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お世話になります。

工場で働く電気素人です。

よく上司が配電盤、分電盤、受電盤、動力盤、操作盤・・・といった
各種盤の話をするのですが、それぞれの違いがよく分かりません。

質問サイトや電気について説明して下さっているサイトを巡ってみたのですが、
整理しきれないので以下の考え方で良いかお答え頂けないでしょうか?

・配電盤:特別高圧変電所より高圧電気を工場敷地内のトランスで受け、
     それを更に400、200、100V等に変圧し、分電する盤。

・分電盤:配電盤からの電気を照明やコンセントに供給する盤。

・制御盤:配電盤等からの供給電気を動力設備に供給する盤
      (盤内にはサーマルやインバーターが内蔵されている)

・操作盤=制御盤

・動力盤:3相3線で電気がきている盤(制御盤はこれに含まれることが多い?)

・電灯盤:1相3線,1相2線で電気がきている盤(分電盤はこれに含まれることが多い?)

・受電盤:上記の盤全ての総称

こういう理解で良いのでしょうか?
宜しくお願いします。

A 回答 (6件)

受電点から順に並べて説明します。



・受電盤:高圧・特別高圧を引き込む盤。
     キュービクルの総称としても使用され、受電設備と変電設備と配電設備が一つに
     まとめられる事が多い。
     キュービクル内を用途別に、キュービクルの受電盤、配電盤、動力盤、電灯盤と
     呼び分ける事もある。

・配電盤:分電盤へ供給する幹線分岐盤。
     通常キュービクル内で結線されてしまうので、省略される事が多い。

・分電盤:負荷へ直接供給する盤。

・動力盤:分電盤の一種で3相3線のみを供給する盤。

・電灯盤:分電盤の一種で1相3線,1相2線のみを供給する盤。

・制御盤:分電盤の一種で自動制御の回路を組み込んでいる盤。

・操作盤=自動制御を操作する手元盤。
     制御盤に操作部が組み込まれている場合、制御盤と同等の意味をなす事もある。
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殆ど正解じゃないですか、普通の工場では100.200両方使ってますが電灯盤でも、工作機械は200が大半かな。



私は電気学んで無いのでコンデンサーとかリアクトルがドンナ役目してるのか分かりませんでした。
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概ねあっていると思いますが、



・受配電設備;電力会社の送電線から電気を受ける設備(受電盤)とそれを低圧に変換して配電する設備(配電盤)の総称。普通は一箇所に置かれる。
単に「電気設備」と言うこともある…資格者の管理範囲部分。

・制御盤;負荷設備の直前にある電源を供給する設備。電力を分配するための負荷向けトランスを内蔵したり、負荷設備個々の通電状況監視や通電操作を集中的に行う。
 概ね、利用場所を問わず、電力の通電状況監視や通電操作を集中的に行う部分を言うことが多い。制御とは操作することを言うので。
分電盤、配電盤、制御盤という構成とも言える。

電力用途は「動力」と「電灯」に分けられます。
「動力」は電動機負荷で、3相3線式負荷です。
「電灯」は本来力率の良い電灯負荷を言いますが、単相3線式200V/100Vを一般的に指します。
分電盤は先の受配電設備から負荷位置で電力を一括して受け取って分配する設備で、動力負荷向けが動力盤、電灯負荷向けが電灯盤です。

> ・受電盤:上記の盤全ての総称 と言われることについて
電力会社では、発電所から地域変電所までを「送電線」、変電所から消費者宅(工場や家庭まで)を「配電線」と呼んでいます。大口需要家では「送電線」から直接受電する場合も有ります。
「受変電設備」から「分電盤」まではある意味では「送電」ですがそうは呼びません。分電盤の受け口は「受電」ですが、その部分を「受電盤」とは呼びません。
この当たり、一般人にはかなり混乱します。
ついでですが、「発送電分離」とは、「発電」と「送配電(送電+配電)」の事業者を分離する、と言うことです。

大体こんなところでしょうか。ご参考まで。
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まず、使う場面によって若干ずれるコトバであるため、「コレが正解」「必ずこう言う」というものはありません。


ものによって同じモノを違う名称で呼ぶこともあれば、複数の名称があてはまるのが当然なこともままあります。

○配電盤

分電盤の上位にある盤
分電盤と区別するために使うことが多いが、必ずしも分電盤、配電盤の区別は明確とはいえない

○分電盤

負荷設備に電気を分ける盤
おもに末端設備付近のものをいい、ホーム分電盤クラスからビルフロア全体を賄うものまで色々ある

○制御盤

負荷の動作を制御する機能を持った盤
動力設備のみならず、電灯設備相手でも制御盤(トンネル照明制御盤など)
リレーのみの継電器盤も制御盤と呼ぶ場合もなくはない

○操作盤

操作スイッチを備えた盤
必ずしも制御盤と同意ではない(制御機能を持たず操作スイッチのみでも操作盤だが、それは制御盤とは言わない)

○電灯盤・動力盤

電灯(単相)の盤であるのか、動力(3相)の盤であるのかの違いで区別する呼び方

○受電盤

電力会社等から電気を受ける盤、おもに高圧受電盤(CBもしくはLBSを備えた受電盤)を言う

状況によっては、受電盤(類)や受変電盤(類)というコトバで高圧キュービクル一式を指すこともあります。


明確な定義はないので、状況によって呼び名は変幻自在です。
発注者の都合によって、わざとズレた名前を使うこともままありますね(分電盤は材料だけれど、配電盤になると個別製作品なら機器となって経費率や価格査定が変わるなど)。
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No1の追記です。



先の回答は、あくまでも単純な場合です。混在しているものもあり、注意が必要です。

例えば、電灯盤ですが、最初に照明用として設置したが、後で負荷を増設して、コンセント用電源や他の用途の電源を取ったりすることもあるので、実際は、この様になっていない可能性もあります。

動力盤ですが、モーターは出力が大きい場合、3相の場合が多いですが、単相モーターもあります。
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う~~ん。

間違っているものがあります。

簡単な方から。
電灯盤:文字通り、負荷に電灯(照明)がつながっている盤
動力盤:負荷に動力(モーター)がある盤

操作盤:盤前面に操作スイッチ類操作用具のある盤
制御盤:盤内に制御用機器(シーケンサ・PLC・パソコン・マイコン・制御用コントローラー等)が収納されている盤

分電盤・配電盤:殆ど同じ意味。電気を受電して、下流側に複数に分けて給電している盤
受電盤:供給電源を受けて、下流側に電源を渡している盤。1対1の場合がある。(分電盤は、1対複数) ジスコン等の電源保護機器が収納されている。

以上です。
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