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1つの産業の成長期はおおよそ20年ほどと言われています。日本を含む先進国でのインターネットのアクセス数も数年前には頭打ちに成り、IT産業の成長力もだいぶ衰えて成熟産業化して来ました。今はまだ成長産業として国からも多くの優遇政策なども行われていますが、そろそろそれらを行なうのも無駄となってくる頃と思います(下手に優遇を続けると経営改善の努力をしない、ただ補助金などをメシの種にするIT企業が増えることになりそうです)。

先日ニュース番組で中国移転を本格化させているIT企業について取り上げていました。中国のIT技術者も優秀で日本語もペラペラで、とあるチェーン店のIT部門の仕事を全般的に請負い、在庫管理から関連プログラム作成まで中国からネットを通して行なっているというものでした。
しかしこの手のIT企業はまだ少数派のようです。

日本のIT産業の本格的な中国など途上国への移転はいつ頃からになりそうでしょうか?
またその理由やその余波としてこの先どのようなことが起こりそうか、実際の動きと推察なども含めてお話を聞かせて頂きたいです。
よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

IT企業でリストラが本格的に必要になるのは早くても2020年初頭ぐらいからで、おそらくは10年後ぐらいからでしょう。



本格的に移転が始まったなら、日本のIT技術者は特に厳しい状況となるでしょうね。でもIT企業でも営業部門などはほとんど関係ないでしょう。問題はIT技術者と呼ばれるような人で、中国人と横並びで人件費競争になりますから、中国でIT人材が育てば育つほど日本のIT技術者の賃金抑制要因となることでしょう。昨今中国で人件費が上昇したとか言われていますが、それでも1/8とかそういうレベルですからね~。

ですが上で10年後ぐらいからと書いたように、本格的に日本のIT企業が中国人を活用する必要性に迫られるのは少し先になると思います。
というのも中国はここ数年で内需拡大政策や労働市場改革に失敗しており、大卒でも職がなく社会問題になったりしているような状態です。またこれと関連して経済が根本的な大問題に直面しており、そちらの問題でしばらく足踏み状態が続きそうです。

これまでテレフォンアポイントサービスや受付けなどの単純労働でITを活用して来た例はありますが(これをIT産業とは呼ばない気もしますが)、本格的なIT技術での労働移転は先進国ではまだ始まっていなくまだまだこれからです。

ITの中核は米国が完全に抑えていますし、日本で生き残るのはITゼネコンと呼ばれるような国の補助金だよりの企業だけなんてことが起こるかもしれませんね。と言っても日本のIT企業の多くは海外からのサービス横流し系の企業がほとんどですので、倒産とかは少なそうです。ブランドは日本企業、中身は中国製なんて家電のような状態になるかもしれませんね。

この回答への補足

書き込みありがとうございます。

>問題はIT技術者と呼ばれるような人で、中国人と横並びで人件費競争になり
(中略)
>中国で人件費が上昇したとか言われていますが、それでも1/8とかそういう
>レベルですからね~。

単純労働だけでなく知的産業でも中国との人件費競争が本格的に始まりそうです。
将来は「補助金などをメシの種にするIT企業」と「企業役員とブリッジエンジニアだけが日本人」というIT企業も増えそうと思えて来ました。
効率的に経営に集中するにはメリットは多そうです。

>ブランドは日本企業、中身は中国製なんて家電のような状態になるかもしれませんね。

中身とは何を指しているのでしょう?社員のことを言っているのでしょうか。
ちょっと最後の方はよくわかりませんでした。

補足日時:2013/07/25 23:41
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中国のIT企業は(アップルのような特別の力はありませんが)既に世界一流です。

海外にも進出しています。問題なのはハッカー(諜報)集団を内包していて中国製の機械やソフトを買うとその中にハッカー機能が埋込まれているおそれがあるということです。従って中国のIT企業を排除しようとする気分が先進国には漂っています。

下記をご覧下さい。
http://www.epochtimes.jp/jp/2013/07/html/d48424. …

この回答への補足

書き込みありがとうございます。

>中国のIT企業は既に世界一流です。海外にも進出してい
(中略)
>中国のIT企業を排除しようとする気分が先進国に は漂
>っています。

この手の記事を読んだことあります。怪しいソフトウェアだけでなくハードウェアレベルでセキュリティ上のバックドアとなっている例もあるそうで、たしか米国のサイバーテロ対策に関する記事でした。

補足日時:2013/07/25 23:41
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わかってない人が若干名いるようなので、少々補足。



基本、No.1の方の見解であっています。
IT産業が他の産業と比べて特殊な点は、「日本語」という言語の壁で守られていること。
どんなにIT技術に秀でていても、日本語で顧客と会話ができない人は、日本でITのビジネスできません。
わからない人は、私と一緒にこの業界で数年間苦労すれば、肌身にしみてわかるようになります。

もう10年以上も前からオフショア開発はあるのに、家電や自動車のように大規模な海外移転や外国人の進出が進まないのは、この言語の壁のお陰です。

あと、日本語で会話ができれば基本OKなので、中国に進出する必要はありません。
具体的な会社の名前は伏せますが、とある金融関係のIT開発は、ほとんどインド人が主体で動いているようなプロジェクトも存在します。
(仕様が固まれば、書類の変更で顧客と打ち合わせをする必要が減るので、日本人のSEの比率はそれほど多くなくて大丈夫なんです。システムの仕様がきちんと書類に落とし込んであれば、プログラムを書く人はどこの国の人でも大丈夫です)

この回答への補足

書き込みありがとうございます。

>IT産業が他の産業と比べて特殊な点は、「日本語」という言語の壁で守られていること。

番組でも日本語という言語で守られているという趣旨の部分もありましたが、その後のVTRではそれを否定するように日本語ペラペラの中国人IT技術者が出てきて、日本語を話せる中国人IT技術者が1人いるだけで一部署まるごと中国に移すことができ、日本に比べ安い報酬で優秀なSEを数多く採用できるというものでした。
ガラパゴスで上手く行っているから大丈夫と高を括っている人はこの先リストラの対象になりそうですね。努力しましょう。
現在多くのインド人IT技術者が日本に来て仕事をしていますが、インドと違い中国ではITインフラの整備がすごいスピードで進められているようですから、日本の雇用問題からすると一段と脅威になりそうですねー。

補足日時:2013/07/25 23:42
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今ごろ?



遅~
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中国での開発は10年以上前から行われていて人件費の安さなどからもてはやされた時期もありましたが、最近は中国のエンジニアの人件費が高くなっていることから東南アジアの方が人気ですね。

この回答への補足

書き込みありがとうございます。

>中国での開発は10年以上前から行われていて人件費の安
(中略)
>最近は中国のエンジニアの人件費が高くなっていること
>から東南アジアの方が人気ですね。

昨今はチャイナリスクや人件費上昇で製造業がフィリピンやマレーシアなどの他のアジア地域へ安価な労働力を求めて工場を移転しているようで、それに伴いシステム開発も同の地域への委託が進んでいるようですね。

補足日時:2013/07/25 23:41
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今以上には移転しないと思います。



オフショア開発は一時期もてはやされてインドやら韓国やらありましたけど、その時は安くても品質が悪すぎて結局直す工数まで入れるとトントンだったり。ブリッジSEが必要だ!なんて言ってた時期もありますけどね。

海外開発のノウハウがある所は引き続きでしょうし、そうでない所が新規参入するのは厳しいでしょうね。
さらに、中国も都心部は高騰化してますのでこれ以降はなんとも。

TPP導入で海外からの参入の障壁は下がるのではないかと思いますけどねー。

この回答への補足

書き込みありがとうございます。

>オフショア開発は一時期もてはやされてインドやら
(中略)
>結局直す工数まで入れるとトントンだったり。ブリッジ
>SEが必要だ!なんて言ってた時期もありますけどね。

「「日本製だからダメなんだ」と昔アメリカ人がいっていた」という話を思い出しました。


>海外開発のノウハウがある所は引き続きでしょうし、そうで
>ない所が新規参入するのは厳しいでしょうね。

製造業などでは現地でのシステム開発を行なうのはもはやあたりまえになっていますから、これが日本の国内向けのシステム開発にまで及ばないことを祈るばかりといった感じですかねー。

補足日時:2013/07/25 23:42
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