現在ドストエフスキーの罪と罰を読んでおります。下巻で残すところ150ページほどなのですが・・・・ストップして半年が経ってたりもします( ̄~ ̄;)
そのうち読み直すと思いますが、ファウストや神曲を次の候補に挙げているのですがどちらがお勧めでしょうか? 神曲はなんとなくは分かっているのですが詳しくは読んでいないので読みたいなとは思っています。が、何種も出ているので何が良いのやら…マンガ的なのは読もうとは思えません。
ファウストはサッパリパーです。何にも予備知識はありません。
罪と罰、人間失格を同時期に買ったのですが登場人物が多かった罪と罰にハマり人間失格は読まないままどこかへ(汗
ちなみに・・・・この図の原本というか、はどこかに展示されていたりするのでしょうか?
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/ …
小説用に書かれただけなのでしょうか。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
はるか昔、高二の夏休みに、極限ではどこまで読書に堪えられるものかと、「罪と罰」と「赤と黒」を、途中の口直し代わりの「荒野の呼び声」を挟んで、三日間、合計50時間余で一挙に読み抜いたあの頃が思い起こされます。
ギュズターブ・ドレの「The Empyrean」は「The Paradise」17枚目の木版画ですね。
http://www.muian.com/muian06/06Dore.htm
http://www.muian.com/muian06/06Dore01.htm
ドレの挿絵との初めての出会いは、エドガー・ポーやバルザックの「風流滑稽譚」あたりだったでしょうか。
「ファウスト」は相良守峯訳でしたが、後に森林太郎訳にも出会ってその表現の豊饒さに驚きました。シェークスピアでの坪内逍遥訳にも同様の覚えがあります。
山川丙二郎訳「神曲」は難解で「地獄篇」で止まりでした。それだけに平井正穂訳の「失楽園」の読みやすさは有難かったものです。
まあ誰の訳本であれ、読まずじまいよりはマシでしょう。
ロシア文学翻訳御三家、とりわけ米川正夫訳などでは、高校でも習わない漢語の勉強になりましたし…。
メルヴィルの「白鯨」では、その挿絵に魅かれて阿部知二訳に、それから幾人かの訳本を経て、まあ田中西二郎訳が一番馴染み易かったものですが、それでも結局はペーパーバックスに当ることになったものでした。
同じ作者でも片山敏彦訳「ジャン・クリストフ」は一気読みだったのに宮本正清訳「魅せられたる魂」は一向に魅せられず中途断念でした。義務意識が先立った時点で、読書は苦痛でしかないということなのでしょう。なにより愉しみあっての読書ですから。
お返事どうもありがとうございました^^
ギュズターブ・ドレ・・・の木版画(^^;
あぁ・・・高そうな(汗)
やはり訳している人の失礼ですがいい人を見つけることから始めなければならないのですね。
No.1
- 回答日時:
神曲とファウストを比較するというのは最近では珍しい部類に入ると思います。
昔はたくさんいました。罪と罰も含めてできるだけ多く読まれることを進める以外にあえてどちらが先などと申し上げることはありませんが、昔、岩波文庫の新曲を買ったら文語訳だったので往生しました。読みやすく、正確に理解しやすい口語訳でないと、わかったかわからなかったかわからないような取り残されたような気分になって腹が立ちました。いい訳に巡り合えますように。フィレンツェに「ダンテハウス」があって、そこには赤い服を着たダンテと、何色だったか記憶が飛んでいるベァトリーチェと恐ろしくセクシーな次女が並んで歩いている絵があったと思います。少なくともそこにはお尋ねの絵はなかったように思います。
「ゲーテハウス」はフランクフルトにあって、たしか「若きウエルテルの悩み」を書いた家だったと思いますがこれも記憶があやふやです。ともあれ、ファウストはまさに「文学史上燦然と輝く金字塔」という言葉にぴったりの最高の作品であることは間違いありません。これは3つの絶望の物語といわれています。一つは「愛」に、一つは「恋」に青して最後に「政治」に絶望する。しかしなお「時よとまれ、お前は美しい」という、いってはならないとメフィストフェレスと約束した言葉を言って息絶えるファウストは永遠の青春を象徴しています。
お返事どうもありがとうございました^^
今読んでいる罪と罰も訳して出たのが昭和62年頃のものなのにかなり難解というか、訳してます訳してますとも!というのがありありと出ているので、しんどいです(^^;
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