激凹みから立ち直る方法

マグマの発生のところで、海嶺などで高温のマントル物質が上昇しているところは圧力が低くなり、マグマが生じるとのことですが…。

高温の物質が上昇して、マントルが局所的に高温となって、膨張、圧力が下がるという流れなのでしょうか。

なぜ圧力が下がってしまうのかが書かれておらず、結果論で海嶺は圧力が低いからマグマが生じる、とだけしか書かれておらず、いまいちすっきりしません。しかも説明をよく読むと元々圧力が低いところだから、マントル物質が上昇している、とも読み取れてしまいます。

A 回答 (1件)

> 書かれておらず   説明をよく読むと


 
質問に、元の「書かれた説明・読んだ説明」を示していただくのが、回答を得るには良いと思います。
下記のwebサイトの説明の場合
http://www.s-yamaga.jp/nanimono/chikyu/platetect …
「(A)2つのプレート(リソスフェア)が離れて両側に広がっていくところでは、両側に張力が働くために何段もの正断層が発達して、長い溝(地溝帯、海の海嶺においては中軸谷)をつくる。(B)また地下深部ではその空間を埋めるように下からマントル物質がわき上がる。(C)上昇してきたマントル物質は、圧力が下がるためにマントルを造っていたかんらん石が部分溶融してマグマが発生する。」との説明文です。
(A)プレートが離れていく=その場所にあったリソスフェアが撤去される=マントルの上の重量物がなくなる=マントルにとっては圧力が下がる
(B)流動性を持っているマントルは圧力の低下した部分をめがけて移動する=プレートが離れていった空隙に向かって上昇する
(C)圧力が低下した部分に移動するだけでも、マントルの圧力は低下するが、上昇するならなお一層圧力が低下する
このように読むことも出来ます。
プレートの移動速度が速ければ、大きな空間が出来るので、そこに大量にマントル物質が上昇し、その部分の圧力低下と溶融、流動性の低下で、海嶺・海膨も出来やすいのでしょう。
プレートの移動速度が遅ければ、出来る空間も小さいので、流動性のまだ高くないマントル物質の上昇はしにくく、地溝帯のような窪みが見えることにもなりやすいのでしょう。
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この回答へのお礼

とってもすっきりしました。元の文章は特定の文章ではなく、教科書、参考書など、いろいろ見た結果です。4冊ぐらい読んだのですが、どの本を見ても、同じように感じたため、質問させていただきました。おっしゃるように、どれか一つでも具体的に出せばよかったと反省しています。
 とても順序良く、整理されてわかりやすかったです。ありがとうございました。

お礼日時:2013/06/22 21:18

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