アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

塩を含む溶液では、誘電率が高くなるのは何故ですか?
どなたかご存知の方がいらっしゃったら教えてください
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

塩を含む水溶液では、誘電率が低くなるのがふつうなので、水分子は関係ないですね。


http://arxiv.org/abs/1208.5169v1

有機溶媒に塩を溶かしたときに誘電率が高くなるのは、
Peiming Wang, Andrzej Anderko
"Computation of dielectric constants of solvent mixtures and electrolyte solutions"
Fluid Phase Equilibria 186 (2001) 103-122.
http://downloads.olisystems.com/ResourceCD/Mixed …
によると、溶けたイオンがイオン対をつくって、そのイオン対の双極子モーメントがすっごく大きいから、らしいです。

あと、電解コンデンサの誘電体は酸化金属被膜なので、電解液の誘電率は関係ないです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

有機溶媒の場合も教えていただきありがとうございました
溶けたイオンがイオン対をつくって、そのイオン対の双極子モーメントがすっごく大きいからなんですね
初めて知りました!!!

お礼日時:2012/09/08 11:04

導体の場合はあまり誘電率を考えることはないのですが・・


 誘電率とは、電圧をかけたとき、その電荷に対してその空間にどの程度の電荷が誘導されるかを真空に比較した数値です。
 たとえば、水は電荷をかけられると水分子の分極に従って水分子が方向を変えるため、水で満たされた空間の両側に電荷が現れます。正の電極に対してそれに接する水の表面には負の電荷が現れます。水はとても大きく分極しているため大きな誘電率を示します。
 もし水の中にイオンが存在するとイオンはそれぞれの電荷にしたがって、その対極の電極に移動しますから、水分子だけよりも大きな電荷が観察されます。
 これを利用したものが電解コンデンサーです。電解コンデンサ ( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3% … )
    • good
    • 1
この回答へのお礼

溶液に塩を入れたときに大きな電荷が観測される理由がわかりました
ありがとうございました

お礼日時:2012/09/08 11:07

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!