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私は尊敬語についてあまり理解ができていません。
そして質問です。


「尊敬の助動詞」というものがあるのですが、これがあるのに、
「尊敬語の特定形」というのがなぜ存在するのか、教えてください。


する ⇒ 尊敬語の特定形で 「なさる」
見る ⇒ 尊敬語の特定形で「ご覧になる」


等、特定形はいくつかあるのですが、これらは

する⇒尊敬の助動詞で「される」
見る⇒尊敬の助動詞で「見られる」


と、両方尊敬語としてあるのですが、何か違いや意味があるのでしょうか?
ぜひ教えてください。

A 回答 (4件)

 敬意のレベルが違う、と考えましょう。

意味は同じです。

 尊敬語には3つのレベルがあると考えてください。
レベル1 「せる・させる」を動詞に付ける
レベル2 「お~になる」で動詞をはさむ
レベル3 動詞を特別なものに換える(特定形)
1→3の順に、敬意が強くなっていきます。

 敬意は、その動詞を言うときの手間のかかり方による、と言えます。
 「せる・させる」を付けるだけなら一手間ですみます。はさむ方法は、「お」を頭に付けるのと「になる」をあとに付けるのの二手間かかります。手間をかけて言うぶん、敬意も強いと言えます。別な動詞に換えるのは、その特定の動詞を覚えておかなくてはならず、ものすごい手間です。相手の動作のために、ものすごい手間をかけるところが強い敬意の表れなのです。

 これらを相手によって使い分けられるようになれば、日本語話者として一応の合格です。がんばりましょう。
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例文


社長は8月29日ロンドンから帰られます。という受け身の形の敬語よりも

社長は8月29日ロンドンからお帰りになります。お、ご+動詞+になります。
の方が社長に対する敬意の程度が高い丁寧な言い方となっています。

ただ言葉としては聞き取りやすい言いやすいという事も、
大切ですから無理しなくてもいいと思います。
例文
先生はどこで電車を降りられますか?
先生はどこで電車をお降りになりますか?
降りられますかの方が言いやすいし聞き取りやすいと思います。
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難しい問題ですね。

テストに出ないなら、スルーしたいところでしょう。

出された例題を逆にするとわかりすいかもしれません。

(1)
する⇒尊敬の助動詞で「される」
見る⇒尊敬の助動詞で「見られる」

(2)
する ⇒ 尊敬語の特定形で 「なさる」
見る ⇒ 尊敬語の特定形で「ご覧になる」

(1)
尊敬語には二つの語形があります。

(1)お・ご(動詞)になる
例)お話になる・お読みになる、など
(2)(動詞)れる・られる
例)話される・読まれる、など
※「される」については、助動詞の「使役」に「れる」をつけると尊敬語になるというちょっと変わった表現です。さらにサ変なのでやっかいですね。

(2)
(1)とはまったく違い、言葉そのものが変わってしまうもの。まさしく特定形ですね覚えるしかないというか…英語の不規則動詞と同じで理由などなく、覚えるしかないと思ってしまえば割り切れるのではないでしょうか。ほかにも「召し上がる」「おっしゃる」などがありますね。

ちなみに尊敬語は相手を立て、敬意を表す表現です。ですので自分や身内の人間には使いません。
逆に謙譲語は相手を立てるために自分を一段下げて表現する言葉です。

社会に出て敬語がきちんと話せない人は実際かなりいるのですが、誰も指摘してくれません。恥をかいてしまうこともありますので、日ごろから機会があれば、先生との会話などで練習しておくと良いでしょう。大変だと思いますが、がんばってください。
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    見られる、は尊敬語と、受け身とが同じになりますから、前者を特定形にして誤解を避ける、いわゆる「同音衝突」(下記)を避けるためでしょう。


    http://c-faculty.chuo-u.ac.jp/~rhotta/course/200 …

     多くの場合よく使う言葉には「特定形」がおおい(なぜ herself なのに hisself とは言わないかなど)と言うこともあるでしょう。見る、行く、来る、居る、言う、などに特定形があるのはそのためでもあります。
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