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三相交流工場側供給電圧でS相の電圧が3V程あるのですが、これは正常でしょうか。又正常値の許容値は何Vでしょうか。

A 回答 (1件)

どういった状態で測定されているのかが記載されていませんので、推測でお答えいたします。


まず、負荷が停止状態で電位差3Vであれば、どこかで漏電していると思われますので、直ちに調査してください。
次に負荷が稼動状態で測定したのであれば、3V位は出る可能性があります。
これについてはご説明したします。

中性線がB種接地工事を施しているといっても、そこには抵抗があります。
電力会社によって違いはあると思いますが、一般的に1線地絡電流は3A以下になるように設定されているそうです。
ここからB種接地抵抗を計算すると、
 Eb = 150 / 3
  = 50 (Ω)以下
D種接地は100Ω以下なので、B種とD種接地が別々の接地極である場合、それぞれを合計して一本にすると、
 Ebd = 50 + 100
  = 150 (Ω)
なので、変圧器から電動機までの接地線は、最大150Ωの抵抗がある事になります。

仮に、負荷電流100AがCV38sq-3cの100mに流れているとします。
CVの抵抗値は0.311(Ω/km)なので100mでは0.03(Ω)になります。
その線と接地線は並列に繋がっていると考えてよいので、接地線150Ωに流れる電流は、
 Ie = 100 ・ 0.03 / (0.03 + 150)
  = 0.02 (A)
故に電圧は、
 Ve = 0.02 ・ 150
  = 3.0 (V)
という事で、3V位の電位差は出る計算になります。
接地抵抗が、もっと良い場合やもっと負荷電流が多い場合などは、もっと電位差が出る計算になります。
ただ、これらが回路として成り立っているわけではないので、余分な消費電力としては算出されないと思います。
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