プロが教えるわが家の防犯対策術!

将棋倶楽部24で14級の者です。
以下の棋譜についていくつか質問があります。

先手:相手
後手:自分
▲2六歩 △8四歩 ▲7六歩 △8五歩 ▲7七角 △3四歩
▲8八銀 △3二金 ▲7八金 △4一玉 ▲5八金 △5二金
▲6六歩 △7二銀 ▲6七金右上△8三銀 ▲2五歩 △8四銀
▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △9四歩 ▲6八角 △6四歩
▲3四飛 △6三金 ▲2四飛 △9五銀 ▲7七銀 △6五歩
▲2八飛 △8六歩 ▲同 歩 △6六歩 ▲5六金 △8七歩打
▲9六歩 △6七歩成 ▲同 金 △8八歩成 ▲9五歩 △7八と
▲2四歩打 △6八と ▲同 玉 △7七角成 ▲同 金 △2二歩打
▲2三銀打 △同 歩 ▲同 歩成 △1四角打 ▲3二と △同 角
▲2三金打 △8八銀打 ▲8七金 △9九銀成 ▲3二金 △同 銀
▲2二飛成 △3一銀打 ▲1一龍 △8九成銀 ▲2二歩打 △8八成銀
▲2一歩成 △同 銀 ▲同 龍 △3二金打 ▲4五角打 △6一香打
▲2三銀打 △8七成銀 ▲8五香打 △7二飛 ▲3二銀成 △同 飛
▲2三角打 △2二金打 ▲3二角成 △同 金 ▲7一飛打 △6二金
▲6三歩打 △7七銀打 ▲5八玉 △4二玉 ▲6二歩成 △同 香
▲6一飛成


【質問1】原始棒銀の攻め方
相手が角道を止めたので原始棒銀を使ってみました。
まず銀で8筋を攻めに行って、6筋の歩を突き捨てて、8筋を攻めてる間に角を成り込ませる構想で指し進めました。
しかし、上手く行きませんでした。
どのように攻めたら良かったのでしょうか?

【質問2】横歩を取られた場合
25手目▲3四飛とされましたが、横歩を取られた場合はどうやって対処すれば良いのでしょうか?

【質問3】自陣の駒組み
何故か自陣の中央部分ががら空きになってしまいましたが、どのように駒組みすればがら空きにならずにすんだのでしょうか?

【質問4】その他良くなかった点
その他の部分で良くなかった所はどこでしょうか?

A 回答 (1件)

【回答1】


棒銀はスピードが命ですから、一手でも無駄な手を指すと失敗します。▽4一玉(10)と▽5二金(12)が不要不急の緩手です。10手目は▽7二銀です。▽6四歩~▽6三銀、▽7四歩~▽7三銀の含みもあるので棒銀と決まったわけではない。例えば▽7二銀▲5八金▽9四歩▲6六歩▽8三銀▲6七金右▽8四銀▲6八角▽9五銀▲7七銀▽6四歩▲2五歩▽6五歩▲同歩▽8六歩▲同歩▽同銀▲同銀▽9九角成となれば一応、後手成功です。ただし、これはちょっと話がうますぎで先手が13手目に▲6六歩ではなくて▲2五歩とされるとこうはなりません。例えば13手目から▲2五歩▽3三角▲3三角成▽同金▲7七銀で▽3三金が悪形なので後手面白くありません。この後、▽8三銀▲6六歩▽8四銀▲6七金右▽9五銀▲8八銀で棒銀が捌けないので後手不利です。

どういうことかというと後手急戦棒銀は先手矢倉模様に対する戦法であって角換わり模様で使う戦法ではないということなのです。例えば▲7六歩▽8四歩▲6八銀▽3四歩▲7七銀といったオープニングなら後手急戦棒銀は有力な戦法といえます。しかし本局は先手が矢倉と決まったわけではないので、局面が違うのです。

【回答2】
18手目の▽8四銀では▽3三角と▲2四歩を拒否するところです。ただし、それでも▲6八角▽8四銀▲5六歩▽2二銀▲2四歩▽同歩▲同飛で後手不利です。先手矢倉模様の場合は先手は▲7七銀に2手かけているのに対し、角換わり模様の場合は▲8八銀の1手しか指してないので手数が違います。
将棋はお互いに一手づつしか指せないゲームです。先手が一手の無駄もないのに、後手だけが無駄手を指していれば先手が勝つのが道理なのです。

【回答3】
棒銀は右銀が遠征している関係で、どうしても自陣が手薄くなります。それは仕方がないことです。棒銀はスピードが命です。駒組に手をかけている暇はないし、中途半端に手をいれたところで意味がない。棒銀は駒組をする戦法ではありません。攻めるは守るなり。自陣の隙をつかれない内に攻めまくる戦法なのです。いわば攻め100%の戦法です。守りを考えるようになったら、すなわち棒銀の失敗を意味するのです。

【回答4】
32手目は▽2三歩と受けておくところです。いくら攻め100%といって最低限の受けは必要です。▲2四歩と垂れ歩の手筋で攻められると▲2三歩成で将棋が終わってしまう。ここにと金をつくられてしまうと▽4一玉がわざわざ危険地帯に近づいたお手伝いの一手になってしまいます。▽2三歩と一旦謝っておけば、後手にも十分チャンスがある局面のように見えます。▲6五歩だと▽8六歩▲同歩▽同銀▲同銀▽9九角成ですから、先手の受け方が難しい。▲8八銀だと▽6六歩▲5六金▽6七歩成▲同金▽8八角成で後手必勝です。これは角が飛車の横利きを止めているので先手最悪。▲8八銀▽6六歩▲7七金右▽8六歩▲同歩▽同銀▲同金▽6七歩成▲同金▽8八角成も後手必勝。じゃ先手はどうやって受ければ良いのでしょうか。

実は先手が横歩を取ってくれたお蔭で、後手は大分助けられています。▽5二金が▽6三金とすることで飛車の横利きが3二まで通るので反ってありがたい。先手は横歩と取った分だけ余計な手数をかけているので、間に合わない筈の後手の攻めが間に合ってしまうのです。横歩を取ったのは反って5二の金を働かせてしまったということなのです。

だから32手目は▽2三歩でしたね。何度でもいいます。将棋はお互い一手づつしか指せないのです。
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この回答へのお礼

棒銀は無駄な手は極力省かなければいけなかったのですね。
14手目に銀を動かす時に「試しに棒銀を使ってみようかなぁ~」と思って棒銀にしてみたのですが、関係無い手を指した時点で棒銀にすることは出来なかったのですね。
無駄手はなるべく指さないように気を付けているつもりなのですが、なかなか無駄が無くならないです。
無駄手が減るように何度も何度も練習してみます。

回答有り難うございました。

お礼日時:2012/04/02 22:47

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