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尖閣諸島の領土問題で揺れてますが、中国人はなぜ、ここまで反日感情を起すのに、イギリスとの戦いのアヘン戦争には関して、反英感情を出さないかとうのが、私には不思議です。香港も返還はされたが、100年もイギリスの統治下だったはずです。この頃の時代は勉強不足で、知識があまりありません。帝国主義の時代の植民地化政策により富国強兵というのが、この時代の特徴と思いますが、なぜ、イギリスを許し、日本を許さないのか?国内の不満を外国に向けさせ、国民のガス抜きをするというのは、過去から、いずれの国の政府の常套手段と思いますが、イギリス政府の政策で、なにが中国人と和解する決め手となったのでしょう。回答をお待ちしております。

A 回答 (5件)

私には全然不思議じゃない。

アヘン戦争はお花畑の日本人が考えるような戦争では全く無い。

アヘン戦争の時代、清の船は帆船です。風が吹かないと動かない。それに対して、イギリスの軍艦は最新鋭の蒸気船です。産業革命の成果である蒸気機関を動力として自由自在に動きます。帆船と蒸気船では全く勝負にもならずに、あっという間に清の船団は壊滅してしまったのです。戦争ではなくてイギリス海軍が実力の違いを見せ付けたデモンストレーションに近い。イギリス軍艦は清の港湾を地方巡業で回っただけで内陸部には全く進出していない。当然です。イギリス軍艦は最新鋭でも人数は至って少ない。賢いイギリス人は中国の人海戦術と勝負するのでなくヒット&アウェイで清の港湾を砲撃して清朝を屈服させれば目標達成なのです。それだけです。総力戦でもなければ国民戦でもないんです。長州藩と米英仏蘭が戦った下関戦争に近い。下関戦争は攘夷をかかげて長州藩が関門海峡を通る列強の商船に砲撃を加えたのに対し、4カ国連合軍が反撃して長州藩の砲台を占拠したといったことです。戦争したのは長州藩だけですから、他の藩には全く関係がない。それで日本人がイギリス人を恨んだかといえば全然そんなことはない。あの長州でも歯が立たなかったのか。それじゃ攘夷なんて、とても無理だと悟っただけです。アヘン戦争でも同じです。広大な中国の大多数も同じです。あの清朝でも歯が立たなかったのか。それじゃアヘン禁輸なんて、とても無理だと悟っただけです。

そもそもアヘンの密輸とは、イギリス人の商人と漢人の商人が清朝の禁制を無視して、アヘンの取引をしていたといったことなのです。中国国内でアヘンを売りさばいて暴利を貪ったのは漢人の商人なのです。イギリス人は港まで運んだだけです。商人というのは儲けになれば親だって売ります。同じ漢人がアヘン中毒になろうが、そんなの知ったことではない。

漢人の商人にすれば恨むのはアヘン取引を禁止しようとする清朝政府の方であって、イギリスを恨む理由など全くないのです。アヘン戦争の10年後の1850年に太平天国の乱が起こって、清朝は鎮圧に14年もかかった。鎮圧というより太平天国が列強を敵に回して、内部分裂して自壊していったというのが実態でしたが。いずれにせよ清の内部はまったくばらばらでまとまりがありません。

アヘン戦争というのは長い間、中国を統治していた満州族が弱体化していたという事実を露呈した最初の事件というだけなのです。それが中国史におけるアヘン戦争の意義です。

許すも許さないもない。イギリスは条約に基づいて香港を租借して統治していた。条約に基づいて約束どおり香港を返還した。許すも許さないもない話です。賃貸マンションの一室を借りて返した。それだけの話です。漢人は、無法者の漢人を統治できるのであればモンゴル族の統治だろうと満州族の統治だろうとイギリス人の統治だろうと喜んで受け入れるのです。それが中国4000年の歴史です。

日本に話を向ければ、日本は中国を統治しなかった。もうアヘン戦争の頃から100年近く経っていて中国人に民族意識も育っています。アヘン戦争、アロー戦争、清仏戦争、日清戦争、義和団事件と清朝は連戦連敗で誇り高い漢人の民族意識を傷つけます。負けるたびに列強から賠償金を課され増税される。ついに清朝は漢人に見放されて辛亥革命が起きます。孫文が発明したのが中国人という概念です。もう漢人や満州族という時代じゃない。俺たちは中国人なんだという民族意識は孫文が提唱した概念なのです。

日本は中国を統治しなかった。日本がしたことは在中日本人の治安を守ろうとして軍を導入しただけです。その時代は国共内戦の時代でもあった。地主を支持基盤とする国民党と小作人を支持基盤とする中国共産党は絶対的に対立しました。相容れない土地政策は妥協を許さなかった。国共内戦は国民党が優勢で、中国共産党は壊滅寸前にまで追い詰められた。その中国共産党が復活するための起死回生の戦略が日本軍を大陸奥地にまで引きずり込んで国民党軍と戦わせて、中国共産党叩きに向けられた国民党軍の矛先を日本軍に向けさせることだったのです。日本はそういう構図を見抜けずに泥沼に巻き込まれてしまった。

戦後の第二次国共内戦に勝利して中華人民共和国を建国した中国共産党が人民に洗脳したのは、中国共産党が国民党を打倒し、地主の支配から小作人を解放した救世主で、悪の日本軍の侵略から中国人民を解放したのは国民党ではなく中国共産党なのだという神話でありました。

それは全くの御伽噺であって、余りにも事実と違っていますが、そういう神話を無知蒙昧な中国人民は信じてしまったのです。辛亥革命から戦後までの30年余は中国人民にとっては途端の苦しみの地獄のような時代だったからです。帝国主義だの植民地化政策だの、全部中国共産党が自作自演、自画自賛で創作した虚構です。現実にはそんなものは存在しない。中国人民だけでなく、お花畑の現代日本人も中国共産党に洗脳されて反日感情を植えつけられている。

日本もイギリスと同様に許されなければならないことは何もしていない。話は逆です。日本軍は在中日本人に対して虐殺・放火・破壊・陵辱・略奪を働く中国暴民に対処しようとして泥沼にはまっただけです。国民党政府は中国暴民を取り締まるどころか、逆に反日テロをそそのかす始末でしたから。

今日の反日暴動を見ればわかるでしょう。あれが中国暴民という動物です。70年前、80年前となればどれだけ酷いことを中国暴民が在中日本人にしてきたか想像がつかないでしょうか。

中国人民は文明化したとはいっても、中国共産党の簡体字創案・教育からまだたったの50年しか経っていないのです。中国人民が文字を読めるようになってからまだたったの50年しか経っていないのです。逆に言えば、中国人は繁体字で書かれた戦前の文章を全く読めません。

それは日本人も同じです。日本は戦後の国語改革によって歴史的仮名遣いを現代仮名づかいに改め、旧字体を新字体に改め、当用漢字を制定して教える文字数も減らした。その結果、現代日本人は戦前の新聞すら読むことができなくなってしまった。

中国人も日本人も戦前の歴史を知りません。中国人も日本人も中国共産党の創作した御伽噺に洗脳されているのです。

そういう日本人にいったい何から教えればよいというのか。(了)
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この回答へのお礼

ここまで、私の知らなかった、視点からの回答感謝してます。孫文が中国人という民族精神を芽生えさせたことで、アヘン戦争と日中戦争は、分けて考えるべきとわかりました。私がこの質問をした趣旨は、果たして歴史というものは、時間が経てば風化して忘れ去られるものかということです。尖閣問題も日中関係の悪化の懸念から棚上げされ続けましたが、やはり、戦争に実際に関わった、もう御高齢の方々が生きている間に解決させねばならない問題と、この回答を読んで私は思いました。そのような、方々が亡くなって、まだ反日教育が引き継がれ、引き続き問題が解決されないのなら、ますます、問題解決は難しくなると考えます。回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/09/17 12:47

既出回答が、論理的理由にならない説明しているのが滑稽かつ当人の民度が知りたいもんだねぇ



>イギリスとの戦いのアヘン戦争には関して、反英感情を出さないかとうのが、私には不思議です。香港も返還はされたが、100年もイギリスの統治下だったはずです。この頃の時代は勉強不足で、知識があまりありません。
帝国主義の時代の植民地化政策により富国強兵というのが、この時代の特徴と思いますが、なぜ、イギリスを許し、日本を許さないのか?

別に英国を許したわけでもないっしょ?

そもそも、許した事実があるの?これは是非回答してほしい。あるの?

この部類の質問者は、さも許したような認識を疑わないでしょ?ここらが考える上で根本的に間違いの原因なんだよね
『戦後ドイツは周辺国には許された』みたいな言い方するけど、そんな証拠もないようにね・・幻想・妄想を前提にしちゃうんだよね・・戦後賠償関係は

まぁ、とりあえず、許した事実の有無はしっかり確認してね。

既にアヘン戦争当時の人民がいないから風化するのは道理だし、大東亜戦争は生存者いるって相違も当然あるでしょ?


ちなみにさ・・・これも世界史の一定の知識があれば分かることなんだけどね

日本の植民地統治は、面的制圧。列強の植民地政策は、点・線の制圧

当然支配され・抑圧される人民の数が違うでしょ?
解りやすく言えば、列強は、主要拠点だけ支配。日本は大義名分から面的制圧で統治する人民も多くなる

支配される人民の数が多くなれば、必然的に不満は大きくなるでしょ?
ここらの列強支配と大日本帝国支配の相違性を想記できないのが多いんだよねぇ

まぁ、『皇民化政策』みたいに植民地の人間を人として統治しようとしたことが間違いとする皮肉もあるだろうね
列強みたいな人じゃなくて、奴隷みたいに統治できれば合理的だった


>国内の不満を外国に向けさせ、国民のガス抜きをするというのは、過去から、いずれの国の政府の常套手段と思いますが、イギリス政府の政策で、なにが中国人と和解する決め手となったのでしょう。回答をお待ちしております。

政府レベルでは社会インフラ投資とかあるでしょ?
和解するも英国植民地支配なんてそれを被った中国人の数が痴れてる
マイノリティの声が聞こえてこないだけの話
もっといえば、日本の支配が下手だったから、英国の方がマシだと思えるだけだろうね
『植民地統治されるにも列強よりはマシなはずだ!』と期待しちゃったから、その反動だろうね


ちなみに、中国と英国の関係は、冷戦構造時期は最悪だった
特にチベットを巡る問題では、反英思想があったし、孫文の時代はそういう活動が結構あったんだけどね
中国の共産主義は、抗日運動の過程で成長したわけだが、孫文を受け継ぐ中華民国の民主主義思想は、英仏の帝国主義へのアンチテーゼがある


凄く賢くなれる考えを教えてあげよう

反日思想の源泉ってのは、中国の国内格差が根底にある
簡単にいえば、日系企業がある地域は富むが、ない地域は貧乏。支援がある地域は富むが支援がない地域は貧乏
貧乏な人間は、『日本が金を落とさないから、貧乏だ!』と思えてしまう
教育で反日を刷り込まれても、日本企業に世話になっていれば、反日思想は必然的に希薄になる
ODAの類が反日思想の種を蒔いているわけだ・・この類の話は、昔から指摘されているんだが、一向に、国内格差を思慮した開発援助が出来ないという現実
未だに帝国主義思想排除の中国において、”帝国主義時代の英国を許した”なんてのは妄想だよ

第二次湾岸(イラク)戦争い英米が積極参画した時には、中国国内インテリは抗議運動して、アヘン戦争を持ち出したしね

知られてないだけだろうし、知ろうとしてないんじゃないかな?根本的に

まぁ、今じゃ、英国は、ウイグル・チベットの中国の領有の正当性を追認しているし、独自の距離感で外交しているからね

ちなみにね・・現代の英国人の半分以上が”アヘン戦争を過ち”だと認識しているし、そういう教育やってるんだよね
しかも、高等教育になるほど英国議会の退廃ぶりとセットで教える。
過去の事件として処分できるからこそ、自己批判できるんだろうね
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この回答へのお礼

Stresemanさんの意見はいつも勉強になります。しかし、私の想像ですが、アヘン戦争が、清という、満州の女真族の制服王朝に行なわれ、結果として、戦争により弱体化され清は滅亡に向かったことから、漢民族からは歴史的に歓迎される行為と見られているものと推測しますが、いかがですか?しかし、現在の中国人が、数々の征服王朝による支配から、純粋な漢民族とはいるか?という疑問も。

お礼日時:2012/09/17 12:11

イギリスとは仲良しですよ


香港もイギリスの統治下の時代でも行き来は可能でしたし
イギリスは香港におけるあるていどの権限も中国側に認めてました
だからイギリスとは仲良しです
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この回答へのお礼

回答ありがとう。しかし本当にすべての中国人はイギリスに対して、歴史的にすべて水に流しているのでしょうか?もし、中国がイギリスとは友好国であるのなら、イギリスの当時の対中外交政策などが知りたいです。

お礼日時:2012/09/17 11:56

カイロ会談でもおわかりだと思いますが、第2次世界大戦の連合国ですから。

そして香港を繁栄させてくれましたから。でも香港返還交渉は大分揉めたんですよ。台湾は50年日本の統治下にありましたが、反日の人が少ないのは、インフラを日本が整備してくれて残してくれたからですよ。日本は日清戦争に勝って初めて中国と対等になりました。その後50年の対策が間違いだったのだと思います。半島の国の人達は神功皇后の時代(三韓征伐)から日本に苦しめ(白村江の戦い、秀吉の朝鮮征伐、日韓併合)られましたから、反日感情が特にすごいんですね。話は逸れましたが、アヘン戦争後に失った領土はほとんど取り返した国ですよ。台湾が戻れば尖閣諸島は日本のでいいと言うと思います。
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この回答へのお礼

こんなに早く回答が来るとは思いませんでした。とにかくこの時代は、日本も含めて東洋は西洋の帝国主義の植民地化をいかに防ぐかに躍起になっていたと考えております。反日感情を煽らないことを望みますが、日本も帝国主義の渦に巻き込まれて、日本の植民地化阻止の政策を行い、結果として、このような過去の歴史を作ったことが考えられます。現在、オリンピックなどを見るに、世界の国民が自分の祖国のこと、自己のルーツをたどるというナショナリズムに目覚め、良い面はありますが、帝国主義化するのを私は危惧しております。もう少し他の方の意見も聞きたいので、ベストアンサーはしばらくお待ちください。

お礼日時:2012/09/17 11:12

別に理由なんて無いよ


鄧小平の気まぐれの思想教育から来るものでそれ以前は反日感情なんてそれほどなかったんですから。
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この回答へのお礼

どんどん、回答が寄せられ私も勉強になっています。日本が滅亡した清ではなく、現在も存在する、中国や台湾の蒋介石や毛沢東と戦ったことから、強い反日感情が芽生え、いまだに強いと考えてます。他の人の意見も参考にして、再投稿をお願いします。

お礼日時:2012/09/17 11:47

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