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イオン結合で最もイオン結合性の強い化合は一価の陽イオンと一価の陰イオンの化合物。
とかいてありました。
価数が小さいイオンのほうが陽性が強く、
価数が小さいイオンのほうが陰性が強いと認識しています。

べつのところで、
イオン結合の強さは両方のイオンの価数の積が大きいほど大きくなる。
とかいてありました。

このふたつの文は矛盾してませんか?
解説おねがいいたします(T-T)

A 回答 (3件)

>このふたつの文は矛盾してませんか?


 矛盾していません。

1) イオン結合性の強弱は共有結合性との比較です。
2) 陽性の比較は、イオン化エネルギーの比較です。
3) イオン結合の強弱は文字通り、イオン結合の強弱です。

 これらはそれぞれ、別の概念、別の判断基準です。

 SiO2とNaClの結晶はどちらも金属元素と非金属元素の固体(常温)ですが、前者は共有結合性が高いです。電子対が両者のほぼ中心に保持されています。後者は電子はナトリウム側に強く引き寄せられています。

 CaOとKClを比較すると、KClの融点は低いですね。

 なぜ、周期表の左下に行くほどイオン化エネルギーが小さく容易に陽イオンになる金属性を示すか。なぜ、右上に行くほど電子親和力が強く電子を引き寄せられる力が強いか。

 そのうえで、クーロン力でイオン結合をつくるときに働く力は、電荷の大きさに依存することが理解できれば良いでしょう。
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この回答へのお礼

おそくなって申し訳ございません
ちょっと難しかったのですが、これをきちんとりかいできるようになりたいとおもいます。
ありがとうございました

お礼日時:2013/05/17 00:40

???



SiO2のどこに金属元素がある?
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この回答へのお礼

遅くなって申し訳ございません
下の方の補足をしてくださったのでしょうか?
ありがとうございました

お礼日時:2013/05/17 00:38

>価数が小さいイオンのほうが陽性が強く、


>価数が小さいイオンのほうが陰性が強いと認識しています。
これは危険な認識です。
たとえば、ClーよりもO2-の方が陰性は強いです。
基本的に、陽性と陰性はイオン化エネルギーと電子親和力によって決まります。
これらの値から算出されたものが電気陰性度です。(マリケンの電気陰性度)

>イオン結合の強さは両方のイオンの価数の積が大きいほど大きくなる
イオン結合とはクーロン力によるものです。
クーロン力は万有引力などと同じ式で表され、
イオンの価数の積/イオン間距離^2 です。
ですから、NaClのような1価×1価のイオン結晶の融点は800℃程度
であるのに対し、CaOなどの2価×2価のイオン結晶の融点は2000℃を超えます。
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この回答へのお礼

おそくなって申し訳ございません
その認識がまちがっていたんですねー(T-T)
ありがとうございました
とてもわかりやすかったです。

お礼日時:2013/05/17 00:36

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