
10月28日付の毎日新聞によれば、
東大寺法華堂・不空羂索観音立像の宝冠にあしらわれている1万数千点の宝玉のうち、3割が弥生・古墳時代にアジアから輸入したガラス玉である可能性が高い、ということです。
読売新聞によれば、
1万数千点の宝玉のうちの20点を分析したところ、15点は国産品でしたが、残る5点は
<古墳時代に東南アジアなどから輸入されたアルカリガラスと確認>としています。
そこで疑問があります。
1.弥生・古墳時代にガラス玉を「東南アジアなど」から輸入できたのでしょうか。
「など」が付いていますから「中国」を含むと解釈できます。
毎日新聞の記事では「青色系のアルカリガラスは弥生・古墳時代に中国などから大量に輸入されており、これを宝冠に転用した可能性が高いという」と最後の方に書いてあります。
2.大量に輸入したということは、対価を支払ったと思いますが、対価は何ですか。
「生口」ですか。
よろしくお願いします。
毎日新聞 2012年10月28日 大阪朝刊
「東大寺・不空羂索観音立像:先祖伝来の宝玉、冠に 弥生・古墳時代の輸入ガラス転用」
http://mainichi.jp/feature/news/20121028ddn04104 …
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
参考
http://syoki-kaimei.blog.so-net.ne.jp/archive/c2 …
古代のガラスに関してイロイロ
http://www.archatlas.org/ObsidianRoutes/Obsidian …
黒曜石などでは一万年以上前から交易されています。
http://www.kunidukuri-hitodukuri.jp/web/koso6/im …
日本でも、縄文の段階でかなり広範囲で交易されています
※ しかし新聞記事で弥生・古墳時代のものの移動を「輸入」と表現するのはいかがかなと思う。
ご回答ありがとうございます。
「東南アジアなどから輸入できたのでしょうか」とした私の質問が拙かったです。
これでは、航海の可能性を聞いたニュアンスになります。
(中国ではなく)東南アジアから輸入したのでしょうか、とすべきでした。
黒曜石の流通についてはよく解りました。
ブログ「書紀解明 古代ガラス」は詳しいですね。
疑問にピタリの解答を得ました。
私は、古代の日本列島にもたらされた文物は全て大陸(朝鮮半島を含む)産か、そうでないものでも中国経由して来たものと思っていました。
だから、東南アジアからガラス玉を輸入するなんて思ってもみなかったのですが、このブログを読んでタイやベトナムからの輸入も十分あり得ると認識を一新しました。素直に考えれば、黄河文明とインダス文明に挟まれたこの地域が、日本より早く文明に接していたのは当たり前です。読売の「東南アジアなど」から輸入という記事に納得しました。専門家の発表を記事にしているので、当然の話ですが。
> しかし新聞記事で弥生・古墳時代のものの移動を「輸入」と表現するのはいかがかなと思う。
そうですよね。私も真っ先に「輸入」という文言に引っ掛かりました。
No.7
- 回答日時:
木花開耶姫が生存している時代(紀元前二世紀)には、既に青銅の鏡がありましたので弥生時代を主張する必要がありません。
だから、ガラス玉がどこから渡ってきたのかは未だに不明な点が多い。
縄文時代は、日教組による隠蔽教育が全般なので定かにされていませんが、大室山の中に封じられた地上高450m級の階段状ピラミッドもあり、先端文明が日本国内にも点在しています。
従って、ニセ考古学者による捏造事件とも言える内容なので半信半疑、宗教的な捏造情報として取り扱う事をお奨めします。
No.6
- 回答日時:
さらにもう一点だけ<m(__)m>
質問者様がご自身でお調べになられるということですから、弥生時代の青銅器の出土例を少しだけあげさせてください。
さもしい知識の披歴にすぎませんが、わずかでもお役に立てたら幸甚でございます。
【佐賀県安永田遺跡】
代表的な北部九州の銅鐸出土の例になります
http://www.weblio.jp/content/%E4%BD%90%E8%B3%80% …
以下は銅鐸と大阪湾型銅戈の出土例です。いわゆる共伴ですね
【兵庫県桜ヶ丘遺跡】
http://inoues.net/ruins/sakuragaoka.html
【広島県福田遺跡】
http://www.hiroshima-navi.or.jp/sightseeing/reki …
【島根県荒神谷遺跡】
http://www.kojindani.jp/iseki/index.html
これら弥生中期と変わり、後期にあっては初めて各地域が武器型か?銅鐸か?を選びそれを巨大化させながら祭祀などを執り行ったと考えられています。現在ではおよそ6つくらいの地域があったのでは?といったところです。
再度のご回答ありがとうございます。
銅鐸は、現代の技術をもってしても、最高の技術でなければ復元できないことを知っています。当時の技術水準の高さにはまさに目を見張るものがありますね。
その意味で青銅器が交易の対象になる可能性は否定できません。しかし、日本列島製の青銅器、できれば銅鐸に類似したモノがアジアのどこかで出土すれば(すでに出土しているのかも?)決定打になりますが、今のところそのような話を聞きません。
青銅器とガラスは密接な関係があるのだそうです。
岩手県立博物館{古代のガラス玉}
http://www.pref.iwate.jp/~hp0910/korenaani/a/153 …
【佐賀県安永田遺跡】は、<銅鐸と銅矛の鋳造が同時に、専業的に行われたことを示し、弥生時代の青銅器の供給と需要のあり方に新たな視点を提起する>とのこと、大変参考になりました。
感謝します。
No.5
- 回答日時:
すみませんでした。
当方も誤解を与えるような記述でした<m(__)m>
青銅器文化は古墳時代に限ったものではありません。ご承知のように銅鐸などについては弥生時代より使用されていると考えられていると思いますし、かつては弥生時代の青銅器文化は「銅剣・銅矛文化圏」と「銅鐸文化圏」といった2系統に分けて考察する考え方が主流でしたが、近年では北九州を中心に古い銅鐸の出土例なども増え、また武器型青銅器についても、北部九州だけではなく中国・四国地方でも出土し、場合によっては共伴(きょうはん・一緒に出土)する例なども見られますから、2系統に分けた青銅器の考え方は、現在においてはもはや不可知論に属する、いささか古風な学説となりつつあり、現在は大幅に修正されている部分ですね。
いずれにせよ、本回答で申し上げたかったことは、弥生~古墳時代にかけての青銅器文化の内容の豊富さは、交易に値する価値を有していたといった可能性の指摘にすぎません。
ちなみに弥生時代中期と言われる時代において、西日本を中心とした水稲農耕を受け入れたと考えられる地域には、銅鐸と武器型青銅器をもちいた儀礼がおこなわれていた。と考える方が最近では多いのでしょうし、僕もその一人という事で、弥生~古墳時代といった範囲の中で「青銅器」と言った交易品もありえるかなぁと思いますが。
No.4
- 回答日時:
>1.弥生・古墳時代にガラス玉を「東南アジアなど」から輸入できたのでしょうか。
それ以前の移入品である可能性を想定するべきだろう。つまり、弥生・古墳時代以前に移入されたモノ
>「など」が付いていますから「中国」を含むと解釈できます。
毎日新聞の記事では「青色系のアルカリガラスは弥生・古墳時代に中国などから大量に輸入されており、これを宝冠に転用した可能性が高いという」と最後の方に書いてあります。
毎日新聞の文化欄の時代考証の監修をしている人を知っているが、本件の見解は、解せない
確かに、アフガンあたり由来のものは想定されうるが、東南アジア由来というのは判然としない
中国由来といっても、陸路で朝鮮・華南経由だろうし
ちなみに、”日本が輸入した”、というよりも、「周辺国が輸出した」のニアンスが適切だろう
>2.大量に輸入したということは、対価を支払ったと思いますが、対価は何ですか。
「生口」ですか。
『生口』はありえなくてないが、翡翠などを想定するべきように思う
ご回答ありがとうございます。
「弥生・古墳時代以前に移入されたモノ」の可能性を想定すべし、とのことですが、私の知識では新聞記事を理解するのが精いっぱいで、そこまではムリです。
日本列島産の翡翠がアジアのどこかの遺跡で出土しているか、注目してみます。
まとめると、縄文時代に翡翠などを求めて「周辺国が輸出した」というニュアンスですね。
分かりました。
No.2
- 回答日時:
整理させてください。
まず問題のガラス製品が輸入品でなかったら国産品ということになりますよね?
実はガラス製品を作り出すには金属加工技術より高度な技術が必要ですから、我が国においては弥生時代頃より素材が輸入されていたか、もしくはかなり早い段階で専門技術集団が渡来していた可能性が考えられるかな?と思います。仮に専門技術集団にせよ、「鉛ガラス」を作る素材などを1から探し出すことは困難ですから、やはり素材というか、材料は輸入に頼っていたことでしょう。
その様な中で、今回問題とされるガラス製品は、普通に考えたら輸入品なんでしょうね。ですから逆に弥生時代や古墳時代と呼ばれる時代に、純粋な国産のガラス製品が作られたとは考えにくいと言ったところで「1」の回答については、当該ガラスはおそらく九州地域にて弥生時代からみられる「鉛ガラス」でしょうから、その製法が発明された中国(発明時期・戦国期)に連なる国家という事で、「東南アジアなど」といった表現を用い。輸入できたのか?という問いについては「していたと考えるのが自然」という事だと思います。
そして「2」についてですが、「1」関連の中で、どのような事から輸入が難しいとお考えなのか?なのですが、たとえば航海技術として難しいということであれば、質問者様の想像と、当時の航海技術との間に差があるとも考えられますし、「2」そのものについていえば、”大量”という表現にいかほどの量をお考えなのか?にもよりますが、例えば王墓における副葬程度の量を、それこそ弥生~古墳時代といった広い範囲で永続的に交易したことを考えれば無理なく輸入できるとも思います。
そして古代中国の時代変遷により、たとえば、古代中国の史料を欠く“謎の4世紀”と言われるぐらいで、中国の国内事情(戦乱)などの影響から、古代中国と日本とは交易していなかった時代もあるではないか。ということでしたら、対国家間ではなく、民間レベルでの交易を考えてゆけば、無理なく理解は可能なのかな?とも思いますし、東南アジアを周り、沖縄などを通過する、いわゆる「海上の道」を通過するのであれば、古代中国との対外関係はそれほど重視する必要もなく理解が進む気がします。いすれにせよ、”現に発掘されている”といった部分は無視することができないところですから、今後は当時の輸入経路や輸入組織についても、更に詳細に議論をするべき問題ですよね。
最後ですが「2」の核心部分の「対価は何だったのか?」については、一回の交易で扱うに、それほど大量のガラス製品ではなかったでしょう。その前提に立ち、当時の日本における青銅器などの内容的な豊富さは目を見張るものがありますし、東南アジアなどにおける朝貢品などをみれば、サイやゾウなどの珍奇な動物なども朝貢品とされておりますから、古代の日本においても青銅器をはじめ、中国にない”珍奇な動植物”も交易品になりえたかな?と思いますし、やはりそれらを対価とし、質問者様の想像よりはるかに小規模に交易をしていたのだと僕は思います。
そして、ご指摘の「生口」ですが、たしかに朝貢品として生口を古代中国に送り続ける日本ですが、先ほども述べたように、古墳時代などにみられる青銅器などの内容を考えると、古代日本にとって贈り物足り得るものが「生口」しかなかった低開発国であったのか?ははなはだ疑問なんですね。
ですから、ガラス製品の輸入の対価として「生口」といったケースもあったことは否定できませんが、やはりそこは、中国にない珍奇なものや、内容も豊富で美術的にも個性的な青銅器などを考える方が、今回の場合は自然かな?と僕は思います。
ご回答ありがとうございます。
私は、新聞記事以上の知識はありませんが、<1万数千点の宝玉のうち、3割が弥生・古墳時代にアジアから輸入したガラス玉で、残りの6割は、奈良時代に作られた鉛ガラス、1割は翡翠や水晶、琥珀などだそうです。
「アジアから輸入」では余りにも大雑把なので他紙を調べると、読売では、「東南アジアなどから輸入」としています。「大陸から輸入」ではなく、東南アジアとした根拠が知りたく質問したのですが、ご回答の「その製法が発明された中国(発明時期・戦国期)に連なる国家という事で、東南アジアなどといった表現を用い…」には、なるほどと思います。
しかし、東南アジアのどこに、このようなガラス玉を作る技術があったのか、生産地が知りたいですが、生産地が不明だから「アジア」のような大雑把な表現にしたのでしょう。
ガラス玉の輸入の対価については、弥生時代と古墳時代とでは異なると思います。
青銅器についてはどの程度進んでいたのか、調べてみます。
航海技術やガラス玉の量は、たいして重要視していません。新聞に「大量の」と書いてあったので、そのまま使いました。
「輸入できたのでしょうか」という質問文が拙かったです。これでは、航海できたのかと受け取られますね。
>古代日本にとって贈り物足り得るものが「生口」しかなかった低開発国であったのか?ははなはだ疑問なんですね。
なるほど、考え直します。
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