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企業の総資産、純資産、現金預金、借入金などの関係について教えて下さい。


純資産=総資産-借入金や負債 で宜しいのでしょうか?

どうも身近な書類を見てみると計算が合わないので困っています。

純資産とは現金預金を含むのでしょうか?(現金預金や土地や設備の合計でしょうか?)

宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

どうも根本的な理解が不足しているようなので、出来れば簡単なテキストを読んでいただいた方がよろしいかと・・



まず「貸借対照表(バランスシート=B/Sといいます)」の仕組みを理解してください。
B/Sの左側が「資産」を、右側が「負債」と「純資産」を表わしています。

「資産」はさらに流動資産と固定資産に分かれますし、「負債」は流動負債と固定負債に分かれます。「借入金」も負債のひとつです。
いずれにしても「純資産」は、「総資産-負債」で計算され、B/Sの右下の固まりです。
ちなみに「現預金」は流動資産の一部であって、B/Sでは左の上にあります。

B/Sは、簡単に言えば「負債」や「純資産」で調達してきたお金を、どのような「資産」で運用しているか。言い換えれば、「資産」はどのようにして作られたかその原資の内訳を「負債」と「純資産」で表わしています。

ですから「純資産」の一部が「現預金」になっている場合もありますし、「借入金」の一部が「現預金」になっている場合もあります。
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テクニカルターム(専門用語)というものは、しばしば日常用語とは異なった意味で使われます。



たとえば「資産」という用語は日常用語では現金や不動産など実際に所有しているものを指します。しかし会計の専門用語では意味が異なります。
今月(10月分)のアパートの家賃は9月末日に払いましたよね。でも家賃を払った9月30日の時点では、払った金額(10月分)に対応する賃貸の提供を受けていません。今日は10月17日ですから、1日から17日までは部屋を使っていますが、明日はまだ来ていませんから、18日から30日の分はまだ使用していないにもかかわらず、この期間の分の家賃はすでに払ってあります。提供されていないのに先に払った金額は、会計では「資産」であると考えます。ですから質問者さんが9月末に払った10月分の家賃は、11月になる前は、会計の専門用語では「資産」になります。

部屋を借りている人から見て払った金額が「資産」であるとしたら、大家さんから見て、払ってもらった家賃は何になるのでしょう?まだ貸していないのに先に払ってもらったお金なので、これは「負債」になるのです。大家さんにとっての10月分の家賃収入は会計的には「負債」になるのです。そして、10月が終わると「売上」になるのです。

払った家賃が「資産」で、大家さんが店子からもらった家賃が「負債」だなんて、日常用語のニュアンスとはかなり異なりますよね。ですから、日常用語との類推で考えてはいけないのです。


「総資産」、「純資産」、は貸借対照表の中で使われる専門用語です。貸借対照表の左側の枠が「資産」で、その総額である左の枠全体が「総資産」です。貸借対照表の右側の上の枠が「負債」、下の枠が「純資産」です。
これらは日常用語の「資産」や「負債」とは異なる概念なのです。



>純資産=総資産-借入金や負債 で宜しいのでしょうか?

まず、「借入金」は「負債」の一種です。ですから「借入金や負債」という考え自体が間違いなのです。正しくは

純資産=総資産ー負債

です。ただし、ここで言う「負債」は日常用語の「負債」ではなく、会計用語の「負債」です。ですから、借りたお金だけではありません。大家さんが店子から払ってもらった家賃収入も「負債」に含まれますし、来月末に払うという契約で買った仕入れ代金も含まれます。数十年後に従業員が定年になったときに退職金として払うために積み立てた預金も含まれます。3月31日の24時に1年間の売上が確定して、1年間の費用も確定して、1年間の利益が確定して納める法人税が確定します。でも夜中の12時ですから税務署はあいていません。じゃあ翌朝に納めよう、と思っている法人税も「負債」に含まれるのです。

詳しくお知りになりたいのなら、会計の本をお読みになることをお薦めします。
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