天使と悪魔選手権

表題の通り、古典文法の品詞分解の問題で、
動詞+使役の助動詞の場合と、1単語の使役動詞である場合の区別についての質問です。

学校で学ぶ古典文法の範囲では、
使役の助動詞「す」は、四段ナ変ラ変動詞の未然形に接続し、
「さす」は、それ以外の動詞の未然形に接続するというルールがあります。

したがって、
「見す」「着す」の場合は、「見/さす」「着/さす」との比較で、前者は1単語の動詞、後者は動詞+助動詞と判断しなければならないのはわかります。

しかし、
「驚かす」「騒がす」「散らす」「悩ます」の場合は、
上記接続のルールだけ考えれば、四段活用の未然形+助動詞と考えて不都合は生じません。
それなのに、
辞書ではそれぞれ1単語の動詞と説明されています。

それならば、
「養は/す」「泣か/す」などの場合も、1単語の動詞と判断しない根拠はどういうことなのでしょうか?

意味の面に踏み込んで考えるべき問題だろうと思いはするのですが、
考えがまとまりません。

ご存じの方、推測でもよいのでアイデアのある方、ご教示いただければ幸いです。

A 回答 (1件)

納得いかない類のものは、元々存在した言葉で、規則正しいものは~させるといった形で言うために(「規則」に則って)作った言葉なのでは?

つまり当て字が読めないのと同じ悩みではないでしょうか?
    • good
    • 1
この回答へのお礼

解答ありがとうございました。

元々存在したことばというのがヒントになり、解決できました。

納得できなかったものは、「す」がある形でも四段活用の動詞で、
助動詞「す」がついたのであれば、下二段型の活用になるはずでした。

そもそもの質問が的を射ていなかったわけですが、
とにかく解決のヒントを与えていただきありがとうございました。

お礼日時:2012/09/28 17:32

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


おすすめ情報