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いづれ
いずれ

どちらが正しいですか?

A 回答 (6件)

確かに旧かなでは「いづれ」であったのは事実で、それを“内閣訓令”で「いずれ」にする、と決めてるのですね。

普通の言葉の変化のように自然に変わったんではなくて上から決めているんです。
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現代仮名遣い 本文 第2(表記の慣習による特例)
5 次のような語は,「ぢ」「づ」を用いて書く。
   (1) 同音の連呼によって生じた「ぢ」「づ」
例 ちぢみ(縮) ちぢむ ちぢれる ちぢこまる
  つづみ(鼓) つづら つづく(続) つづめる(約△) つづる(綴*)
[注意] 「いちじく」「いちじるしい」は,この例にあたらない。
(2) 二語の連合によって生じた「ぢ」「づ」
例 はなぢ(鼻血) そえぢ(添乳) もらいぢち そこぢから(底力) ひぢりめん
  いれぢえ(入知恵) ちゃのみぢゃわん
  まぢか(間近) こぢんまり
  ちかぢか(近々) ちりぢり
  みかづき(三日月) たけづつ (竹筒) たづな(手綱) ともづな にいづま(新妻) けづめ ひづめ ひげづら
  おこづかい(小遣) あいそづかし わしづかみ こころづくし(心尽) てづくり(手作) こづつみ(小包) ことづて はこづめ(箱詰) はたらきづめ みちづれ(道連)
  かたづく こづく(小突) どくづく もとづく うらづける ゆきづまる
  ねばりづよい
  つねづね(常々) つくづく つれづれ

 なお,次のような語については,現代語の意識では一般に二語に分解しにくいもの等として,それぞれ「じ」「ず」を用いて書くことを本則とし,「せかいぢゅう」「いなづま」のように「ぢ」「づ」を用いて書くこともできるものとする。
例 せかいじゅう(世界中)
  いなずま(稲妻) かたず(固唾) きずな(絆*) さかずき(杯) ときわず ほおずき みみずく
  うなずく おとずれる(訪) かしずく つまずく ぬかずく ひざまずく
  あせみずく くんずほぐれつ さしずめ でずっぱり なかんずく
  うでずく くろずくめ ひとりずつ
  ゆうずう(融通)
[注意] 次のような語の中の「じ」「ず」は,漢字の音読みでもともと濁っているものであって,上記(1) ,(2)のいずれにもあたらず,「じ」「ず」を用いて書く。
例 じめん(地面) ぬのじ(布地)
  ずが(図画) りゃくず(略図)
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これの【分解しにくい語】に入るのであれば【「じ」「ず」を用いて書くことを本則とし,「せかいぢゅう」「いなづま」のように「ぢ」「づ」を用いて書くこともできるものとする。】が政治的に正しい解釈だと思われるのですが、どうもそうではないようですね。ですので訓令に従うなら「いずれ」が正解のようです。
しかし
【2.この仮名遣いは,法令,公用文書,新聞,雑誌,放送など,一般の社会生活において,現代の国語を書き表すための仮名遣いのよりどころを示すものである。
 3.この仮名遣いは,科学,技術,芸術その他の各種専門分野や個々人の表記にまで及ぼそうとするものではない。】
とありますので2にあたらない文章であれば自由であるとも言えます。学校では「いずれ」が正しいことになるでしょうね。
http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/joho/kijun …
http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/joho/kijun …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/08/20 12:43

それらしく品詞を並べ立てたりして、結構面白い回答があるので驚いた。



「じ」と「ず」という新かな遣いが今日の文法常識なのにね。

こういうことは、現行の国語辞書の巻末の凡例などにも明記されている。
是非、お手元の国語辞書で確認されたい。

で、こんな簡単なことを知らない人が回答者にも多いということの理由を考えてみた。

ひとつ思い当たるのは、戦後も、かなりの間、「ぢ」と「づ」という旧かなを遣うべしという例外規定が、「同音連呼」と「連濁」の他に、もうひとつあったんですね。

それが「漢音」の読みについても、旧かな「ぢ」、「づ」を遣えというもの。
だけど、今日、当地の中国人でさえ、北方方言ともいえる「漢音」の識別が出来ないという事情があって、これを日本人に適用するのはナンセンスということになった。国語教師自身が漢音の何たるかを理解できなかったんですね。もう訳が分からないのに、漢音は旧かなと決められていた。

で、今日では、三つ目の漢音規定が外れて、先の二つのみの場合を例外規定として、その時には、旧かな「ぢ」、「づ」を用いなければならないということになった。ですから、両方とも正しいというのは間違い。学校の国語テストでも×になる。

戦後、暫く、漢音が分からない国語教師は、ひたすら、漢字の読みテストという反復訓練で、「ぢ」と「づ」の遣い方を教える他なかったという、悲しい時代に育った人は、残念ながら、「じ」と「ぢ」、「ず」と「づ」の遣い分けが分からない、ということが分かった。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/08/20 12:43

歴史的には「いづれ」であったようですが、現在では「いずれ」が断然優勢ですね。



例えば「鼻血」は、今でも「はなぢ」としますが、これは「血」との関係があるからでしょう。
ところが「地図」などは、本来「ちづ」だったわけですが、現在では完全に消えてもっぱら「ちず」だけになってしまいました。

「いづれ」・「いずれ」はこの両者の中間的状況で、現在まさに、「いづれ」→「いずれ」の移行過程が完了しかかっている時期にある、といえるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/08/20 12:43

広辞苑6では「いづれ」は出ません。

いずれ(何れ・孰れ)

1これとかそれとか、はっきり定めず、またはわからないままに、物事を指すのに使う語。
どれ、どちら、いずれの案を採るか

2、副詞、事情 状態 時期などが、どのようになるにせよ、の意を表す。
なんにしても、どのみち、いつとは言えないが近い将来。そのうちに
「いずれまたうかがいます」
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/08/20 12:43

「いずれ」が正しい。



「ず」と「づ」の関係は、「じ」と「ぢ」も同様。
「づ」「ぢ」は旧仮名遣いで、戦後の新かな表記では、「ず」と「じ」を使用すべしというのが本則。従って、たいていの表記は、「ず」「じ」という新かなになる。

ただし、二つの例外規定がある。
例外規定とされるものは、今日でも、「づ」や「ぢ」という旧かなを用いなければならない。
(1)、同音連呼(どうおんれんこ)=つづく・ちぢむ【「つつ」「ちち」と、同じ音が続く場合】
(2)、連濁(れんだく)=かたづく・たづな・こぢんまり【複合語の後ろの語「つく」「つな」「ちんまり」に濁点がついて形成される語彙の場合】

因みに、「だい(おお)じしん」は、最初から「じしん」と濁点があって、複合語として前の語と接着することによる濁点付与ではないので、これは、「連濁による旧かな使用規定」の適用外ということ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/08/20 12:43

どちらも正しいですが、一般的には


『いずれ』が多用されています。

http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/11686/m0u/
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/08/20 12:43

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