アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

ここでは行列を(左上、右上、左下、右下)の順に書き、零行列を〇、単位行列をEとします。

2次の正方行列A=(a b c d)があり、Aの5乗=〇をみたす。

(1)Aは逆行列を持たないことを示せ。

(2)Aの2乗=(a+d)A となることを示せ。

(3)Aの2乗=〇 となることを示せ。

(4)A+Eが逆行列を持つことを示せ。


理系の中で数学Cがわかる方、1問でもいいので協力してください。

A 回答 (4件)

自信はありませんが、、、


(1)ですが背理法とかどうでしょう。
[仮定]Aは逆行列A^(-1)を持つとする。A^5に左からA^(-1)の五乗をかけると
A^(-1)A^(-1)A^(-1)A^(-1)A^(-1)AAAAA
=A^(-1)A^(-1)A^(-1)A^(-1)EAAAA
=A^(-1)A^(-1)A^(-1)EAAA = ... =E
となるが題意ではゼロ行列にならないといけない。
これは矛盾である。よって仮定は成り立たない。 → Aは逆行列をもたない。(終わり)
    • good
    • 0

以下,行列のべき乗をA^2などと表します.



(1) 背理法によります.A^{-1}が存在するとします.A^n = Oとなるnのうち最小のものをkとします.すると
E = AA^{-1}
ですが両辺にA^{k - 1}倍することで
A^{k - 1) = A^k A^{-1} = O A^{-1} = O
となりkの最小性に矛盾します.したがってA^{-1}は存在しません.(この証明はA^n = Oとなる行列―べき零行列―についても適用できます.)

(2)ハミルトン・ケーリーの定理から
A^2 - (a + d)A + (ad - bc)E = O
です.さらに(1)よりA^{-1}が存在しないので
det(A) = ad - bc = 0
です.よって
A^2 = (a + d)A
とわかります.

(3)まずa + d = 0を示します.(2)より
O = A^5 = (a + d)A^4 = … = (a + d)^4 A
です.したがって(a + d)^4 = 0 あるいは A = Oですが,いづれにせよa + d = 0です.したがって
A^2 = (a + d)A = 0A = O
とわかります.

(4)A + Eの行列式を計算すると,これまでの議論から
det(A + E) = (a + 1)(d + 1) - bc = (ad - bc) + (a + d) + 1= 1 ≠ 0
なのでA + Eの逆行列は存在します.
    • good
    • 0

(4) は A+E の逆行列を見せちゃってもいいね>#2.

    • good
    • 0

蛇足:



(1)
高校教程を考えると、A No.1 No.2 の解法がよいのでしょう。
行列式に慣れていれば、O=A^5 から
0 = |O| = |A^5| = |A|^5 より |A| = 0.
よって A^-1 は存在しない とすることもできます。
こっちだと、背理法が避けられます。

(2)
これも高校教程を意識すると、ケイリー・ハミルトンの定理は
経由しないほうが無難 ということになります。
使うとしても、「成分計算してみると、成り立っている」という
説明で定理を導入することになるので、
示したい式を直接成分計算してしまうほうが、素直です。
(1) から ad-bc=0 が言えますから、
A^2-(a+d)A = (bc-ad 0 0 bc-ad) を計算すれば、
A^2-(a+d)A = O が示せます。

(3) A No.2 の言うとおり。

(4) A No.3 の言うとおり。
(E+A)(E-A) = E^2-A^2 = E-O.
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!