アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

歴史に疎いものです。

特に学校での歴史学習では、正義のアメリカ人が原爆を落し、悪の日本人が始めた戦争が終結、その後、日本人も改心して経済発展に頑張っております、、、、。というところで終わったような記憶しかありません。

当時の小中学校での歴史教育は、アメリカ人、あるいは英国人やオーストラリア人を含むアングロサクソン人は、第二次世界大戦に勝利した連合国と同値であり、彼らは常に正義で、正しい事しかしない、だから原爆投下も正しい事だ、みたいな印象をあたえる内容でした。

アメリカ先住民の大虐殺の歴史や、オーストラリア先住民の民族浄化の歴史など、キリスト教徒による恐怖の歴史は教えられませんでした。

キリスト教歴史観から一歩距離を置いて、人類の歴史を顧みるとした場合、キリスト教徒による大虐殺に関して覚えておくべき歴史的事実にはどのような事があるのでしょうか。

私は、1日で14万人の市民を殺戮した広島原爆投下が一番残虐で、1日で7万人の市民を殺戮した長崎の原爆投下が2番目に残虐な殺戮の歴史なのかと思っておりますが、それ以外にどのような歴史的な重要事項があるのでしょうか。

キリスト教徒による殺戮の歴史にお詳しい方より、キーワードやヒントを頂ければ、自分で調べてみたいと思います。

A 回答 (2件)

ほとんどの日本人に認識されていないことですが、キリスト教が果たした歴史的役割のひとつは、「キリスト教はキリスト教徒の蛮行を宗教的大義名分によって、宗教的に美化・正当化する」というものです。

もちろん、キリスト教はそれ自体を目的とした宗教ではありませんが、歴史的にそうした役割を果たしてしまったということは誰も否定しようがない事実です。

その全てをここで具体的に列挙しようとは思いませんが、「虐殺」というキーワードに限定して、例示してみたいと思います。ただし、それぞれの事件は余りにも残虐すぎて、ここで文章化することは憚れます。ここで可能なのは、検索の支援と個々の事件の歴史的意義といったことに限定されることはご承知願いたい。

「ヒュパティアの虐殺」
キリスト教の蛮行を描いた『アレクサンドリア』は見ごたえがある: 仮寓ダークマター
http://dark.asablo.jp/blog/2011/04/03/5772801

415年の古代ローマ帝国の属州だったエジプトでの出来事です。紀元前30年にプトレマイオス朝エジプトは滅亡しエジプトは古代ローマ帝国によって属州化されていましたが、アレクサンドリア図書館は貴重な古代ギリシャの学問資産を膨大な蔵書として保存していました。ところが380年のテオドシウス帝によるキリスト教の国教化によって、キリスト教徒による異教徒に対する焚書坑儒運動といった蛮行が、アレクサンドリア図書館にも押し寄せたのです。膨大な蔵書は野蛮なキリスト教徒によって破棄され、科学者は弾圧されました。その象徴的事件が、数学者・天文学者・新プラトン主義哲学者だったヒュパティアに対する「ヒュパティアの虐殺」なのです。さすがのキリスト教でも「ヒュパティアの虐殺」を正当化できないと見えて、「ヒュパティアの虐殺」はキリスト教の歴史からは完全に抹殺されているのが現状です。しかしアレクサンドリア図書館が徹底的に破壊されたことによって、古代ギリシヤ時代以来の科学は失われ、西洋は「暗黒の中世」の時代に1000年間包まれることになりました。その意味では、かなり大きな歴史的意義があったというべきでしょう。決して無視されてよい出来事ではないにも関わらず、キリスト教を美化・正当化したいキリスト教徒によって歴史から抹殺されている。「ヒュパティアの虐殺」に衝撃を受けた学者・科学者は、キリスト教圏を逃れて、イスラム圏に亡命を図りました。古代ギリシヤ時代以来の科学は、そうしてイスラム圏に継承されることになったが、キリスト教圏の科学は、神学によって塗り替えられてしまったのです。そうした蛮行を無視して、ルネサンスを賛美するというご都合主義的な歴史観がどれほどインチキなものか、声を大にして訴えたいのが私の立場です。そういうご都合主義的なインチキ歴史観によって作成されたお伽話を日本語に翻訳しただけなのが、「学校での歴史学習」なのです。

「十字軍」「レコンキスタ」「北方十字軍・ドイツ騎士団による異教圏への侵略」、、、。どれも基本的な文脈は同じです。キリスト教は、キリスト教徒による異教徒に対する蛮行を美化・正当化してきたのです。

20世紀最初のジェノサイドといわれる「ヘレロ・ナマクア虐殺」は、どう捉えるべきであろうか。結局はそれぞれの歴史観なのかも知れません。

いずれにせよ、キリスト教徒は私の回答を躍起になって否定しようと詭弁の限りを駆使することでありましょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

具体的に歴史上の事実を教えていただきありがとうございます。

キリスト教徒とユダヤ教徒が支配している映画メディアでも「アレクサンドリア」の様な映画が作られることがあるのですね。

このQ&Aサイトのキリスト教徒は知性的な人が多いので、歴史上の事実にまで絡んでくる人はおりませんね。

日本は、キリスト教徒の中でも温厚なキリスト教徒が多いので、とかくキリスト教徒の残忍性に関して看過しがちですね。

まずは、歴史の真実を少しずつでも勉強したいと考えております。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2013/07/06 14:14

アフリカから、黒人を奴隷にして輸出し、大儲けした


話はどうですか?

英仏は、アフリカを侵略し、その土地を奪いました。
もともとアフリカは豊かな自然に恵まれ、大して
働かなくても、食える土地柄でした。

そこに英仏がやってきて、土地を奪い、働き盛りの
黒人4000万を奴隷として、売買し、大儲け
しました。
奴隷達は奴隷船にすし詰めにされ、死者が続出
しました。
死体は海に捨てますので、奴隷船の後からは
鮫が群がったと言われています。
何人が犠牲になったかは判りませんが、分母が
4000万ですから、相当な数になったものと
推測されます。

この奴隷貿易で稼いだ金が産業革命の資本になり
今日の欧州キリスト教文化圏の豊かな生活のもとに
なったわけです。

その反面、アフリカは飢餓大陸になってしまいました。
立ち直ろうとしても、民族、宗教、歴史を無視した
国境線を勝手に引いたため、内部紛争が絶えません。
これは中東諸国でも同じです。
国境が定規で測ったように直線なのはそのためです。

あとはインドですか。
アムリットサル事件が有名です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A0% …

それから、アメリカはフイリピンとの戦争で60万虐殺しています。
米比戦争です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B1%B3%E6%AF%94% …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

やはりキリスト教途による4000万人の奴隷貿易が人類史上最大最悪の行為ですよね。

その次は、共産党による中国大躍進政策で2000万人の餓死でしょうかね。

被害者の多さだ家に注目すると上記の二者を無視できませんが、キリスト教徒による原爆投下は、広島で14万人、長崎で7万人といわれる数ですが、一瞬にして確実に殺されたといういみで、人類史上もっとも残虐非道だとおもうのですけどね。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2013/07/06 14:06

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!