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元素記号表に載っていない元素は地球以外に存在する可能性はあるのでしょうか。もしあれば、例えば、現在キュリオシティが探査をしている火星でも、見つかる可能性はあるのでしょうか。地球外生命体ではないとしても、新しい物質を発見なんてことになったらどきどきします。化学について全くのシロートですが、ちょっとばかし興味をもったので、どなたか教えてください。

A 回答 (3件)

他の方と同じく、新しい「元素」はほぼないだろう、と思います。


元素記号表(おそらく元素周期表のこと?)の最後の方の元素はいずれも放射性同位体です。
しかも、半減期が恐ろしく短いのです。(どんなに長くても分、通常は1/1000秒のオーダー)
つまり、仮にあったとしても、数秒後には半減、さらに数秒後には1/4と時間がたつにつれてどんどん減少していきます。
そのため、探査機が仮に到着したとしても、ついたときには放射性壊変を起こして別の元素になっているため、発見することができません。
(崩壊した後の元素は、最終的にはおそらく地球上で見つけられる、ありふれた元素になるでしょう。)

※ちなみにこの理屈、原子番号43 テクネチウムの発見が遅れた原因でもあります。
テクネチウムは比較的小さい原子番号のわりに、例外的に同位体すべてが放射性同位体でしかも適度に短かったのです。
かつては地球上に存在していたらしいのですが、40数億年を経た現在の地球上ではほぼすべて崩壊しきってしまい、発見が遅れました。
(ちなみに現在は人工的に作り出しています。)

ただ、新しい「物質」については否定できません。

以上、参考まで。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。放射性同位体などウィキペディアなどで調べましたが、正直理解するまでには、及びませんでした。多少なりとですが、高校で習った記憶が蘇ってきました。
可能性として低いというのはなんとなくはわかるのですが、火星で新しい物質(有機物)がみつかってほしいものです。

お礼日時:2012/10/25 01:36

物質はあっても、元素は無理かと思います。


自然界に存在する元素は、化学の理論からして全て見つかっています。
後は、人工的に原子同士を光速でぶつけて、無理矢理新しい元素を作るしかありません。
よって新しい元素を見つける可能性は0に限りなく近いです。
仮に見つかってしまうと、今までの化学理論が全て崩壊します。

物質ならまだ有り得るかも知れませんが、既に、地球の自然界にある物質はほぼ全て見つかっているため、他の星でも新しい無機物質を見つけるのは厳しいと思います。
火星等の太陽系に限るならば、新しい物質が見つかる可能性は低いです。
太陽系は全て同じ様に出来たといわれる兄弟星で、特に地球と火星は似ています。
地球で自然に生成しないものが火星なら生成するという可能性は極めて低いです。

新しい有機物も見つけるのは無機物質よりは易しいとは思います。
易しいといっても確率は低いと思いますが…
有機物は炭素と水素が構成元素のメインです。
炭素の個数が一つでも変われば違う物質になりますので、言ってしまえば新しい有機物は無限にできるということです。
もし、新しいと言わないまでも何かしらの有機物が見つかれば、その星は生命体がいる可能性がありますので、それはそれですごい発見です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。非常に勉強になりました。とは言っても私にとっては話しは難しい為、ある程度しか理解はできませんでした。そもそもの常識がわからりませんでしたが、自然界に存在する元素は、化学の理論からして全て見つかっているといことで、驚きでした。あとは、話はかわってしまいますが、火星に有機物があってほしいなと思いました。ちなみに、ざくっと何%くらいの確率で火星に有機物があるのでしょうかね。

お礼日時:2012/10/25 01:20

「新しい物質」ならまだしも, 「新しい元素」はありえないでしょう.



核融合できる環境にないので.
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。火星には新しい物質(有機物)に期待します。

お礼日時:2012/10/25 01:39

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