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将棋等で○手先を読むとよく言いますが、私は将棋をほとんどやったことがないので、その概念がよく分かりません。

相手の次の一手のパターン数は、今動かせる駒の数に加えて、例えば飛車であればどちらの方向に何マス動かすかといった要素まで加わって、たった一手だけでも物凄い数がありますよね。
「一手先を読む」というのはその膨大な数の動かし方からこれだと思うものを予想するということなのですか?
一手だけでもその予想が当たる確率はかなり低いと思うのですが、それが二手、三手となると…。

恐らく私は「一手」や「読む」の意味を根底から勘違いしていると思うので、そのあたりを含めて優しく説明していただきたいです。

A 回答 (2件)

>一手先を読む」というのはその膨大な数の動かし方から


>これだと思うものを予想するということなのですか?

そうです。

>一手だけでもその予想が当たる確率はかなり低いと思う
>のですが、それが二手、三手となると…。

確率はどんどん下がりますね。

>恐らく私は「一手」や「読む」の意味を根底から勘違いして
>いると思うので

いいえ勘違いはされていません。ただ、そのゲームの実力に
応じて予想が当たる確率が高まります。

例えば、3手の詰め将棋(3手で相手の王を取れる)の場合、
殆ど将棋を知らない人はまず第一手目の対象からして膨大
過ぎてお手上げでしょう。アマの初段程度になると、一手目
から3手目まで殆ど瞬時に正解が判ります。7手位の詰め
将棋となるとアマの初段では瞬時に正解は困難でしょうが、
一手目の対象からもかなり的を絞れるので、少々時間を
かければ正解を出せます。プロだったら多分瞬時に正解
だと思います。

囲碁の場合、碁を知らない人の第一着手の対象は、19x19
=381通りありますが、少し碁を知る人は、第一線と第二線は
対象から外すでしょうから、15x15=225通りとなります。
15級程度にもなると、第6線以内もまず対象から外しますから、
225-9x9=144通りと減ります。10級位だと、第一着手は
4隅の星とその周辺に殆どの人は絞りますから、4x9=39
通りになります。プロの第一着手はそこからさらに第5線を除き
ますから39-4=35通り。そしてこの35通りの中でどれに
するかは正解はありません。又はどれも正解と言っていい。
好みの問題です。

囲碁の中盤(戦いの半ば)の難しい場面で、一手目としての
候補が4通りあり、その4通り夫々に相手の打つだろう場所
が4通りづつあるとします。続く自分の二手目が夫々に4通り、
相手が又夫々に4通り、自分の3手目がまた夫々に4通りと
すると、全対象は4x4x4x4x4=1024。プロはこの程度は
一目で読み取るそうです。これが一手目から以降の対象が
全て10通りあり、10手先まで読みとる対象は、10^19。
一局の全着手が自分と相手夫々100回あるとし、1回毎の
着手対象場所が10通りあれば、全組み合わせは、10^200。
今迄もこれからも同じ碁が打たれる事は無いでしょう。

よく大局的判断と言います。囲碁の中盤等で目下戦闘中の
所だけでなく、絶えず盤全体に注目し今一番重要な所を
よく見極める事が肝要と言う事です。下手な人は局所に
こだわるから着手の対象場所が限られます。上手な人は
盤全体に注目しますから着手の対象候補場所も多い。
つまり対局開始の頃とは実力と着手考慮対象場所数が
逆転ですね。
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この回答へのお礼

細かい説明ありがとうございます。
参考になりました。

お礼日時:2012/10/30 07:56

>「一手先を読む」というのはその膨大な数の動かし方からこれだと思うものを予想するということなのですか?



囲碁や将棋には定石というものがあり、
ああいけば、こういく。
こうすれば、ああいく。
というのがある程度決まっています。

で、ある一手にはこの先、こういくであろう
戦術や戦略を予感させてくれるものがありますから、
そう言うのを想定しながら、
その先の変化がどうかわっていくかを
見定めていくわけです。

特に中盤戦くらいまでは、いくつかの
パターンができあがっていて、
後は細かな変化が全体にどうかかわっていくのか
そう言うのを読むわけです。

いちいち、一つの駒が一つ動くか、二つ動くか
なんてやってたら時間がいくらあっても足りませんので、
上級者になるほどそういうパターンが大量に
頭の中に存在しているわけです。
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この回答へのお礼

参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/10/30 07:57

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