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現行の自動車のバッテリーは12Vですが、
今後、車の電動化の進行に伴い、バッテリーも高電圧化するという話を聞きました。

ここで疑問なのですが、電動化に対応するなら、
電圧値ではなくバッテリーの出力(W)をあげる必要があるのではないのでしょうか?

具体的には、
(1)12V-1000W → 24V-1000W
とするのではなく、
(2)12V-1000W → 12V-2000W
とした方がより多くの電気部品を使えるようになるのではないのでしょうか?

電気について初心者なため、的外れな質問をしているかもしれませんが、
ご教授お願いいたします。

A 回答 (11件中1~10件)

#4です。


>もう一点疑問なのですが、電圧を上げたところで、車で使用できる電気の総量は変わらないということでいいのでしょうか?
●車で使用できる電気の総量はバッテリー容量によって決まってきます。
バッテリー容量はJISでは「5時間率容量(Ah)容量の1/5の電流を放電し(25℃)、10.2Vまで放電できる時間と電流の積」とされています。
つまり30Ahのバッテリーなら6Aの電流を5時間流せると考えます。消費電力量に換算すると6A×12V×5h=360Wh(0.36kWh)となります。
バッテリーを2個直列(24Vに)すれば、720Whとなります。
このように、車で使用できる電力量はバッテリー容量によって決まってきます。

>12V-1000Wから24V-1000Wにしても、使用できる電力総量はともに1000Wなので、どちらもそれ以上の電気の使用できず・・・・
●WとWhの概念が混在しているように思えます。
12V-1000Wと24V-1000Wではいずれも1000Wですから出力(仕事率)は同じです(電圧が違うだけ)。
Wは仕事率、Whは仕事量(エネルギー量)の単位です。W数に時間を掛けると仕事量になります。

>車内での使用電気総量を増やすには電力を上げなければならないのでは? と考えてしまいます。
●質問の意味が分かりにくいのですが、多くのエネルギーを消費する(供給できるようにする)にはそれなりにバッテリー容量を増やさねばなりません。そのためにはバッテリーの高電圧化が必要になります。
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この回答へのお礼

ていねいなご回答まことにありがとうございます。
バッテリー容量はAhであらわすのですね。

電力一定ならば、電圧が変化しても使用できる電力量は一定なので高電圧化によるメリットは薄いということでいいでしょうか?

お礼日時:2012/06/22 14:03

おお、まだやっていた。



まず電力と電力量は別です。取り出せる出力と
バッテリーの「もち」は別なのです。お分かりでしょうか。

また 12V で 2kW は厳しいです。電池も含めた総抵抗値が
0.1Ωでも 1.44KW です。

#普通の銅線なら数メートルでNG

もっと高い電圧でないと大きな
パワーは取り出せません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
バッテリー性能には出力と持久力があり、持久力をあげるには電圧を上げて容量を増やす必要があるというこですね。

材料の抵抗による制限のことは考えておりませんでした。

お礼日時:2012/06/29 08:45

#7です。


>電力一定ならば、電圧が変化しても使用できる電力量は一定なので高電圧化によるメリットは薄いということでいいでしょうか?
●「電圧が変化しても使用できる電力量は一定なので」までは、まあいいとしても後半の文言はダメです。
電圧が違っても電力(電力量ではない)が変わらないのであれば馬力は同じです。
でも高電圧化の目的はバッテリー容量を上げるための手段とお考えください。
それと電流が少なくて済みますから電線の銅量も少なくて済み、第一モーターが大きく重くならずに済みます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

高圧化によって容量を増やし、使用電気量をふやすことができるのですね。

お礼日時:2012/06/29 08:31

>12V-1000Wから24V-1000Wにしても、使用できる電力総量は


>ともに1000Wなので、どちらもそれ以上の電気の使用できず、
>車内での使用電気総量を増やすには電力を上げなければならないのでは? 
>と考えてしまいます。

う、電力量と電力の区別がついていないみたいですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

電力が同じならば、電力量も同等なので、使用可能エネルギーは同じなのではないかと考えました。

お礼日時:2012/06/22 13:47

高電圧の方が楽に高出力を取り出せるので


用途に応じて必要な電圧が使われているのだと思います。

ガソリンの普通車でも 24V仕様のものはけっこうあります。
セルモータに必要な電圧が不足するためでしょう。

従来からある電動機付きの機器(フォークリフト等)は既に
48, 72, 96V のバッテリーが使われています。

最新の電気自動車のバッテリーは数百ボルトですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

電気自動車は数百V-数千Wのバッテリーみたいですね。

お礼日時:2012/06/22 13:48

電力というのは電圧と電流の積であることは理解されていますね。

では、電力を供給する電線やモーターのコイルなどのことは考えて見ましたか。同じ1000Wでも12Vでは83.3Aの電流が流れ、100Vなら10Aですみます。電線やコイルなどの導体の太さは電圧とは無関係に電流で決まりますので、低い電圧のままで大きな電力を扱おうとするととんでもなく太い電線が必要になります。これはモーターの内部のコイルについても同じですので、ものすごく太いコイルを巻くことになりますので、モーターの小型化も難しいでしょう。制御系統の半導体にしても1000V程度までので電圧であればむやみに大電流を扱うより電圧を上げて電流を抑えたほうがやりやすいんです。


(1)にある例では電流が半分になっているということですから、容量が半分の12Vバッテリーを2つ直列使用した場合がこれにあたりますので、状況としては同じですね。

(2)にある例では(1)の例のバッテリーを2つ並列にした場合と考えてよいでしょう。この場合は2つを直列にして24Vとしても同じ電力が得られます。そして、24Vとしたほうが電流の値は1/2になるため電線の太さは1/2で同じ電力を使えるということになります。取り扱える電力は同じですが、重量という点だけ見ても24Vのほうが軽くなることは判るでしょう。モーターなどの器機の内部の回路も同じですから配線のみではなくそれらもあわせるとだいぶ差が出るでしょう。現実に電気自動車やハイブリッドカーなどの駆動回路の電圧は数100Vの電圧を使っています。同じ事を12Vでやろうとすると電線の太さが10数倍から20数倍の太さになりますし、モーターの内部のコイルの太さも同じです。モーターを制御する回路の端子や内部の半導体などについても小型化は難しくなります。12Vのままで同じ出力を得ようとすると数千アンペア・数万アンペアなどというとんでもない電流を扱うことになり、その電流の流れる回路すべてをそれに耐えるだけの断面積を持つ導体でつなぐ必要があるということです。一方電圧を高くした場合はずっと細い電線などでよいことになりますし、数百ボルト程度であれば電圧に対しての絶縁も特に難しいものではなく、半導体などの耐電圧にしても既存のもので十分です。実際に電気で動いている電車なども高い電圧を使用しています。首都圏などの通勤電車の多くは直流1500Vを使用していますし、郊外の交流区間では20000Vを新幹線などは25000Vという高い電圧を使っています。もしこれを100V程度の低い電圧でやろうとすると、電車に電気を供給する架線はとんでもなく太くなり、パンタグラフで接触する程度では電流を流す面積が足りないため、電車の屋根じゅうに山ほどパンタグラフをつけなければならなくなるでしょう。

電力が電圧x電流であり、電線などの導体の太さは電流に依存するということがあるので、低い電圧で大電流というにはあまり利口なやり方ではないのです。同じ電力を扱うのであれば制御系等や送電系統が許す限り高い電圧で扱ったほうが小型軽量化が可能なのです。


おまけ

電線についてですが、電線に流せる電流というのは電線の断面積にほぼ比例するのですが、断面積以外にも表皮効果という現象があり電流が大きくなり断面積が増えてくると結構問題になるのです。表皮効果とは電線の表面の部分に比べ中心部分では電流が流れにくくなるという現象です。これは倍の電流を流すためには倍の断面積の電線ではダメということを意味していて、電流が大きくなり電線の太さが太くなるほど顕著に現れます。同じワット数のモーターに電力を供給する際に電圧に10倍の差があると電線の太さは10倍以上の差がつくということです。

じっさいに、電池ではありませんが家庭や工場などに電力を供給する送電線を考えてみてください。あの電線には数万ボルトもの高い電圧がかかっていますが、もしこれを100Vや200Vなどの低いでんあつで送るとなる直径数メートルなどというとんでもない太さの電線が必要になり、とても鉄塔につるすことなどできなくなりますし、電線の材料である銅の量もとんでもないことになりものすごく高価なものになってしまいますね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

高電力量を扱うには、高電圧化したほうが効率がよういということですね。

お礼日時:2012/06/22 14:17

大型のトラックやバスのバッテリーは24ボルトですよ。



>12V-1000W → 24V-1000W
>12V-1000W → 12V-2000W
この場合、24V-2000W と 12V-2000W を比べなければなりません。

同じワット数ならば、電圧が高いほうが必要な電流が少なくて済みます。
電流が少なければ、電線の太さを細くする事が出来て重量が軽くなります。

電力の送電が交流で行われているのと同じ理由です。
http://www.megaegg.ne.jp/~denki-hiroshima/mameti …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

ワット数が同じ時は高電圧が有利なのですね。

お礼日時:2012/06/22 14:18

結論から言うと、EVの場合はそのバッテリー容量をあげるには電圧を高くするのが一番手っ取り早いです。



ご質問のワット数のことについてですが、負荷を大きく(W数を大きく)する場合に電圧を上げるのか電流を増やすかのいずれかになりますが、電流を増やすためには電線を太くしなければならず、また電線の発熱ロスも生じることから、電圧を上げる方がいいのです。
電線を太くすることは、モーターも嵩高くなることにもつながり、銅量が増えて高価なものとなります。
送電線で超高電圧に昇圧しているのはこれがため(電流を小さく抑え銅損を減らし、同時に銅量を少なくする)です。

それとは別に、バッテリーの容量を増やすには、これもまた電圧を上げることになります。
分かりやすい例えで説明しますと、バッテリーは並列に使用することは循環電流(電圧の不均衡によりバッテリー間で電流が流れる)の問題があって、実務では禁止事項です。したがって直列に接続することによってバッテリー容量を上げます。
12Vを維持するために図体のでっかいバッテリーを作ってもよいのですが、それだと高価なものとなりますからね。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

発電ロスを抑えるために高電圧化しているのですね。
もう一点疑問なのですが、電圧を上げたところで、車で使用できる電気の総量は変わらないということでいいのでしょうか?

12V-1000Wから24V-1000Wにしても、使用できる電力総量はともに1000Wなので、どちらもそれ以上の電気の使用できず、車内での使用電気総量を増やすには電力を上げなければならないのでは? と考えてしまいます。

補足日時:2012/06/19 16:12
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 電気自動車ではモータは電圧は1200V、電流100A即ち12万W規模の電力


が必要になります。
 現行の12Vバッテリーから昇圧回路により電力を供給しようとすると、電流は
少なくとも 1万A(変換効率100%で) 以上にもなってしまいます。この電流を
流す銅線の抵抗を非常に小さくしなければならなくなります。結果として電線を
太くしなければならなくなり、重量がメチャクチャ重くなってしまいます。
 現在、業界ではバッテリー電圧の48V化への標準化の話があるようです。電圧が
現行の4倍になれば、電流は1/4で済みますので、必要な銅線の断面積も1/4
で済みます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

高電圧化はコスト削減のためということですね。

お礼日時:2012/06/22 13:45

そんな話どこで聞いてきたのでしょう


私は知らないけど
制御系の電圧を変える事は考えられません
すべてのパーツの変更が求められるので現実的では有りません

考えられる物として
電気自動車の動力としてのバッテリーなら高電圧化は考えられますね

元の記述か記事か知りませんがもう一度見直してくださいな

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

バッテリーについて調べていたところ、高電圧化かの記事が数点あったので質問いたしまた。
(古い記事ですが下記URLなどです。
http://www.tdk.co.jp/techmag/salon/car/spe031001 …
高電圧化という考え方がある、程度で実際には実用化には程遠い感じなのでしょうか?
これまでの12V用部品が使えなくなるというデメリット以上のメリットが何かあるのでしょうか?

補足日時:2012/06/19 15:53
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