映画のエンドロール観る派?観ない派?

ヨハネによる福音書の19章25節の記述についてです。
手元にある聖書には、

「さて、イエスの十字架のそばには、イエスの母と、母の姉妹と、クロパの妻マリヤと、マグダラのマリヤとが、いた」

とあります。

「Now there stood by the cross of Jesus His mother, and His mother's sister, Mary the wife of Clopas, and Mary Magdalene.」

まず「母の姉妹」とありますが、英語では単数ですから「姉妹」ではまぎらわしいように思えます。

次に、和訳では(姉妹を単数とみなして)、イエスのそばには「4人の女性」がいるというふうに読めます。
「イエスの母」と「母の姉妹」と「クロパの妻マリヤ」と「マグダラのマリヤ」というように「と」でつなげれば「4人」いるとしか読めません。

英文の「and」の付け方を見ると、「母の姉妹」と「クロパの妻マリヤ」とが同格のように読め、とすればここには「3人(のマリヤ)」がいると思われるのです。

この場面には何人の女性がいるのでしょうか。

質問するカテゴリーがなく、「歴史」において質問してみました。
宜しくお願いします。

A 回答 (8件)

http://www.newadvent.org/cathen/09748b.htm

ここでは 母の姉妹=クロパの妻マリア としているようです
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AA% …
こっちでも 断定している

http://www.newadvent.org/bible/joh002.htm
After this, he went down to Capharnaum, he and his mother and his brethren and his disciples: and they remained there not many days.

12節とか見ても and を 抜くようなことはしていないですね。
たぶん 原点である ギリシャ語が
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3% …
かなり 屈折語なのに対して ゆるい英語に翻訳すると and が頻発するんじぁないかと

ルターのドイツ語訳だと
http://de.wikisource.org/wiki/Lutherbibel/Johann …

Es stund aber bey dem creutz Jhesu, seyne muter, vnd seyner mutter swester Maria Cleopas weyb vnd Maria Magdalene,

vnd が現代ドイツ語の und 英語の and なので 三人みたいですね
ドイツ語のほうが屈折語として英語よりきっちりしていて、ルターはたしか学者としてきっちりしているから きっちり訳出しているかと
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この回答へのお礼

ルターのドイツ語訳が参考になりました。
カンマなしですから明快そのものです(英語も明快といえば明快ですが)。

ほかのサイトはどういうわけかブロックされていて開けませんでした。

姉妹そろって「マリア」というのがちょっと腑に落ちませんが。
もしかして義理の「姉妹」かもしれんません。

英語としては、曖ながらも誤解の余地がないのでしょうが、
日本語としては4人に読めてしまうというのが疑問の始まりでした。

お手数かけて恐縮です。

お礼日時:2012/04/14 12:12

親切にandが文章を分けてくれるので、紛らわしく思う必要はありません。

                                                                                                          「今やイエスの十字架の側には主の母親と叔母、クロバの妻マリアとマクダラのマリアが立ていた。」                                                                                                                                                  andによる区きりによってイエスキリストの叔母はクロアの妻マリアです。別人ならば、そこにもandが入らなければなりません。                                                                                                                             従って、3人です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
日本語訳はどうしてこうも曖昧なのでしょうかね。

お礼日時:2012/04/15 06:49

姉妹そろって「マリア」というのがちょっと腑に落ちませんが。


もしかして義理の「姉妹」かもしれんません。


従姉妹ならなんの問題もない
http://tokyo.catholic.jp/cgi-bin/MT/archives/200 …

アラム語では 兄弟 と 従兄弟 は同じ単語をつかうから、イエスの弟ヤコブは、イエスの従兄弟であるという解釈をしています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%82%B3% …

ヤコブの存在は、結構な宗教上の問題なので、当時のアラム語あるいはユダヤ人の親族呼称問題として検討されているようです。

http://en.wikipedia.org/wiki/Julio-Claudian_dyna …
同時代のユリウス氏族では、ユリアがゴロゴロしているので、日本人が思うほど変じゃないみたい。


時代は全然違うが
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%A41 …

ルイ14世の子供には マリア だらけ ルイだらけ
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この回答へのお礼

たいへん参考になりました。
ご教授に深謝いたします。
アメリカでは親子が同名(父も子もヘンリー)が法律で許されているということは、
同名にしたいという感情やら渇望やらがあるのでしょう。
父と子とが同名というのは日本人からは不思議な感じがします。

お礼日時:2012/04/15 06:53

http://en.wikipedia.org/wiki/Mary_of_Clopas

ここにしか出てこないので、三人かもしれないし四人かもしれない
というようなことらしい

上記の説明では、姉妹で マリーが二人いるにもかかわらず 聖母マリアの姉妹に別のマリアを想定している説もあるとしています。

確かに、中東では姉妹と従姉妹は同じ単語で、同時代のローマでは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%AA% …

ユリウス氏族の娘は 全部ユリア

1910年版では
http://bible.salterrae.net/raguet/html/john.html
其母と母の姉妹、即ちクレオファの[妻]マリアと
というように、母の姉妹にしてクレオファの妻
という解釈をしています。


http://www.saintdunstan.org.uk/section/18

三人です
上記ページの 13番
女性は三人しかいません。
http://www.flickr.com/photos/40937690@N07/385867 …
この像では 三人が全員マリアだから意味があるような解釈ですね

http://www.flickr.com/photos/40937690@N07/385867 …

http://www.pitts.emory.edu/woodcuts/1853BiblD/00 …
これだと 四人
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
いきなり「ガルバッジオ」の絵を紹介していただき驚愕しました。
やはりこの場面は山場なんですね。
次の十字架前の「3人の女」の彫像写真にも仰天しました。
フロイトに、男は生涯に「3人の女」と出会うという論文があるのを思い出しました。

お礼日時:2012/04/14 12:24

ここに出ているのは、4人ですよ(^-^)/




・英語では単数ですから「姉妹」ではまぎらわしいように思えます

sisterだけでは姉か妹か判然しないから姉妹で
いいのです


マリアというのは、非常にありふれた名前なので、
同時に何人か登場しても不思議でないですが\(^^;).
でも、日本でも
イチロー君という人の兄弟も
またイチローくんというのは、
あまりないように
聖母マリヤの姉か妹にあたる人の名が同じマリヤとは
あまり考えられません。
ですからクロパの妻マリヤが聖母マリヤの姉妹ということは
ありそうにないです。

ですから
三人のマリヤ、と聖母マリヤの姉妹にあたる女性
四人の女性が いるのです
※これはたいていの新約聖書釈義学書でも通説です
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
英語の「and」に疑問の余地があるように思われます。
「通説」があるとは知りませんでした。

お礼日時:2012/04/13 15:18

カテゴリー違いです。

歴史とは関係ありません。原文に当たってください。英語の聖書も日本語の聖書もどこかの誰かが手分けして翻訳したものに過ぎません。誰が適切な翻訳ができなかったとしても、それはむしろ当たり前です。翻訳者は人間であって神ではない。新約聖書の原文はヘブライ語でしょうか。詳しくは知らないけど。言葉の意味にそこまでこだわるというならヘブライ語の新約聖書に当たってください。英語や日本語の単語の解釈にとらわれるのは時間の無駄、愚の骨頂。
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この回答へのお礼

恐縮です。

お礼日時:2012/04/13 12:01

こんにちわ



そうですね、英文の流れからすると、「母の姉妹」と「クロバの妻マリヤ」は同格に思えますね。

ただ、聖書はヘブライ語から、英文に訳されたわけですから、原文を読めないと、本当のところは
わかりませんね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2012/04/13 12:02

 こんにちは。



 まずお手元にある聖書は何訳でしょうか。初めて見る文章です。

 従来、プロテスタントで一般的であった口語訳聖書1954年訳では次のようになっています。
「さて、イエスの十字架のそばには、イエスの母と、母の姉妹と、クロパの妻マリヤと、マグダラのマリヤとが、たたずんでいた。」・・4人以上いるように読めますね。

 これの翻訳の元になったのは American Standard Version(ASV)(1901年版)です。
「 But there were standing by the cross of Jesus his mother, and his mother’s sister, Mary the wife of Clopas, and Mary Magdalene. 」

 次にもっとも日本で新しい聖書は、1987年に刊行されました「新共同訳聖書」です。これはカトリック、プロテスタント、英国国教会の関係者が共同で翻訳にあたったものです。
 それまでカトリックでは「イエズス」プロテスタントでは「イエス」と表記されていたものを「イエス」に統一するなど、特に「固有人名の統一」で大幅な歩み寄りが各宗派間で行われました。たぶん礼拝ではこの聖書が一般的使われているはずです。

 この聖書ではその部分はこうなっています。
「イエスの十字架のそばには、その母と母の姉妹、クロパの妻マリアとマグダラのマリアとが立っていた」
とありますのでやはり4人以上いるように読めます。この新共同訳の底本は「ギリシア語新約聖書(修正第三版)となっています。


 元々新約聖書はギリシャ語で書かれていますのが、それが英訳された段階で微妙にニュアンスが違う版画出来てしまいます。従ってわたしはギリシャ語聖書からの直接翻訳が一番原典に近いのではないかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
翻訳につぐ翻訳の翻訳ですから、隔靴掻痒という感じですね。

私の手許にあるのは、

日本国際ギデオン協会による「新約聖書」(英和二語併記)です。

どうも「ここには3人のマリア」がいるようです。
英語を素直に読めば「同格」です。

英語を併記している以上、英語に倣うべき箇所のように思えます。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/04/13 12:12

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