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 日本語を勉強中の中国人です。こちらのカテで「日本は、男系の母性社会です」というご意見を拝見しました。はじめて見た言葉で、どういう意味なのか、教えていただけないでしょうか。「男系」とは男性が主導権を握るという意味でしょうか。「母性社会」は女性のように控えめで優しいという意味でしょうか。

 また、日本の皆様はこのご意見に賛成なさいますか。

 質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

父系(母系)社会ですが、これは中国語の父系(母系)氏族社会と同じ意味。


http://baike.baidu.com/view/94246.htm
父系氏族社会按男方血統計算世系、則是与母系氏族社会的本質区別。

当然、日本も父系社会です。

一方、父性(母性)とは、 臨床心理学者の河合隼雄さんが使い出した言葉で、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%88%B6%E6%80%A7
母性 は子供の欲求を受け止め満たして子供を包み込んでいくこと
父性 は子供に我慢・規範を教え、責任主体とし、理想を示すもの。
のび太君にとって、どらえもんが母性で、のび太の母親が父性。

>日本の皆様はこのご意見に賛成なさいますか。
答えたくない。
母性社会だ、というのは、自立していないとか善悪の判断ができないという意味になる。
父性社会だ、というのは、人情が無いという意味になる。
いずれも、極端な場合ですが。
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この回答へのお礼

 ご親切に教えていただきありがとうございました。わかりやすいご回答で、とても参考になりました。

お礼日時:2013/04/29 12:32

 こんにちは。



  ○ 男系か女系か

 ▲ (マタイ福音1:1-17)) ~~~~
 1: アブラハムの子ダビデの子、イエス・キリストの系図。

 2: アブラハムはイサクをもうけ、イサクはヤコブを、ヤコブはユダとその兄弟たちを、

 3: ユダはタマル(*1)によってペレツとゼラを、ペレツはヘツロンを、ヘツロンはアラムを、

 4: アラムはアミナダブを、アミナダブはナフションを、ナフションはサルモンを、

 5: サルモンはラハブ(*2)によってボアズを、ボアズはルツ(*3)によってオベドを、オベドはエッサイを、

 6: エッサイはダビデ王をもうけた。・・・
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ☆ このような系図が 男系の血筋を表わしています。アステリスク(*)をつけたのは 女性です。ここでは 三人出て来ています。それは いわゆる正妻ではない場合を示しています。


 これと同じような系図が 古代日本においてもあったことが分かっています。
 ▼ (《埼玉古墳群いのける稲荷山鉄剣銘文》に見る系図の記録例)~~~
 ヲワケの臣 上(かみ)つ祖(おや)の名はオホヒコ。
 其の児〔の名は〕タカリのスクネ。
 其の児の名はテヨカリワケ。
 其の児の名はタカハシワケ。
 その児の名はタサキワケ。
 その児の名はハテヒ。
 その児の名はカサハヤ。
 その児の名はヲワケの臣。
 世々 杖刀人(たちはき)の首(をさ)となり 事(つか)へ奉り来りて今に至る。・・・
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 そうして 天皇氏の家系も この男系の血筋で成り立っていると言われています。
 女性天皇も出ていますが それにもかかわらず(その女性の存在はすでに系図に入れなくてもよいというほどに) 男系の血筋が万世一系としてつづいて来ているとされています。

 (ちなみに 家系が入り組んでいたとしても ひとは誰もが万世一系の血筋で生まれて来ます。記録があるかないかの違いです。もしくは 家系としては 婿養子を取っていて 血筋が別の家系に代わっているということです)。

 この男系の血筋を保つというのは 日本社会では ほとんど例外的な事例です。
 一般市民のあいだでは いま上に出た婿養子を取る場合が どこでも抵抗なく見られるようです。
 (これは 農耕民と騎馬遊牧民との違いだと言われる場合があります)。



 
 ○ 母性社会か父性社会か

 これは それぞれの民族や国についてみて どちらかに決めるのは あまり意味がないと考えます。言いかえると どちらの要素も 同じひとつの社会に見られると思われるからです。


 男系の血筋を大切にする社会では 父性がほとんど絶対的にとうとばれると言われます。家長は 男でありその人の言うことには 誰もが従わねばならないといった情況が見られるというものです。

 けれども ユダヤ‐クリスチアニズムの系譜もしくはヘブライ‐ギリシャの系譜では 絶対神は 父親のごとくであるとも あるいは父親は 絶対神のごとく強いとも見られて来ています。来ていますが ヨーロッパ各地では それとは別に聖母マリアをとうとぶ信仰のようなナラワシも多く見られます。

 つまり 父性社会の中にも 母性をとうとぶ傾向もはっきりと共存している。と思われます。


 日本も 父性と母性と両方が同じくらいにとうとばれているのではないでしょうか。
 または その比重がどうであるかを測ろうとしても あまり生産的ではないと思われます。
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この回答へのお礼

 ご親切に教えていただきありがとうございました。参考とさせていただきます。

お礼日時:2013/04/29 12:30

アワユキさん、こんにちは。



>「男系」とは男性が主導権を握るという意味でしょうか。「母性社会」は女性のように控えめで優しいという意味でしょうか。また、日本の皆様はこのご意見に賛成なさいますか。」

「(笑)」


・・・ところで、中国では、もっと堂々と?厨房に立つ、、、「立たされる」のか
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この回答へのお礼

 こんにちは。すみませんが、日本語が下手で、意味はよく理解できませんでした。

お礼日時:2013/04/29 12:28

私の近辺でも、子供が結婚したら、嫁の実家の方へ(夫を含む家族が)しげく里帰りする傾向が多い。

男親の親族とは疎遠になる傾向が強いといわれます。
複数の直系家族が同じ家に住む大家族制は戦後しだいになくなっても長男の男子が家の家名を継ぐ慣習は従来から余り変わっていないので、やはり日本は男系なのですが、実感として親族の関係は母系社会の傾向が強いということがあります。「日本は、男系の母性社会です」というのは、このことをさしているのかもしれないと私は思いました。
ご参考まで。
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この回答へのお礼

 ご親切に教えていただきありがとうございます。参考とさせていただきます。

お礼日時:2013/04/29 12:23

その言葉の意味は当人にしか分かりませんが、日本


の古代文化が母系社会であった事は、卑弥呼の後に
男王を立てたら争いが続いたので、また女王「伊予」を
立てて治めた、という話や、かつての夜這いを重ねて
いつの間にか結婚する、といった婿入り婚の風習から
して、母系社会(女性が家を継ぐ)であったという事は
確かです。

東南アジアでも農耕地域では、女性が主な働き手で、
男性は狩りをしたり、襲撃から守るための補助的な
存在であるケースが多く見られます。
しかし、社会性が発達し、それまで祭祀に過ぎなかった
「マツリゴト」が政治となり、組織が巨大化して争いが
戦争となり、武士の時代になると、男性の役割が大きく
なった結果、うわ辺の男系社会へと移行したのです。
今でも、家庭では妻が実権を握っている(=サイフの紐を
握っている)事は、世の男性が痛感しているところです。

母系社会では、女性が実権を握る代わり、表面的に
男性を立ててかっこをつけさせ、イザという時に否応なく
死地に向かわざるを得なくさせるのです(今も九州では
そうした風習が色濃く残っています)。
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この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。参考となりました。

お礼日時:2013/04/29 12:05

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