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IPS細胞研究がどんなに発展しても医療に大金を払えない大多数の庶民にはまったく関係ないのに何でマスコミはIPS細胞関連のニュースばかりやるんでしょうか?

A 回答 (9件)

まあ、技術的な発展によって日本の技術に可能性があるからですよ。


これが、日本で発展し、世界に先駆けて特許を大量に取得すれば、日本全体の産業が潤うことに繋がる可能性もあります。IPS細胞を生産する工場もできるかもしれない。そこには、研究員でなくとも、工場になれば品質管理の管理者と、製造の働き手がいればよいですから、多くの雇用も生み出せるかもしれません。

いわゆる、その恩恵を受けることが出来るというのが、たいていの報道かもしれませんが(私は、テレビなどのメディアはせいぜい新聞を読む程度であまり見ないので分かりませんが)、むしろその恩恵というのは経済力や技術力に対する評価が高まることへの期待であり、使えることへの期待を示すものとは言い切れません。


まあ、他の方が言うように、そのうちに庶民のものになるからでしょう。今の医療制度が続けられればという条件は付きますが・・・。(個人的には、このままだと制度も持たないと私は思っていますけど)

基本的に、技術が確立される過程では、まず動物実験そして、年単位で臨床試験(基本的にはお金は国や財団補助)が行われます。臨床の過程では、危険性を伴いますが、データを取るなどの条件によって、その医療の一部または全額が免除されることがあります。

そして、最終的に厚労省の認可を受けて医療制度に組み込まれます。これは、よほど大きな枠組みでの保険制度や医療制度が必要なら、2年に一度の大規模な制度改定に合わせて、一般層での適用が行われるのです。

尚、その技術が保険制度があるなしに関わらず安くなるかどうかは、医療においては難しいところです。例えば、病気の治療という面で言えば、風邪薬一つをとってみても、診療点数はそうそう簡単には下がりません。ジェネリックを除けば新薬にある段階で変わる物もありますし、抗生物質などに至っては、年々効かないものも増加しており、それに対処する薬が必要となります。
システムのランクアップとともに、下の品物は安くなりますが、個人開業医ならともかく、高度救命救急や総合病院は、利益をある程度維持するために、そのトレードオフをチェックし、少しずつシステムやハードも診療点数が高くなるものに置き換えています。

即ち、病院で風邪薬をもらっても、去年と今年で極端に安くなるかというと、そうとも言えないのです。ジェネリック医薬品が使われない限り・・・。まあ、診療所だと元々それが言葉として言われる前から使っているケースもありますからね。

そう考えると、医療の値段というのは、実をいうと他の商品とは違い簡単に実用化=値下げというわけには行かないのが現実です。ただし、日本に限れば高額医療制度や保健医療制度によって、その負担がその制度の範疇にさえ入れば、打ち止めになるというだけの話なのです。
まあ、今は保健医療制度が破綻一直線の方向で、使われているため、厚労省主導で下げ圧力が強まっていますけどね。


個人的には、ニュースで上げる価値というのは、どちらかというと産業としての価値です。しかし、それでは堅く、多くの人は興味を示さないはずですから、将来こういうことが身近になると述べる方が、分かりやすく、見栄えも評価も良くなります。
尚、この技術がある程度確立されるのは、早くて2020年頃ではないかと思います。今のままの投資レベルで順調だと。

遅ければ、30年経過してもむずかしいかもしれない。これは、ガンの特効薬が生まれないのと同じで、ガンの場合は、当初はある程度技術が確立されれば簡単だと言われていました。

しかし、特定の条件で特定のガンの進行を抑えられるケースはあっても、どのガンでも効果的にという方法は、今のところ見つかっていません。これは、人の遺伝子が変異しているためで、それを殺すと言うことは、人の細胞を殺すも同じだからです。

エイズも2000年代前半までに特効薬を開発するとしていましたが、未だに特効薬はありません。まあ、がんと違うのは、押さえ込むことが出来る薬があることでしょう。
理論上は、60年以上の単位で見ると、その薬を飲み続ければ、完治するとされる薬もあります。ただし、たいていの場合は先に寿命が尽きます。
即ち、特効薬ではありません。

これを、読んでどう思いますか?技術的にIPSに投資するなど価値がない。今まで通りの研究でいいじゃないか?テレビでそんなに取り上げるなと思いますか?

だとしたら、それ自体が問題なのです。現実は確かに厳しいものですが、それを述べたら技術など確立できません。技術をいち早く発展させるには多くの人が、知恵を出す必要があります。即ち、研究開発が衰退すれば、技術が確立されるのも遅くなるのです。そこで、夢を語るような話題にするのです。

むしろ、明るい話題で盛り上げた方が、技術開発はより早く楽しく進みます。
特に、質問者様のような人もいるでしょうが、年少者や、多少興味はあるが、あまり調べないような人ほどそれに夢をふくらませるようになります。
そうすると、そこから将来の研究者や研究にお金を出してくれる人が出てきます。

それで、さらに研究が進みます。
これは、悪いことではない。もしかすると、5年後に確立され、10年後に医療制度に組み込まれれば、個人の負担額は最小で医療を受けられるかもしれません。

今は、少し混沌とした時代ですから、社会という見方で長期的に捉えると、質問者様のような意見があってもおかしくはないと思います。
個人的には、皆がそういう視点になるのは、勘弁して欲しいですけどね。今以上に世が暗くなりますから。

私は、否定でも肯定でも頼まれるなら、どちらの立場でも、話をするための情報を集めますし、知っていれば両方の立場を語るでしょう。ただ、マスコミという立場なら、旬な話題を旬にして報道しているというだけです。それは、いつの時代も変わりません。あとは、それに辟易するか、それとも楽しく自然に見るかの違いです。

楽しくないのであれば、見ないことです。
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 「庶民」に関係ある話題と言えば、隣の兄ちゃんに彼女ができたとか、うちのお姉ちゃんがダイエットに失敗して激太りしたとか、そんな話題を望んでおられるということでしょうか?ニュースとはそもそも庶民とは別の場所で起こっているからこそ、ニュースになり得るのだと思います。



 最初は高額の医療費がかかるかも知れませんが、軌道に乗りだしたら庶民でも手軽に受けることのできる医療になることを目指しているのです。
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あなたはバラリンピックを知っていますか。

知っていたら
とてもそんなことは書けません。腕や脚を無くされた方
でも堂々とスポーツができることを彼等は証明している
のです。
しかも水泳のタイムはオリンピック選手に迫るものがあ
ります。彼等の腕や脚が元通りになったとしたらそれは
オリンピックに出られるほどだと言えます。

そして心臓や肝臓など内臓の損傷によって命に限りが
ある人達、その人達のこともあなたの書き込みからは
全く伝わってきません。何故自らに関係の無いことは
いらないというのでしょうか。
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NHKプロフェッショナル仕事の流儀、と同様、奈落のそこに落ちていく日本の現状をごまかそうとしているのでしょう。

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大多数の庶民はあなたのような赤貧ではありません。

ちゃんと保険は払ってますし、病気になれば病院にも行きます。
自分の極度の貧乏を普通だと思わないでください
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それはね 将来iPSが実用化されたとき 真っ先に自分たちが使いたいから媚を売ってるんです




という答えはどう?
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●まとめ


 庶民に大きく関係してる。
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非常に発展した場合、「庶民に無関係」なレベルではなくなるからです。



質問者さまがおいくつの方か存じませんが、
ほんの20年ほど前には、
パソコンは、一部マニアが大金を投じる金食い虫の趣味でした。コンピュータといえば、会社が持っていて、決まったことしかできないものでした。
携帯電話なんてものは、重くて大きくて値段もとんでもなく高いものでした。
お若い方には、出かけているから連絡が取れないというのが理解できないでしょうけれど、今40歳以上の人間には、技術躍進が身を持って実感できます。

60歳以上の方には、テレビや電子レンジも同様でしょうね。

「技術」や「知識」というものは、まず庶民には手の届かないレベルで開発され、徐々に一般化されます。
一般化される過程で、報道されることによって、興味を持つ人間が増えて一般化が加速するものです。

加えて、マスコミがもてはやすのは、分かりやすく影響を想像しやすいニュースであること、暗いニュースが多いタイミングの中で無条件に褒め称えることができるニュースであること、なんかも関係しているでしょうね。
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あなたが健康保険でうける医療、手術も、昔は庶民には縁の無かったものです。

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