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Cubase LE5を使用してドラムの打ち込み行った際に、再生しても音が出ない症状についてです。

オーディオインターフェイスは、TASCAMのUS-122MKII使用しています。
・cubaseデバイス設定
・VSTコネクション
上記2点についてはUS-122MKIIに設定しており、実際にギターの録音や再生に関しては問題がない状態になっています。

しかし、インストゥルメンタルトラックのHALion Oneでドラムの打ち込みをGM Mapを使って行った際に、再生しても音が出ないのです。
メーターが動かないことから、打ち込みのMain Mixの出力自体が行われていないようなのです。

いくつかサイト検索をして、ドラムマップ設定からチャンネルを10チャンネルからすべてに変更したり、
ドラムマップ設定から出力未接続だったのを、Microsoft GS Wavetable Synthに変えてみたりしたのですが、
全く改善されません。

インターフェイスの方は、ギターの録音や再生に関して問題がない状態であることから特に問題がないかと思うので、
設定に関してご存知の方おられましたら、是非よろしくおねがいします。

DTM初心者なので、出来るだけわかりやすく書いていただけると幸いです(^_^;)

A 回答 (1件)

こんばんは。

演奏歴26年、制作歴16年のヤマハ出身者です。

ドラムマップ(GM Map)の仕組みを少し説明したいと思います。

 ドラムの打込みというのは、通常キーエディタかドラムエディタ、あるいはビートデザイナーなどで行います。例えば、バスドラムの音はC1だということは、GM規格で決まっています。ですので、C1のノートを入力すると、バスドラの音が鳴ります。

 しかし、シンセサイザーやVSTiの中には、GM規格に対応していない物も沢山あって、例えば音源Aというシンセのバスドラの音はC2です、という状況が出てくる訳です。

 ここで、制作の1例を見てみましょう。例えば、GM規格のシンセを使って、リズムトラックを作りました。当然バスドラの音はC1ですので、C1のノートを入力してあります。しかし、後になってやっぱり音源Aの音に差し替えたいということになりました。すると、音源Aのバスドラの音はC2ですから、音が鳴らない、ということになりますね。

 そこで、ドラムマップが登場するわけです。

 ドラムマップというのは、一言で言うならば「翻訳家」です。
GM規格のバスドラの音はC1。音源Aのバスドラの音はC2。そこで、Cubaseと音源Aの間にドラムマップが入り込んで、「C1⇒C2」というように翻訳してくれるわけです。これで、GM規格のシンセから音源Aに切り替えても、無事にバスドラの音がなるわけです。

 では、何をどういう風に翻訳するのか、というのが、ドラムマップ設定です。

 まず、左下の出力は、外部シンセを使う場合の物です。HALion Oneを使う場合は、未接続でOKです。

 右の表ですが、まず一番上に、「C1」「Bass Drum」とあります。これがGM規格ですね。その右に行くと、入力ノートと出力ノートがあります。GM Mapを使うのであれば、入力ノートはデフォルトのままでよいですね。出力ノートは、HALion Oneのバスドラの音のノートを記入します。これで、C1を入力するとバスドラの音が鳴るようになります。
 その右、チャンネルの部分は、インストゥルメントトラックを使用しているなら、必ず1(あるいは「すべて」)になっていなければなりません。その右の出力は、「トラック」(「未接続」を選択)にします。
 その右の音符を表示は、譜面を表示する、あるいは譜面で入力する場合に、どこに表記するかを設定するところです。その右の符頭の形状は、譜面上にどの音符マークで表記するかですね。

 この流れで、全ての音の設定を行います。


 上記をきちんと設定すれば、音はなるはずです。
 逆に、あらかじめHALion Oneを使うとわかっているなら、ドラムマップを使用するのはあまりお勧めしません。とんでもなく手間な上にトラブル処理が大変です。ただ、譜面を書くとなると、別ですが。
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