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何故パワーリフティングの競技でベンチプレスとスクワットは、デッドリフトとは違って
高い位置から始めて、下ろして、補助者をつけてまで後半の動作で上げるのでしょうか。
逆に、低い位置にセーフティバーをセットして、そこから上げて下ろせば、補助者の負担も減り、
限界重量で潰れたときの安全性も増すと思うのですが。
理由があるのだと思います、情報宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

ウェイトリフティングとの比較論で言えば、パワリフは、筋肥大にも力点があるということ。

従って、高重量を持つ為の手段として、デッド以外は、高い位置をスタートポジションとする。高重量を扱えるということは、筋にそれだけ大きな刺激が加わって、筋はより肥大するという理屈。

ベンチでもスクワットでも、一番低い位置からでは、かなり、持てる重量が違う。下ろしてからの静止が競技ルールでの条件ではあっても、やはり、筋力は、伸ばして縮めるという伸張反射が大きいということ。

フルスクワットでの臀部を下ろす位置や、ベンチでは個人差の大きいブリッジ姿勢などもあって、各人のバーベル移動の最下端位置については、かなり個人差が大きい。個々の選手のバーベル最下端にセーフティバーをアジャストすることは困難。というより、技術的に不可能。数センチ数ミリ単位での安全を保障するセーフティバーの設置は競技進行上も考えられない。たとえ、バー位置を数値化できるとしても、そのセーフティの設置に時間がかかりすぎて、競技が全く進まない。

高い位置から下ろして、そして、伸張反射で挙げて、そういうことで、最大挙上重量は漸進する。下にスタポジがあったら、高重量を持てずにモチベーションが低下しまくる。

それでも、あくまで個人の思想哲学によって、是非に、下からが良ければ、フロアプレスとか、デッドからのザーチャースクワットなどと言うものもある。しかし、フロアプレスを実施するにしても、下から挙げていくのではなく、それでは挙がらないので、ベリートスと言って、バーベルを臍(腹)でスタポジに弾き挙げる(膝を立てて跳ね上げる)というテクニックを用いるわけで、バーベルは上からでなくては始まらない。因みに、ベリーとは本来は実の意であるので、実のような丸いおなかで、上にトスするという意味になる。

まあ、是非、下からやろうぜと言うことなら、ザーチャースクワット、フロアプレス、デッドリフトという競技があっても面白い。ザーチャーに変えて、パワークリーンからのフロントスクワットというのもあるだろうが、それよりは、多分、ザーチャーの方が重量的には挙がるので、こちらを採用したい。
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この回答へのお礼

kintorezukiさん、ありがとうございます

お礼日時:2013/07/04 20:38

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