いつもお世話になっております。
ちょっとお伺いしたいのですが・・・皆さん、夕暮れ時って切ないと言うか・・・物悲しくなったりしますか?
私の場合なのですが、何か悲しいことがあったとか、胸に迫る思い出があるとか、そう言う覚えは全くないし、その前後はウキウキしていたり楽しくおしゃべりしているはずなのに、夕方、周りの風景に薄紅の紗がかかる頃、その風景を眺めると何となく胸が騒いで物悲しい気分になってきます。
夕暮れ時のこう言った物悲しさを、古の人は「夕轟(ゆうとどろき)」と言う言葉であらわしていますし、小さな乳幼児も「夕暮れ泣き」と言って、夕方になったら理由も無くメソメソと泣き出して手を煩わす・・・と言う経験をされたお母さんも多いのでは無いでしょうか。
でも・・・ふと思うのですが、こう言った気持ちになる心理的メカニズムって、一体何なのでしょうか?今日、JRの電車に乗っていた時、あの青みに赤みを含んだような窓のスモーク(?)を通して外を眺めていると、まだまだ夕暮れ時には間があると言うのに、何となく同じような気持ちになってきました。
そう考えると、何となく色と関係があるような気がするのですが・・・
「多分・・・じゃないかな?」って回答でも結構です。また「こんな色だと自分はこんな気分になる」と言うお話でも構いません。お暇な時で結構ですので、ご回答お願いできませんでしょうか?
どうぞ宜しくお願い申し上げます!!!
No.7ベストアンサー
- 回答日時:
ちょっと違った角度から回答します。
脳の癒しホルモンに「セロトニン」というのがあります。
これは満足感、気持ちを和らげる、安らぎ等を担当してる癒しのホルモンです。
このセロトニンはいろいろな条件で放出されますが、その一つに「明るさ」があります。部屋の蛍光灯や、街の灯りでは光が弱くて、やはり太陽の光でないと駄目なそうなんです。つまり夕暮れ時になるとなんとなく不安になるように人体は出来ているんです。
あとは、子供時代から夕方になると「さあ、もう、こんな時間だよ、明日また遊ぼうね」という「さよなら体験」を繰り返し体験しますし、役所の拡声器でもいかにも哀愁を誘うメロディー「夕焼け小焼け」を放送して「さよならの時間帯」を演出します。こういう経験も夕暮れ時のもの悲しさを思い起こさせる一因ではないかと思います。
つまり夕暮れ時は、生理的にも経験的にも不安定になりやすい時間帯といえると思います。
この回答への補足
#7さんの補足欄をお借りして・・・
ご回答頂いた皆様、本当に有難うございました!とても参考になる回答を頂き、本当に感謝いたしております。
迂闊にも納得した時点で締め切ったものと勘違いしており、昨日新たに質問を立てた折、「過去の投稿」を見てはじめて締め切っていない事に気づきました。
本当に粗忽者で・・・締め切られていないことで嫌な思いをされた方もいらっしゃるかも知れません。(私もそうですので・・・)本当に心からお詫び申し上げます。
今後はこのような事のないようにしますので、また機会がございました懲りずにご教示をお願い申し上げます。
この度は本当に申し訳ございませんでした。
うわ!ごめんなさい!!
自分ではお礼も締め切りも終わったつもりで・・・迂闊にもお礼を忘れてそのままにしてしまっていました。本当に本当にごめんなさい!
これはご回答を初めて読んだとき、「なるほど!」と思いましたし、早速これを見て「セロトニン」についても色々調べて納得いたしました。
ゼロから新たなことを知る機会を与えて頂き、本当に感謝いたします。有難うございました!
No.6
- 回答日時:
こんばんは。
とても興味深いご質問でしたので・・。
おそらく、太陽=光(エネルギー)が、人間に密接な関係(欠かせないものである)があるからではないでしょうか。
宇宙から、光、空気などたくさんの恵みを受けていますが、生きとし生けるものすべてこれらのものがないと生命が生かされませんよね。
光と影、日の出と日没、朝と夜、すべて秩序にもとづいた自然の法則だと思います。
朝起きて、清々しい朝日を浴びると、「さあ、今日も一日頑張ろう!」という気持ちにさせられますし、その太陽の光が少なくなる夕暮れには自然に膨らんだ風船の空気がしぼむように人の気持ちもしぼんでいく・・そんな感じでしょうか。。。(その日のエネルギーの消耗化、そしてまた補充する)
人間もこの法則に則って生かされてるんじゃないかなぁ、と感じますよ^^。
大宇宙の中の小宇宙が人間かな、と。。
子供は、特に、心が澄んでいますから、その分、感性が豊かで、感じやすいのかもしれませんね。
私なりの解釈ですが・・。
この回答への補足
seisoさんの補足欄をお借りして・・・
皆さん大変興味深い回答を頂き、本当に有難うございました!でも、欲張りなもので若しかしたら専門の方がご回答いただけるかもと淡い期待を抱きつつ、週末まで開けて置こうと思っております。締め切りは今暫くお待ち頂けますよう、宜しくお願い申し上げます!
こんばんは、ご回答有難うございます!!
今、ちょっと覗きに来てビックリしたのですが、昼間に皆さんのお礼と一緒に書き込んだはずなのに、seisoさんのだけ何故かお礼が書き込まれていなかったようで・・・若しかしたらご不快な思いをされたかもしれません。本当に申し訳ありませんでした。(でも何でなんだろう?)
>人間もこの法則に則って生かされてるんじゃないかなぁ、と感じますよ^^。
なるほど!これもすごく納得できます。宇宙の流れとシンクロしているが為のバイオリズムなのですね。
大宇宙の中の~のフレーズ、とても共感いたしました。
興味深い回答、有難うございました!
No.5
- 回答日時:
ちょっと暇です。
心理的メカニズムは知りません(^o^)。思うに、JRでのお話は原因と結果が逆かな?と。
おそらく「色」で夕暮れが切なくなっているのではなく、夕暮れの色に似ていた窓の色だったから、夕暮れ時の気分にスライドしたのでしょう。
多分「はじめに色ありき」ではないと思うんですよね。まず自然物があって、その自然の色が何らかの感情を引き起こす。例えば赤は血の、青は空・海、緑は植物の色ですね。正しいかどうかは知りませんが、赤が興奮状態を引き起こすといわれ、寒色系が落ち着かせるというのも、その自然に対する感情が理由だと言われれば(わたしは)納得できます。
空が黄色の火星人は、黄色で落ち着いた気分になるのではないかと思います(^o^)。
さて、夕暮れが先、としたところで、なぜ夕暮れが物悲しいか。
先に出ていますが、やはりこれから夜になる時間だからでしょう。電気も何もなかった時代、闇は本当に怖いものだったはずです。石器時代まで遡れば、昼より夜の方が危険は大きかったと思いますし、何より人間は知覚出来ないものを基本的に怖れるものでしょうから。闇の中では知覚できません。
で、「これから怖い夜が始まる」……と思う気持ちが遺伝子の中に残り、物悲しくさせるのではないでしょうか。
ちなみにわたしは夕暮れ、それほど物悲しくはなりません。まあ元気いっぱいになるというわけでもないですが(^_^;)。
ではいつ情緒に刺激を受けるかというと、日中の晴天ですね。いつでもそうだというわけではありませんが、日差しの輝きにフト、心を翳らせる時があります。
といっても、夏のゼリーのようなぬるりとした空気では今ひとつ雰囲気に欠けるというもので。(あ、でも夏の黄昏はいいですねー。)時期的にはまさに今頃、春ですね。
昔の人は「春愁・秋思」という便利な言葉を作っておいてくれました。日中の日差しを淋しく思うのは、まさにこの春愁の部分だと思います。
ところで「夕轟」って初耳でした。一つ言葉を覚えました。ありがとうございます。
余談ですが、わたしは一度だけ真の闇を経験したことがあります。
長野は善光寺の戒壇めぐり。それまでは、人間暗闇でもしばらくしたら目が慣れるものだとばかり思っていたのですが、……光がゼロのところでは慣れるも何もありません。見ず知らずの他人の頭が鼻先5センチにあってもわかりませんでした。あれはいい経験です。
もし機会がありましたらお薦めです(^o^)。
では失礼します。
おはようございます!ご回答、有難うございます。
先ず・・・
>空が黄色の火星人は、黄色で落ち着いた気分になるのではないかと思います(^o^)。
かなりウケて、PCの前で一人で大笑いしてしまいました。ハタから見たら、かなりアブナいヤツですね(苦笑)
JRの窓の件は、#6さんのご回答を読んで勝手に想像したのですが、光との密接な関係と言う事で、あの窓ガラスは「遮光ガラス」だったなぁ・・・と思い出し、そう考えているうちに多分、陽光を遮断することにより「擬似『夕暮れ』体験」となっているのではないかな?と思い立ちました。やっぱり色とは関係なさそうですね(^_^;)
>「これから怖い夜が始まる」……と思う気持ちが
この件は#1さんのお礼の欄にも書いたのですが、それぞれの認識はしていても、その感情同士がイコールになるとは想像だにしませんでした。
戒壇巡りは私も経験がありますが、無明の闇ってこう言う事か?と言う位の深い闇で、一瞬目眩がしそうになったのを覚えております。あの感覚をほぼ毎日、しかも身の危険を伴って経験するのなら、DNAに刷り込まれても不思議は無いかもしれませんね。
そう考えると、同じような情景でも明け方の彼は誰時には、清々しさはあっても物悲しさは感じませんもんね。とても納得いたしました。
春愁、私も分かります。空もだけど、春疾風が吹くと心騒ぎますね(^_^)
とても参考になりました。有難うございました!!
No.4
- 回答日時:
どこで見るかによっても変わってくるか、と。
西に暗くて大きな森や山々があるのとないのとでは、だいぶん違ってくるだろうし、まして海だったら! また見えなくても次の街までとの距離感によっても。自分の故郷が西にあったなら、きっと寂しさは倍増するでしょうね。縄文人は東を向き、弥生人は西を向いて祈ったりしたんでしょうかね? 東海西山?
ご回答、有難うございます!
>どこで見るかによっても変わってくるか、と。
なるほど。私の場合は何処にいたとしても、4~5時の物みな全てが薄くれないに染まる時間になると、胸が騒ぎ出すのですが・・・それとは別の話でmauro182さんのお話は、とてもよく理解できます。DNAに刷り込まれたある「キーワード」が心を騒がせるのかも知れません。
私はかなり波兎が走る荒れた海を見ると、無性に海に還りたい気持ちが掻き立てられて、このまま船を漕ぎ出して遠くまで突き進んで行きたい衝動に駆られます。
(別に私は、漁師でも航海士でもないのですが(苦笑))そう言う風に、自分の体に沁み付いた「何か」が心揺さぶると言う事もあるのかもしれませんね。
とても参考になりました。有難うございました!
No.3
- 回答日時:
映画のカメラマンの専門用語に[マジックアワー]という不思議な言葉があります。
太陽が沈んだあとの数分間だけ光が残る。そのような夕暮れときに撮影すると光が最も美しく信じられないぐらいい映像が得られるそうです。
昼から夜に変わる狭間で日常から非日常へ一瞬トランスするのではないのでしょうか?その光かげんがこの世の俗事を忘れさせるのでは・・・
淡い光がけっこう重要でないかと思います。
おはようございます!ご回答有難うございます。
>映画のカメラマンの専門用語に[マジックアワー]という不思議な言葉があります。
マジックアワー・・・初めて聞きました!でも、よく理解できます。絵を描いておりますが、何の変哲も無い風景画に、油でごくごく薄~く溶いたバーミリオンを上から重ねると、それだけでとても神秘的で印象的な雰囲気になるのと同じなのでしょうね。淡い光・・・なるほどです。
>昼から夜に変わる狭間で日常から非日常へ
逢魔ヶ時ですね。一番魔にたぶらかされる時間・・・夕暮れ時には若しかしたら、そう言う時のエアポケットの様なものがあって、ふと落ち込むのかもしれないなぁ・・・と、ご回答を読みながら思いを巡らせております。
参考になりました、有難うございました!!
No.2
- 回答日時:
夕暮れ時、大好きです。
思い出もたくさんありますがそれを抜きにしても切なくなる時です。私は夕暮れ時のグラデーションの空を見ると、心の一番奥をわしづかみにされたような、とても切ない気持ちになります。赤と青やオレンジと水色など、反対色なのにどうしてあんなにキレイなんでしょう(*^^*)
夕暮れ時の「空気」も好きです。空の色もすごくイイのですが、「空気」というか「におい」の方がより強く切なさを覚えます。
空が高くなって、空気が澄んで、乾いたにおい(うまく表現できないのですが)がして・・・それで空を見上げるとそのまま吸い込まれてしまいそうな気持ちになります。すごく切ない。
春夏秋冬、朝昼晩、どれも違うにおいを感じるのですが、この夕暮れ時のにおいが一番切なさを感じます。なんのにおいかはわからないのですが・・・
切なくなるのは大きな自然を感じた時かなーって思います。あの大きな空の色をいっぺんに変えてしまう太陽、それをぽつんと眺めてるだけのちっぽけな自分・・・自分を取り巻く空気がすごく遠く感じてきて音も遠くに聞こえて、それで切なくなるのかな。
私の場合はこんな感じです(^^)
この回答への補足
すみません、BlueBereee517さんの補足をお借りして・・・
子供が起きてしまい、中座せねばならなくなりました。また明日にでもお礼の続きは致します。何卒ご了承頂けますよう、宜しくお願い申し上げます。
ご回答、有難うございます!!
>心の一番奥をわしづかみにされたような、とても切ない気持ちになります。
これ!とてもよく分かります!!胸に迫って来るような、かなり心揺さぶられるような狂おしい切なさですよね。大きな自然を感じたとき・・と言うのも、とても共感できました。一種の畏敬の念を持って、自分を取り巻く自然に対する愛おしさを感じた時にも、同じような気持ちを抱きます。空気についても、今まで匂いとは思いませんでしたが、何となくそれぞれの事象で、鼻の奥が「ツン」と沁みる様な感じが私はします。
友人達からは「感受性が強すぎるんだ」とよく言われますが、同じように感じる方もいるのですね。何だかちょっぴり安心しました(笑)
本当に有難うございました!!
No.1
- 回答日時:
なんとなくな意見ですが、素敵なOSHIETEだったので。
私は夕暮れって美しいから胸が痛くなるのだと思います。
なんといいますか、一瞬だなあ…っておもうと
さらに感動するものなので。
また、逆の話ですが
夜は「死」を連想させるものなのだそうです。
暗いこと、静かなこと
同じように、暗所に閉じこめられて不安になる人は
少なくないと思われます。
このため、漠然とした不安感があおられて
「夜がやってくる! どうしよう!」
という気持ちになるのが、夕暮れ時なのではないかと考えました。
小さい頃、夜中に目が覚めてしまったときに
「どうしよう! 夜中に目が覚めてしまった!」
って、母親を起こしたことって…ありません??(^^;)
ひとつの意見までに(^^)
こんばんは、ご回答有難うございます!!
>また、逆の話ですが
うーん・・なるほど!個別では夕暮れに対しても夜に対してもご指摘の様な感覚を抱いてはいましたが、それがイコールとなると言う考えには至りませんでした。
夜の闇に対する虞が、このなんとも知れない「不安感」に通じるかと思うと、とても納得いたしました。
>小さい頃、夜中に目が覚めてしまったときに
「どうしよう! 夜中に目が覚めてしまった!」
って、母親を起こしたことって…ありません??(^^;)
あはは!かわいいですね~!!母を起した事はありませんが、4~5才の頃から夜中に目が覚めると不思議と「死」を思い浮かべました。イメージとして 長い階段と床に横たわる自分。それを何度も吹き消そうとしても消えずに、何とも息苦しく悲しく恐ろしく、涙を流し続けた覚えがあります。長ずる内にそう言った経験は無くなっていったけど、あれも一体何だったんでしょうねぇ~?
とても参考になりました!有難うございました!!
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