あなたの習慣について教えてください!!

TPPや色んな経済の考え方で色んな主義があると思いますが、この新自由主義とケインズ的な現実主義が大半な気がします。

何でも民間に任せて競争させてって竹中さんみたいな人もいれば

有効需要を伸ばすとか公共投資を効果的に使う三橋さんみたいな考え方もいます。

Tppに反対の政党が多くいるってことは新自由主義的な考え方はデフレ期には合わない、もしくは考え方自体が古いんですかね?

A 回答 (7件)

 「自由な競争」が実現すれば、経済が活性化するのは確かなんですが、「何でも民間に任せる」と自由な競争が実現するわけではない、というのが難しいところ。


 企業には、高い利益を得ようとする性格があります。これを技術開発で実現すればいいのですが、実際には競争相手を減らして、高い価格付けをすることで実現する事が多いのが困りもの。自由な競争を実現するためには、企業が競争相手を減らす事により利益を上げる事を防ぐための規制と、その規制を機能させるための行政機構が必要で、こういう事を考えないで規制を外そうとすると、一部の企業のみが利する経済システムが出来上がってしまいます。
 といって、こうした傾向に反対する人が支持する「規制」がそういう風に機能するかというとそうでもなく、それはそれで別の人が利益を得るものになっています。自由か、規制かというと、哲学的なテーマになりますが、実際には世間の一部の人間の利益の獲得競争であるのが実態でしょう。TPPなどは典型的な例で、自由経済の利得が説かれていますが、実際には、「日本の農業部門」「日本の工業・サービス業部門」「アメリカの産業」の利益の取り合い合戦です。TPP参加で貿易効率化による利益がないわけではないと思いますが、この構図を理解せずに、規制を外せば日本の利益が高まると考えるのは危険じゃないかな(全体の効率化の利益が他国にもって行かれる可能性がある)、と思ったりもします。

 新自由主義は、「自由化こそが、特定の層に利益を与えずに利益を最大化する最も効率的な方法だ(最適な規制なんて出来るわけがない)」という発想に基づくものですが、実際には、そんなに効率的ではないという事が徐々に明らかになってきているような気がします。先行きは不明瞭ですが、競争を機能させるためのシステム作りと、そのための適度な行政機構というのが今後の落とし所になるのでは、と思っておりますが、いかがでしょうか。
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この回答へのお礼

自由の中にもある程度はルールが必要ですよね。ありがとうございました

お礼日時:2012/12/05 18:21

小さな政府政策は 高度経済成長期 や 新産業創出期 であれば持つしそれなりの合理性もあるのだが、産業が成熟した低成長期となると多くの悪循環を市場で起こさせる要因になってしまうのですね。



日本は諸外国に比べて公務員数にしても税負担にしても国営事業の規模にしても、先進国中最も小さいのだが、それでも小さな政府政策を盲信して更に推し進めようと頑張ってきたのがここ20年でした。(まぁ単にアメリカ様の命令に従うかたちで動かされていたということでもあるようですが。)

で、アメリカは80年台は低迷に低迷をつづけソ連と並んで崩壊寸前だったし、日本へは輸出自主規制なんてことまで行わせたり、CIAに産業スパイなども行わせるように成っていた。そんなことしてようやく掴んだのがITという新産業の旨みだった。でどこが掴むかという競争になっていたITという新産業を米国発としたことで、90年代は米国の黄金期を思わせるような経済情勢となっていった。で、米国はバカなのでそれを新自由主義の成果と思い込んだ。本来は立て直しの最高のチャンスであったのだが、そこからどんどんおかしくなって行った。。ITバブル化し当選バブルは崩壊、その後はITバブル崩壊への対応として無理な金融緩和などを続けた結果、ITバブルよりもっとたちの悪い住宅と金融のバブルの暴発を起こしてしまった。ITを自国発としたことで米国は活気を取り戻しましたが、結局そこからちゃんとした転換が出来なかったためにその後に更なるバカをやる事となった。

まぁそんなアメリカベッタリですべてをアメリカに委ねている日本は、アメリカ次第という国に成っていますが。
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この回答へのお礼

日本が公務員少ないというのは初めて知りました。どうやらメディアが報じてるのとは違いますね。ありがとうございました

お礼日時:2012/12/05 18:23

デフレの時にデフレ政策をしないのが 新自由主義ですよねw


新自由主義はインフレの時にやる政策をベースにしているので、はちゃめちゃになるのです。

デフレで円高の時期に輸出しても意味がまったくない、
それどころか安い外国産が輸入されてきたら、物価競争がはげしくなりますますデフレになります。
デフレの時に貿易なんて・・・(TPPなんてインフレでも参加してはいけないですがw)
そもそも1990年から2000年にかけて流行ったグローバルなんて今はもう古いですね。
世界では2008年で痛い目にさんざんあってグローバルはこりごりという認識ですよw
新自由主義者は、日本は内需国家だという事をいい加減認めて、それを大事にしろよって感じですね
(鎖国しろという意味ではないです。)

こういう 新自由主義者w はただの反日思想なので、はやくマスメディアから排除し、消え去ってほしいです
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”Tppに反対の政党が多くいるってことは新自由主義的な考え方はデフレ期には合わない、


 もしくは考え方自体が古いんですかね? ”
      ↑
政治家、政党てのは、そういう経済理論では動きませんよ。
票で動きます。
だから、農民票を沢山もらっている政治家は、理論がどうあろうと
TPPに反対します。
企業から票をもらっている政治家は、賛成します。
多くの政治家や政党は、日本全体の事よりも、そういう支持団体の
利益を優先します。

それだけです。
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思うことは「TPP反対、増税反対、脱原発」これって、今の経済どうやって立て直すのでしょうかね。


すべて反対する意味がまったくわかりませんね。
理論と理屈を示して国民をなるほどと思わせる奴もいませんし、まったく自由主義なのも程がありますよね。
国民のための政治なのか、ただなんでも反対したいだけのシュプレヒコールなのかまったく理解不能ですよ。
反対する野党ならそこら辺のだべってる奴ら集めて言わしとけばいいのですよ。

「現実主義」優先でしょう。党首はいかに現実をとらえられるか、その現実をとらえていかに実行できるかですね。
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この回答へのお礼

返事ありがとうございます。

お礼日時:2013/05/27 16:57

TPPと新自由主義は何の関係もありません。

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この回答へのお礼

そうですか、ありがとうございます!

お礼日時:2013/05/27 16:57

そーゆーわけでもありません。


 世界は『大きな政府』と『小さな政府』の時期の繰り返しが多いです、

 例えば戦後の米国は大きな政府を目指したいわゆるルーズベルトのニューディール政策
 20世紀前半の米国の方向性は一貫してそれを目指した、それは共和党のアイゼンハワーでも継続されました。
 しかし、それも財政赤字の悪化という結末に終わる、この間約30年

 でその失敗を元に行われたが小さな政府いわゆるレーガノミックスですね。
でこれはブッシュの時代まで30年ほど継続されました。
 これも共和党主導でありながら、クリントンなど民主党の大統領によって継続され続けました。
 結局 共和、民主の違いはあっても根本となる政策には時代の流れがあります

 で今回オバマによって(リーマンショックの反省により)時代は再度ニューディール政策のように大きな政府に戻されようとしています。

 民主主義国家ではだいたい30~40年周期で『大きな政府』と『小さな政府』の繰り返しです。日本は戦後『護送船団方式』と呼ばれる大きな政府でした。それが中曽根、小泉などの『小さな政府』主義が主流になりつつあります。この流れはやはり30~40年は続くと思います。そしてまた『大きな政府』へと回帰する。その繰り返しだと思います
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます!

お礼日時:2013/05/27 16:58

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