっています。練習曲集ではないですが、右手の訓練で最適なのは「ジュリアーニの120のアルペジオ」です。また、音階練習のバイブルは、「セゴヴィアによる24の音階」です。

ソルのエチュードは、自身の作品としてはいくつかがありますが、有名なのはセゴヴィアが、それらから選択編纂して運指を付けた「ソル20のエチュード」です。これは、難度の順序はあまり考慮されていません。1番などは易しいので最初にやるとして、次には5番、6番、とりわけ有名な「月光」はぜひレパートリーにしたい曲です。だいたい1~10番くらいは難度が低いですが、11番~20番は難しいのが多いです。三度の連続の12番、バレーの連続の16番は有名です。対位法的に作られた20番は、ソルの練習曲の中の最高峰と言われています。
なお、ソルの練習曲は、ショパンのそれと同じで、いわば「練習曲形式」といえる芸術作品で、他の人の練習曲集が、文字どおり指のメカニカルな鍛錬を意識して書かれているのに対し、ソルのそれは芸術性が高く、一流の独奏家が大きなステージでも披露するほどです。いわば音楽表現の練習曲といえましょう。難しいですが、曲の魅力が練習を継続させてくれます。
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この回答へのお礼

ソルのエチュードはいい曲が多いです、確かに。難曲ほど魅力的な曲が多いですよね、ヴィラ・ロボスのエチュードとか。回答、とても参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2012/03/29 19:29

順番通りにやらなくてもいいですが,ランダムというのも意味がありません.


ある程度は難易度とか習熟度が反映された順番なので.
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この回答へのお礼

好きな曲からという練習法はお勧めできないのですね。回答、ありがとうございなした。

お礼日時:2012/03/29 19:14

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