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共働き夫婦(夫:31歳、妻30歳、子なし)のがん保険について検討中です。

入院になるか通院になるか今後どうなるかわからないので、最初にまとまったお金を
もらえる富士生命の「ベストゴールド」にしようと思っています。

がん診断給付金と初回診断一時金のみのシンプルな内容にしようと
思っていますが、その額の組み合わせで迷っています。

妻30歳の場合

・診断給付金200万+初回一時金100万 … 月額2,870円
・診断給付金100万+初回一時金200万 … 月額2,410円
・診断給付金100万+初回一時金300万 … 月額3,060円

2年に1回を限度に回数制限がない診断給付金額をあげるか
初回一時金額をあげて保険料を抑えるかどちらがよいでしょうか。

補足としまして、医療保険は夫婦ともにひまわり生命の入院日額5000円/60日+先進医療
60歳払い込みで加入しています。

A 回答 (2件)

生命保険専門のFPです。



診断給付金100万+初回一時金200万 … 月額2,410円
診断給付金100万+初回一時金300万 … 月額3,060円

このどちらかですね。

がんになって、経済的に一番、困ることは、どういう状態でしょうか?
それは、治療の長期化です。

ほとんどの方は、2年以内に今後の見込みが決まってしまいます。
つまり、治るか、亡くなるか、ということです。
でも、1、2割の方は、高額な治療が長期化します。
その場合、高額療養費制度が適用になるので、
約4万円×12ヶ月=48万円
年間50万円が直接の治療費の目安となります。
他に、治療に伴う交通費などの目に見えない費用も掛かるので、
年間100万円は確保したい。
2年に一度ならば、200万円、ということです。

一度にまとまったお金をもらえるというのは、
多くの方がメリットだとお考えですが、
実は、使って良いのかどうかわからない
というデメリットがあることもお忘れなく。

例えば、入院給付金、通院給付金などなど、
「過去の治療」に対する給付は、
すでに支払いが終わっているので、
受け取った給付金を使っても、問題はありません。
医療費が50万円で、100万円もらったらならば、
100万円使っても大丈夫です。
今後、同じ治療が続いても、同じ金額を貰えるので。

でも、一括して「前払い」を受けると、
「過去の治療費」そのものには、受け取った給付金を
取り崩して使えますが、それ以上を使って良いのかどうか、
判断できないのです。
なので、その次回分を貰うまでは、「過去」にならないので、
使うに使えないのですよ。

保険業界では、こういう話は常識的に「起きる」ので、
話題にもならないのです。

例えば、5000万円の死亡保険金を一括で受け取ったとします。
年間250万円を使って、20年分……
というのは、机上の空論というのが、業界の常識です。
その通りに使うのは、例外中の例外。
10年もたない人が多くいます。
酷い人になると、数年で使い切ってしまいますが、
それが例外ではないというのが、業界の常識なのです。

で、そんなことが、どうしてわかるのか?
保険会社は、5000万円支払った人を放っておかないですよ。
1000万円で受取人の生命保険を契約。
1000万円で年金保険を契約。
などなどの手を次々の打ちます。
で、受取人も契約してくれるのですよ。
でも、5年が過ぎると、その契約を解約する人が出てきます。
つまり、それまでに受け取った保険金を使い切ってしまうのです。
で、そんなお宅に解約の手続きに行くと、
車庫に高級車が停まっていたりするのですよ。

つまり、保険金を受け取るまで軽四に乗っていた人が、突然、高級車に乗るのです。
5000万円もらったのですから、500万円ぐらい、楽に払えます。
100万円の車から500万円の車に変わるのです。
それで予定より400万円が余分に消えます。
5年後、軽四に戻せないのです。
やっぱり、プラス400万円を払って、500万円の車に乗るのです。
これで、800万円。5年間で、800万円を予定よりも多く使ったことに
なるのです。
で、気が付いた時には、残金が数百万円になって、
まずい、と気が付くのです。
これが「普通の人」なのです。
計画的に使うのが「例外」です。

なので、一括で受け取るというのは、
「見えない」落とし穴があるのですよ。
誰もが、頭ではわかっています。
でも、「見えない」という言葉の意味を正しく理解している人は
少数派です。
「見えない」というは、いわゆる「想定外」なのです。
災害などが起きたとき、この「想定外」という言葉がどれだけ
使われたでしょうか。

保険業界では、「想定外」が起きることは「想定内」なのですよ。
だから、支払わらないという例外規定をきちんと明文化して
約款に書いておきます。
想定外は何かということを想定して、払わないと明文化してしまうのです。
これが、支払い時にトラブルの原因の一つになっていますが、
明文化されているので、契約者は勝てないですよ。

さて、余分なことを書きましたが……
一括で受け取るというのは、リスクもあるということです。
なので、その都度、受け取れるという逃げ道も作っておくべきです。

ご参考になれば、幸いです。
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この回答へのお礼

詳しくご回答いただきありがとうございます!

2年以降に再び診断給付金を貰える可能性を考えますとやはり
初回一時金をあげておいたほうがよさそうですね。

一括で受け取る際のリスク、肝に銘じておきます。

お礼日時:2012/10/30 14:41

大手保険代理店に勤めている者です。



拝見したところ、一時金を最初に多くもらっておくかどうかと言ったところでしょうか?

正直なところ専門家の中でも、がんなどの病気に関しての保障というのは
一番決めるのが難しいところではあります。

なぜなら、「将来どうなるかは誰にも分からない」からです。

費用的な面で考えれば、高額療養費制度がありますので
一般世帯であれば健康保険適用の治療を月に100万、200万したとしても
月9万円以上の負担はまずありえません。(高所得者だと月16万円です)

また、3回以上高額療養費制度を使うと4回目からは月約4万5千円以上
負担する必要がなくなります。

がんであろうがどんな病気であろうが、入院であっても、通院であってもこれは同じです。
(ただ、入院の場合は差額ベッド代や雑費部分は別途でかかってきますが)

問題は、その医療費負担が「いつまで続くか」です。

闘病生活が長引けば長引くほどずっとお金がかかってきますし、その間働けなければ収入もなくなります。
(健康保険で1年半までは収入の約6割はもらえますが、それ以降は
障害者の認定をもらえなければ収入はなくなります)

例えば、2年間闘病生活を続けてその間高額療養費で月MAXで4万5千円かかったとすると
トータルの治療費は「108万円」です。
(その他、カツラをかったりサプリメント飲んだりで別の雑費がかかるかもしれませんが)

なので、治療費だけ見れば2年間で大体100万あれば足りることにはなります。
そうすると、何回ももらえる診断給付金は「100万」の方でいいかもしれません。

ただ、その間の収入が減ってしまった分も考えたいとなるともっとあったほうがいいでしょう。


初回一時金に関しても、診断給付金で2年後にはお金がまた受け取れるわけですから
「がんになって2年間の間にどれだけお金がかかりそうか」で決められればいいかと思います。
考え方は先ほどと同じなので、治療費としては2年間で100万ほど。
仕事が出来なくなっても、1年半までは健康保険で6割は出ますので、それで生活が出来るのであれば
初回一時金に関しては収入の補填分までは考えなくてもいいかもしれません。

ご検討の足しになれば幸いです。
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この回答へのお礼

具体的な額をあげていただき、ありがとうございます。

やはり初回一時金を多くしておくのがよさそうですね。
保険料と相談して考えます!

お礼日時:2012/11/01 09:59

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