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こんにちは、
手元に、10年以上前に作成された放射線同位元素の一覧表があります。そこには、3Hから256Fmまで、載っております。
一例
原子番号 放射線同位元素の種類  限度(μCi/cm^3)
96       248Cm                5*10^(-13)

以下を教えてください。
1.現在、単位は Bqで表されますが、3Hから256Fmまで、(Bq /cm^3)で表された一覧表はないでしょうか?換算すれば、差異が生じる可能性があるので、HPで入手出来る一覧表がほしいです。無ければ、本等の文献でも結構です。
2.この限度の意味は、何でしょうか?これ以上の値であると、人体に対して危険という意味でしょうか?
3.下記を見ると、現在は 濃度 (Bq/g)になっているような気もします。今はBq /cm^3は使用されないのでしょうか?
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S47/S47F04101000 …

A 回答 (1件)

放射線施設で管理をしております。


勤務して10年以上になりますが、法令での放射性物質の定義についてBq /cm^3で書かれたものは見たことがありません。
ひょっとして、排気中や排水中の濃度限度ではないですか?

電離則のもととなっているのは、放射線障害防止法ですので、こちらの数量告示の単位などの変更が昭和63年です。
昭和63年の変更前にはremやCiが使用されていたと聞いておりますので、その時の空気中もしくは排水中の濃度限度かと思います。
また、濃度等についても、核種ごとではなく、放射性物質を1~4群に分けて、その群よる換算、規制でしたので、それ以前は放射性物質ごとの記載はなかったと記憶しております。

ですので、申し訳ないですが1については文献も含め見つけられませんでした。

2については、事業所からの排水、排気中へ放出する場合、それ以下にして放出なさいという意味合いかと思います。事業所での使用可能な核種が複数であれば、比の合計が1以下になるようになさいということになります。
ちなみに、事業所の境界部分で1mSv/y以下になるように

3については放射性物質の法令定義ですので、濃度と数量の両方が超える場合には、放射性物質として取り扱えという意味ですね。ですので、単位としては、BqとBq/gとなっています。
少なくとも、自分が勤務してからは、また、昭和63年の告示変更以降は濃度についてはBq/g以外の記載は見たことはありません。

ちなみに、電離則は厚生労働省の管轄ですが、その法令のデータの元となっているのは放射線障害防止法で、こちらは文科省の管轄です。
参考URLとして、数量告示を記載しておきます。
こちらはの別表第2が求めてらっしゃるデータに近いかと思いますので、ご確認ください。

参考URL(数量告示(正式な告示名は「放射線を放出する同位元素の数量等を定める件(平成十二年科学技術庁告示第五号)」))
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/a …

不足等があれば追記いたします。
参考になりましたら幸いです。
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この回答へのお礼

お返事有難うございます。

>放射線施設で管理をしております。
原子力やRIのことは、ほとんど知りません。
非常に助かりました。

>電離則のもととなっているのは、放射線障害防止法ですので、こちらの数量告示の単位などの変更が昭和63年です。
了解致しました。この資料は、24年以上近く前のものなのですね。

>勤務して10年以上になりますが、法令での放射性物質の定義についてBq /cm^3で書かれたものは見たことがありません。
ご教示頂いた資料の別表第2(第7条、第14条及び第19条関係)の第4、5,6欄は、Bq /cm^3です。

>多分、この部分が、相当すると思います。3については放射性物質の法令定義ですので、濃度と数量の両方が超える場合には、放射性物質として取り扱えという意味ですね。ですので、単位としては、BqとBq/gとなっています。
了解致しました。

お礼日時:2012/06/26 20:19

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