1つだけ過去を変えられるとしたら?

21 june 2012 ネイチャーの記事です。

(1)their disease is of unusual severity,
これらの疾患は異常な重篤性を持つ。
と訳したのですがそもも is のあとにofがくるとついていないのとついているのとではどういう訳の差がでるのでしょうか。

(2)the HA type is used in the viral nomenclature, together with the other influenza surface glycoprotein involved, a neuraminidase.
HA型はウイルス命名法で用いられ、ほかのインフルエンザ表面糖タンパク関与を備えた受容体破壊酵素である。

と訳してみましたが訳にまったく自信がありません。


(3)It is possible that the change in receptor binding from Siaα2,3, which is present on alveolar epithelial cells in ferret and human lungs, to Siaα2,6,found on cells of the upper respiratory tract, may change the virus from one that causes alveolar infection, likely to result in more severe disease, to one targeting the upper airways, which is associated with milder symptoms.
これはSiaα2,3から受容体結合の変化をする可能性があり、Siaα2,3とはヒトとフェレットの肺胞上皮細胞に存在し、上気道管の細胞において発見され、これは肺胞性疾患を引き起こす原因の一つのウイルスへと変化する可能性があり、さらに重篤な疾患を生じる原因となり、中度の患者に付随して上部気道付近をひとつの標的とする細胞である。
と訳してみましたがまったくわかりませんでした。

(4)suggesting that opportunities exist for the viruses to combine in these animals.
これらの哺乳類における組み合わせたウイルスが存在する機会を示唆している。
opportunities exist と to combine がどう訳せばいいのかわかりません。

(5)Although the other three mutations have only very rarely been seen in H5N1 isolates from the field, mutations in HA that change the virus from binding Siaα2,3 to binding both Siaα2,3 and Siaα2,6 have been reported in both birds and humans.

ほかの3つの変異はこの領域からH5N1として単利された非常に珍しいものではあるが、Siaα2,3かrSiaα2,3と2,6の結合までのウイルス変化をするHAの変異は鳥とヒトの両方で報告されている。
とやくしましたがいかがでしょうか。

(6)and help to select virus strains against which pre-pandemic vaccines should be generated.
そして、大流行前に産生されなけrばならないワクチンに対するウイルス菌株を選別する手助けをする。

でいいのでしょうか。

A 回答 (1件)

>(1)their disease is of unusual severity,


>これらの疾患は異常な重篤性を持つ。

「彼ら(鳥インフルエンザ感染者)の疾病は、尋常ではない重篤性という特徴があり、」
 of [名詞]で「の(特徴が)ある」の用法です。名詞を形容詞的にしてofの前の名詞を形容したり、この例のように補語にできます。of抜きとの差は微妙ですが、be unusually severeに近い感じです。

>(2)the HA type is used in the viral nomenclature, together with the other influenza surface glycoprotein involved, a neuraminidase.

「HA型というのは、ウイルス分類に用いられる術語で、ノイラミニダーゼ(糖質分解酵素の一種)といったインフルエンザウイルス表面の糖タンパク質名を付加して用いられる。」

 要は、インフルエンザウイルスには命名規則があるということで、その簡単な説明です。

>(3)It is possible that the change in receptor binding from Siaα2,3, which is present on alveolar epithelial cells in ferret and human lungs, to Siaα2,6,found on cells of the upper respiratory tract, may change the virus from one that causes alveolar infection, likely to result in more severe disease, to one targeting the upper airways, which is associated with milder symptoms.

「受容体結合における変化は肺胞上皮細胞にあるSiaα2と3から、上気道の細胞にあるSiaα2と6にまで至るのだが、その変化により、おおむね重篤な症状を示す肺胞性感染症を引き起こすウイルスを、より軽い症状の感染症をを上気道で起こすウイルスに変えている可能性がある。」

 receptor bindingでの何らかの変化が、ウイルスの性質を変えて、害を抑えているのかもしれない、ということみたいです。

>(4)suggesting that opportunities exist for the viruses to combine in these animals.

「(そのことが)示唆するのは、これらの動物の体内に、そうしたウイルスの交配がある可能性である。」

 分詞構文らしいので、そのつもりで訳してみました。主語は、この分詞構文のはずです。
 ウイルスに交配は不向きな語ですが、どうも複数のウイルスがcombineするとなると、雌雄の親から遺伝子を受け継いだ子孫が新しい形質を得るような、そういうことを言っていそうな気がしましたので。質問者様で、ご斟酌をお願いします。

>(5)Although the other three mutations have only very rarely been seen in H5N1 isolates from the field, mutations in HA that change the virus from binding Siaα2,3 to binding both Siaα2,3 and Siaα2,6 have been reported in both birds and humans.

「他の三つの突然変異は、通常の活動領域から隔離されたH5N1には滅多に見られないにも関わらず、HA型ウイルスの突然変異は、Siaα2と3の結合から始まって、Siaα2と3及びSiaα2と6の結合に至るまでの間に、ウイルス自身を変化させている。そうしたことがトリとヒトの両方で繰り返し起こっていることが報告されている。」

 H5N1ウイルスだけだと、突然変異は起こらないのに、トリとヒトを介すると、どんどん突然変異を起こすといったことかと思います。

>(6)and help to select virus strains against which pre-pandemic vaccines should be generated.

「そして、(危険な)ウイルス株を選定して、その爆発的流行を抑えるべく、(対応)ワクチンの製造に寄与する。」

 たぶん、症状が重くて感染力の高いウイルスを早期に見つけるか、突然変異を先読みするかして、ワクチンを作るということかと思います。ワクチンは効果のあるウイルスが決まっていますので。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速のお返事誠にありがとうございます。

活動領域から隔離されたH5N1では何も起こらないのに宿主が定まると爆発的な変異能力で増殖していくインフルエンザの怖さだとかを述べている文章だったのですね。
from to の間に文章が入ってそれぞれのfromの修飾、そしてtoの修飾をしているのだということも丁寧に教えてくださった日本語訳から解釈することが出来ました。
of は名詞的ようほうで特徴があることを示す時に使うのですね。

本当にいつも信じられない程の早いレスポンスをしてくださるのに丁寧にご指導までしてくださり本当にありがとうございます。

お礼日時:2012/07/31 18:30

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!