No.4ベストアンサー
- 回答日時:
一口に恐竜と言っても膨大な種類が存在し、その形態も様々であったことと、化石からの状況証拠から生態を類推するしか我々にはできませんので確実にこうだ、ということはできません。
ただ、現代生物との比較による推測でよろしければ恐竜の赤ちゃんは卵からかえったらすぐ自力で動ける種類が多いと考えられます。というのも現代生物の多くがそうであることと、野生環境では赤ちゃんといえどもすぐに動けるようにならないと他の肉食動物の餌にされてしまうからです。
カメやトカゲなどは卵からかえったらすぐに歩きだしますし、哺乳類ですが馬や牛なども産まれてから数時間で自力で立ち上がります。
ただ、卵から孵って卵の位置から動いていない未成熟の個体の歯がすり減っていたという恐竜の化石も見つかっており、親にエサをもらって子育てを受けていたと推測されている種類の恐竜もいます。そのような親に餌をもらっているような種類であれば鳥のヒナのようにしばらくは自力ではあまり動けず、親に育ててもらっている可能性もあるかもしれません。
ちなみに現代でもワニの一部の種類は生後一年くらい子育てをします。
結論としては、基本的には孵ったらすぐに立てるようになると考えられる、しかし一部の種類は鳥やワニのように子育てをしている可能性があり、そのような種類の子供は立てるようになるまで遅い可能性も考えられる。
と言ったところでしょう。
可能性がある、とか、考えられる、ばかりで曖昧に思われるでしょうけども、恐竜は現代には存在しないことと化石から類推するしかできませんのでご了承ください。
No.3
- 回答日時:
こんにちは。
我々ヒトは哺乳類であるのに対し、恐竜はほぼ現生の爬虫類と同類ではないかと考えられています。ですから、これを直接比較するというのはちょっと難しいと思います。では、ご質問では「つかまり立ち」とありますが、この自立というイベントを「巣立ち」と考えますと、これで様々な動物との比較がよりはっきりするのではないでしょうか。そして、ここで巣立ちとは即ち、「親の助けを借りずに生きてゆけること」と定義します。
哺乳類は受精後に胎児期を経て、出産を以ってヘソの緒は切り離されますが、更にその後、摂食ができるようになるまでに比較的長い授乳期を要します。
これに対し、恐竜は受精した時点で卵として産み落とされますので、親からの栄養、ならびに酸素の供給さえも絶たれるわけです。卵の中には十分な養分が収納されていますので、赤ちゃんはこれで成長し、殻を破って出て外界に乗り出します。ならば、多少は歩くこともできるますし、自発呼吸も成立しているのではないでしょうか。まあ取り敢えず、孵化した時点で栄養の摂取は自前ということになります。
他例を比較しますと、鳥類の雛はすぐには飛ぶことができませんので、多くの場合、親がしばらく口元まで餌を運んでやらなければなりません。ただ、爬虫類や恐竜に給餌行動があったかどうは、私はちょっと聞いたことがないです。そしていまひとつは、親の助けを借りないことを巣立ちと定義しますならば、抱卵というのは親が温めてやらなければ卵は死んでしまうということです。ならば、これではまだ自立とは言えません。加えて現在では、後期の恐竜には抱卵の習性があったのではないかという報告が成されています。
的を得ない回答で申し訳ありませんが、要は生物の生態を比較しようとするならば、そこにはできうる限り汎用な、何らかに適切な基準が必要ということです。加えて余計な話になりますが、我々人間の場合は十二年に及ぶ学校教育を受けた後、自らによって所得の得られることを自立とします。従いまして、ヒトとはこの世で最も巣立ちの遅い生物と言えるかも知れません。
No.2
- 回答日時:
子育てをしている恐竜もいたみたいだけど
http://www.dino-tail.com/study/sho03/sho0304.html
原則的には孵化した時点でほぼ食料を自分でとっていたんじゃないかな?
恐竜の子孫とされている鳥に関しては、今でこそ晩生成の奴らも多いけど、
原始的な種は早生成のものが多いって聞いたことがある。
No.1
- 回答日時:
はじめまして
恐竜といっても1種類ではありません。哺乳類と同じように一群の総称です。
哺乳類を考えてみましょう。
たとえば草食性の動物、鹿や馬だったら生まれてすぐに立ち上がりますよね。
ところが人間だったら1年たたないと一人で立ち上がるすらできません。
ですからおそらく恐竜も種類によって、すぐ立ち上がれたものもいたでしょう
し、立ち上がるのに時間がかかったのもいたと思いますよ。
正確なところは化石によって全ての発展段階がわからないと、何とも言えない
のではないでしょうか。もっとも化石になるのはほんのごく一部ですがね。
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