プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

こんにちは。楽譜を見ながらクラッシックを聴くことが趣味の者です。

バッハの大フーガのコントラバスパート譜に何か所も出てくる
「Senza Basso」と「Col Basso」がわかりません。

センザバッソは同じくバッハのヴァイオリンのパルティータのタイトルにあるセンザバッソが意味する「無伴奏」しか知らないのですが、これとは違いますよね?
センザは「~なしで」、バッソは「低音」ですから「低音なしで」という意味かも、と考えましたが…
また、コルバッソをいろいろ調べたのですが、「低音付」という意味だということしかわかりませんでした。

コントラバスのパート譜で「無伴奏」?「低音なしで」?「低音付」?????

この二つはどうも対になって記されているようなので、ミュートの付け外しのコンソルディーノとセンザソルディーノみたいな使われ方のようにも見えるのですが、何か、奏法の名称ですか?

ご存知の方、よろしくお願いいたします。
コントラバスについてはなにもわからないしろうとにもわかるように教えていただけると助かります。

A 回答 (3件)

 No.2です。

No.2の「補足」に書かれたことについて。(「補足」は回答者には連絡されないので、気付くのが遅くなりました)

>申し訳ありません、バッハとベートーヴェンを間違えました。私が見ている楽譜はベートーヴェンの弦楽四重奏曲の「大フーガ」が弦楽五重奏にアレンジされたものです。

 そうですか。ベートーヴェンの作品133ですね。
 IMSLPのサイトで弦楽合奏に編曲された楽譜を確認しました。Engelbert Röntgen (1829-1897)という方が編曲したようです。お使いのものは、ここの「Arrangements」に掲載されている楽譜ですか?
    ↓
http://imslp.org/wiki/Gro%C3%9Fe_Fuge,_Op.133_(B …

 これを見る限り、回答No.2 に書いたとおり、「弦楽四重奏」を「弦楽5部」に編曲したために、チェロとコントラバスの楽譜は全く共通です。その上で、コントラバスなしでチェロだけで演奏してほしい部分に「Senza Basso」を、次にコントラバスが加わる部分に「Col Basso」と書いてあります。カッコ内にドイツ語で『「Col Basso」まで休め』(pausieren bis Col Basso)とも書いてありますね。

 これで決まりでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

わざわざIMSLPをご覧になってまで再回答をお寄せくださいましてありがとうございます。

コンバスはパート譜に音符が記されているのに、それを演奏しないのですね!ヴァイオリンやピアノではまずない状況なので、びっくりです。だから、pausieren bis Col Bassoの語句の意味は分かっても、演奏上何を指示しているのかがちんぷんかんぷんでした。これについてまでご親切にご説明いただき、感謝申し上げます。

私が聴いているのはアルバンベルクカルテットのCDなのでCDでは上記の疑問を確認できず、こちらで質問させていただきました。(楽譜サイトを見ているときクインテットの編曲を見つけ、「?」となったのです)

すっきり疑問氷解です!「これで決まり」です!ありがとうございました!

お礼日時:2013/05/31 09:44

 バッハの「大フーガ」って、オルガン曲の「幻想曲とフーガ ト短調BWV542」のことでしょうか。

「大フーガ」は、同じくオルガン曲の「フーガ ト短調 BWV578」と区別するため、BWV578を「小フーガ ト短調」と呼ぶのに対して「大フーガ」と呼ぶ、いわゆる「通称」ですね。

 「大フーガ」=「幻想曲とフーガ ト短調BWV542」はオルガン曲ですから、質問者さんのおっしゃるコントラバスが出てくるのは、管弦楽(または弦楽合奏)に編曲したものですね。誰の編曲かはわかりませんが、有名なところでは指揮者のレオポルド・ストコフスキーの編曲でしょうか。

 元々がオルガン曲ですから、足で演奏するペダルを含めても、最大でも5声部、通常は4声部か3声部で出来ている曲だと思います。これを通常の弦楽5部(ヴァイオリン1、2、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)に置き換えると、どこかのパートが同じ声部を一緒に演奏することが必要になります。
 それとは別な話として、バッハ、ハイドン、モーツァルトの時代には、管弦楽や弦楽合奏の低音部はチェロとコントラバスが同じ楽譜を演奏するのが普通でした(出てくる音はオクーターブ違いの重なった音)。

 ということで、楽譜を見ていないので想像ですが、コントラバスのパートは、実はチェロと同じ音を弾いているのではないでしょうか(おそらく楽譜は共通で一つ)。そして、編曲者が、場所によって「ここはコントラバスなしでチェロだけで」とか、「ここからは再びチェロとコントラバス一緒に」と指定したのが「Senza Basso」と「Col Basso」ではないでしょうか。
(「無伴奏ヴァイオリンのパルティータ」の「Senza Basso」は、通常は黙っていても付属する「低音部」なし、という意味でしょう)

 現物の楽譜を見ていませんし、バッハのオリジナルか誰かの編曲か、などによって判断は変わりますので、あくまで一つの参考意見です。

この回答への補足

申し訳ありません、バッハとベートーヴェンを間違えました。私が見ている楽譜はベートーヴェンの弦楽四重奏曲の「大フーガ」が弦楽五重奏にアレンジされたものです。

補足日時:2013/05/29 14:34
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/29 14:35

私はコントラバスは知らないんですが、Basso=通奏低音 (basso continuo)ではないですかね?


「Senza Basso」は、ここから通奏低音なし(伴奏なし)。
「Col Basso」は、ここから通奏低音あり(伴奏あり)。

この回答への補足

センザバッソとコルバッソが伴奏の有無というのは私も考えたのですが、「大フーガ」はもともと弦楽四重奏曲で、私が見ている楽譜は弦楽五重奏に編曲されたものなのです。弦楽五重奏のパート譜で、一人しかいないコントラバスの楽譜に通奏低音が指示されるというのはどういうことかわかりません。(ファーストからチェロまでのパート譜にセンザバッソとコルバッソは記されていません)

補足日時:2013/05/29 14:27
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速のご回答をいただきましたのに、お返事が遅くなりまして申し訳ありませんでした。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/29 14:28

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!