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頸肩腕症候群に悩んでいます。原因はキーボードの叩き過ぎです。
整形外科で病名が分かりました。自分でも判っていましたが。
リハビリは整骨院の方がよい……と医者(整形外科の医者でなく)いわれ、通院中です。
指圧15分+電気15分+超音波(頸に)2分。ほぼ毎日通院しています。
痛みのひどいのは肩甲骨の内側(脊椎との間)、肩、腕の肘から下です。
指圧は結構きついのですが、これって正解な治療法ですか?
ご経験のある方教えて下さい。整骨院では言われませんが、ウォーキング+ストレッチ
など「体操」はやってます。
仲々痛みが引かずチョット困ってます。
当方72歳・男性です。

A 回答 (1件)

>指圧は結構きついのですが、これって正解な治療法ですか?



いえ根本的に違います。整骨院を勧めたのは何科の医師ですか?多分何もわかっていないのです。整骨院(接骨院も同じ)とはケガを専門に治療する施設です。ケガも打撲、捻挫、挫傷に限られております。当然頸肩腕症候群はケガではありませんので、整骨院は本当の専門ではありません。


肩腕肘は痛いですか?
どのような痛みですか?
痺れではありませんか?

お歳から考えても頸肩腕ではない可能性もあると思います。もう一度違う整形外科に行かれてみてはいかがでしょうか?そこでもやはり同じ診断結果なら、鍼灸をお勧めいたします。

鍼は治療の持続効果も長いので、週一回ほどの施術でも十分効果を出せます。病院の治療(お薬、リハビリ)との相乗効果も望めますので、病院の治療と並行して行うようにしましょう。また鍼とは揉んだり、押したり、捻ったりはしないので実は体に一番やさしい治療方法になります。ただ、中にはマッサージや整体のようなことをしたがる施術者もいますから、病院で病名を言われた、骨や椎間板に異状がある、といわれた方は治療の前にしっかり伝えておきましょう。


枕も非常に重要ですのでご説明します。枕とは医学的に見て結構重要なアイテムで、けしておろそかには出来ません。ですから当然選ぶ時も正しい知識を持って、じっくり選ぶ必要があります。これを誤れば、寝違い、慢性的な肩コリはもちろんですが、変形性頚椎症など、頚椎の退行変性を早めてしまう可能性が非常に高いわけです。 「全身性の疾患の原因に成りうる」 と説く医師もいるほどです。百貨店や枕専門店にいる自称専門家の言うことは真に受けない方がいいと思います。他人にアドバイスするためには解剖学や臨床学などの幅広い専門的知識を要します。しかし現実は、自称 専門家の医学の素人が、製造や販売にかかわっているので多くの枕難民が出るのだと思います。例えばある(自称)枕専門店のサイトでは 「枕が 肩口に当たるように深く頭を乗せましょう。それが正しい当て方です」 と紹介していますがこれは間違いです。このような医学的知識がない自称 専門家の方たちが、巷には沢山いますので十分に注意されてください。

枕の当て方の話に戻りますが、上記の枕の当て方では首が下から持ち上げられる結果になります。この状態では頚椎は前に膨らむようにカーブしてしまいます。頚椎には全身に行く神経の束、脳に行く動脈などがあります。この状態はそれらの走行を妨げる結果になります。例えば頚を上げるような高所の作業 は、短時間でも辛いですし、長く続ければ手の痺れ、立眩みなど起こりえます。きっとご経験している方も多いと思います。ここまで極端ではなくても、似たような状況を作り上げる結果になっています。前置きが長くなりましたが、正しい枕の当て方は、頭だけをちょこんと乗せる感じです。

素人枕専門家は 「頚椎のカーブに沿った枕が良い」 とよく言いますが、これも先ほどの説明とよく似た状況になります。波型やまん中が凹んでいるなど何か形がついている枕は絶対に選んではいけません。枕とは毎日何時間も頭を支えるものですから、その影響もとても大きなものになります。枕なし、低すぎる枕でも全く同じような状況になりますので注意が必要です。

では 「最適な枕とは?」 ですね。枕の選びの条件は以下のとおりになります。

・少し厚みがあるもの
・波型など形がついていないもの
・頭の重みで形が変わるもの
・寝て気持ちがいいもの

高さの簡単な目安は横向きに寝たときに、頭が真っ直ぐになる高さ(上がったり、下がったりしないもの)がいいとされています。素材は個人的にそば殻が優秀だと思っています。低反発や高反発は避けたほうが良いかもしれません。しかしどんな素材でも経年のへたりが出てきます。数年おきに新しいもの大事なことです。

正しい枕に慣れていないうちは痛みやコリ、不快感が出るかもしれません。正しい枕、正しい使用方法に慣れると いうことも重要になってきます。


長文、乱文失礼しました。ご参考になれば幸いです。お大事にどうぞ。
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この回答へのお礼

ご丁寧に分かり易く、大変参考になりました。
やはり、整形からやり直した方がよさそうです。
ご教示に従います。

お礼日時:2012/04/30 21:20

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