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短絡と地絡の違いについて教えて下さい。
漏電の際の地絡か短絡の違いもできれば教えて下さい。
宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

短絡とは、文字通り最短距離でショートする事で、線間でのショートをこう言います。


これは負荷を通らないので、電線と変圧器内部のインピーダンスによって電流が流れます。
つまり、どちらも低インピーダンスなので、大電流となります。
I = V / (Zt + ZL)

地絡とは、こちらも文字通り大地へショートする事です。
こちらは漏電が最大級悪化したものと捉えてください。
そのため、負荷で地絡する場合がほとんどであり、その機器に施されたD(C)種接地工事から大地へ流れます。
そしてこの電流は大地を通り、変圧器のB種接地工事を伝い変圧器に帰ります。
そのためB種接地抵抗も加わります。
D種接地工事が100Ω以下、C種接地工事が10Ω以下、B種接地工事がほぼ30Ω以下となるので、地絡電流より遥かに小さい電流となります。
I = V / (Rb + Rcd)

漏電は、地絡の低レベルのものです。
まだ完全に絶縁破壊を起こしていないので、漏電電流の流れる経路には負荷や電線の絶縁抵抗が残っていて、上記の抵抗に加わる事になります。
そしてその抵抗があるお陰で、本線の電線に電流は流れ続ける事ができるので、上記抵抗と電線インピーダンスとで並列接続されていると見る事ができます。
漏電電流は、上記抵抗の大きい抵抗値に流れる分流電流なので、電流値も地絡より更に下がります。

これらは、電流経路の違いにより電流値も全く違いますので、単純に電線間と大地間との違いだけではないので注意が必要です。
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短絡: 2本の線間を金属でショートする事 


地絡: 非接地側の線と接地線を金属で短絡する事

漏電: 非接地側の線と接地線との間を人体でショートする事

短絡、地絡は概ね数十アンペア以上流れる
漏電、せいぜい数十~数百ミリアンペア程度しか流れない
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>短絡と地絡の違いについて教えて下さい。


>漏電の際の地絡か短絡の違いもできれば教えて下さい。

●短絡と地絡の違い
 家庭用の引き込み電線 AC100Vの例をとってみましょう。
 日本の場合、家屋への引き込みより前の時点で2本あるうちの一方を地面にアース線で接地します。(このことを接地工事と呼びます。アースとは地球のことですね。グランド”グラウンド” GND とも言います)
 ※短絡とは引き込まれた 2本の線同士がショート(短絡) することを言います。
 ※地絡とは 引き込まれた 2本の線の内、接地していない方が絶縁の不良か何かの原因で接地した側に流れてしまうことを言います。

●漏電の際の地絡か短絡の違い
上記の日本の家屋においての説明です。
※漏電の際は 「地絡」 といいます。 その際、漏電の電流が漏電遮断機を動作させるに十分な大きさであれば遮断機が 落ちます。 要するに「地絡とは」 地面の電位と「短絡」 することを言います。
※単なる短絡の場合、漏電遮断機ではなく、過電流遮断機が作動します。

漏電遮断機と過電流遮断機は家庭の配電盤で見ることができます。 30A、40A、50A といったような表示がしてあるのが過電流遮断機で 漏電ブレーカー のような表示があるのが漏電遮断機です。
このような内容でよろしいでしょうか?
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