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どうしても自己解決ができないので質問させてください。
私は小説を趣味で書いているのですが、初めて一人称で書くことにしてかなり戸惑っています。
ずばり、地の文の敬語をどうするか?

ある程度の上司や年上程度の人が対象なら特に気にならないのですが、登場人物に相当位の高い人が出てくるので、その人の描写をどうすべきか迷っているのです。
分かりやすく言うと、主人公が平民。対象の人物が王様だと思ってください。

A:私に向かって王様は○○と言った。
B:私に向かって王様は○○と仰った。

A:王様が城からやってきた。
B:王様が城からおいでになった。

この場合、AとB、小説の地の文としてはどちらが適当だと思いますか?
普通の作文なら当然Bが正しいと思うのですが、地の文で何度も何度も敬語が出てくる小説なんて見たことないし、却って読み手が感情移入しづらい気がするのです。

例えば、
「王様が城からおいでになり、私に向かって○○と仰った」
・・・では、なんかくどくないですか?

この場合、王様の描写をどうしたらいいでしょうか?
ちなみに、この王様は物語の中核を担う人物なので、かなり登場回数が多いです。

A 回答 (2件)

主人公が、「王様」に対して持っている感情次第でしょう。


地の文章ということは、主人公の気持ちを表すわけですから。

「王様」という存在を当然のことと思っていて、自然に敬語を使うのが、封建主義の時代の平民だと思います。その場合はBですね。
「くどい」と感じるなら、地の文章を工夫することだと思います。
たとえば「お城から王様がいらっしゃり、私に○○と仰った」というのでは、どうでしょう?

「王様」という存在を当然のことと思っているが、敬意も何も持っていないということを表すなら、「王様が城からやってきて、私に向かって○○と言った。」でもおかしくはないと思います。

「王」という存在に反感を抱いている存在なら、「様」も付けないでしょうね。「王が城からやって来て、私に向かって○○と言った。」と敬意を示す表現は一切入れない。

「王」という存在に心酔している人物なら、「国王陛下がお城からお出ましあそばし、私に向かって○○とお言葉をかけてくださった。」

色々と試してくださいね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
主人公の感情次第ですか。確かに言われてみれば、その通りですね。
ステレオタイプに考えすぎていました。
文章を工夫して頑張ってみます。

お礼日時:2012/06/24 23:10

地の文や心の声は、本人の本心だと思うんですよね。

だから、敬語を使うかどうかで、相手への想いを文に込めることができると思います。

普通なら、口に出す時は敬語を使ってても、心の中では使ってないってこと、ありますよね。それと同じだと思います。
でも相手を本当に尊敬してて、誰も聞いてなくても思わず敬語を使っちゃうくらいだったら、敬語もアリだと思います。

私も趣味で小説書いてて、ちょうど今、初めて一人称で書いてるんです(偶然ですね)。
一人称って、ホント難しいですよね。参考になるかどうか分かりませんが…。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
思わず敬語を使っちゃうくらいならアリというお言葉で、納得できました。
本当に一人称は難しいです。
お互い頑張りましょうね。

お礼日時:2012/06/24 23:14

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