何げなく見ていたニュースなので、ソースの提示出来ない事は、ご勘弁願います。
地震予知における表層の活断層は、調査が容易であり、表層から少し深度部はレーザーでズレを確認出来るとの事ですけど、深度が高いズレは中越地震に代表されるように、予測が難しく日本全国でM7以上の地震が起こっても不思議ではないとの事でした。
また、異常気象の原因として、ラニーニャやエルニーニョ現象が、その原因とされていますが、太平洋の海面温度が例年に比べ4度から5度高く、偏西風の蛇行の幅や振りが例年に比べ異常という事です。
日本の夏は、豪雨災害が連続して起こりました。
今まで経験した事のない事で、直ちに命を守る行動を取ってください、という言葉が使用されました。
調べてみると、気象予報は過去の記録を参考にして、予測されている訳であり、新たな地球環境の変化による異常気象は、ある程度の予測は出来るものの想定外になる事の方が多いらしいです。
原発の安全基準は、世界的にも厳しいみたいですけど、いっそM9~10に耐えられる構造や、突然深度活断層が敷地内でズレる事を想定して、宇宙ステーションの如く地震時にボタン一つで宙に浮けるような作りになっていたら、何十メートルの高さの津波でも安心出来ると思うのですが、現代の最先端の科学をもってしても、富士山の噴火や地震予知や異常気象の予知を、正確に予測出来ない。
また、放射能を完全に無毒化出来ない今、危険予知や対策は万全と言えるのでしょうか?
現在の安全基準を凌駕するような大災害が起こったら、またまた想定外で済まされてしまうのでしょうか?
それとも、そんな大災害は起きる事はないのでしょうか?
No.9ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
先日から、何度も回答を試みているのですが、いかんせんかなりの長文になってしまい、話が上手くまとまりません(汗
恐らく、質問の主旨は、
>いっそM9~10に耐えられる構造や、突然深度活断層が敷地内でズレる事を想定して、宇宙ステーションの如く地震時にボタン一つで宙に浮けるような作りになっていたら、何十メートルの高さの津波でも安心出来ると思う
このような「非現実的な事を可能にしたい」と仰っている訳ではなく、このような「非現実な事まで考えてくれなければ到底安心など出来ない」と言う事を仰りたいのではないかと思います。
1930年、核エネルギーが開発され、その後原爆として初めて実用化されたのが第二次世界大戦中の1945年。
それから様々な過程を経て、本格的に原子力発電所が稼働を始めたのが1950年代に入ってから。
日本では、茨城県にて国内初めての「原子の火」が灯ってから56年になります。
人類が核エネルギーを開発してから80年以上もの歳月が経過しておりますが、仰られるように、世界中どこを探しても、放射性物質を無毒化させる技術は、未だ確立されておりません。
もしかしたら、M9~10クラスの耐震性を兼ねる原発を作るよりも、ボタン一つで宙に浮く原発を作るよりも、ずっと「非現実的」で不可能な事なのかも知れませんね。
考えて見れば、そもそもからおかしな話であったのです。
原発を立地する段階で前提にあった「絶対安全」と言う話の中に、「事故後の想定」は含まれていなかった。
分かりますか?
これこそが、最も「現実的」な問題で、今も続く最も「矛盾」を抱えた問題なのです。
「事故後」の事まで想定してしまえば、「絶対安全」などと口が裂けても言えないばかりか、立地を承諾する自治体など絶対に表れないでしょう。
だからこそ、「絶対事故が起こらない」事を前提、条件とした想定がなされる訳です。
一見、この考えは正しい事のように思えますし、これは原発に限らず、全ての事故や犯罪に対しても同じような事が言えるのでは?と思えますが、他の事故や犯罪で「想定外」と言う言葉が使われる事はまずありません。
なぜなら、他の全ての事には「事が起こった後の処理、対応、対策」がなされているからです。
本当に、原発だけだと思いますよ。
「事故後の想定」をしたくても出来ないでいるのは。
まぁそれでも、福島の原発事故後、安全対策の骨子が変更になり、事故対策も多少含まれた内容に変わりましたが、内容を見る限り、机上の空論。本当に形だけみたいなものでしたよ。
今の政府や東電の対応を見れば分かりますが、実際はあれが現実です。
さて、自論ばかり長々と書いてしまいましたが、本質問の回答に移ります。
>危険予知や対策は万全と言えるのでしょうか?
危険予知や対策を「万全」にすると言うより、いかに「万全」に再稼働の容認を取れるか?の方が重要視されているように見えますね。
>それとも、そんな大災害は起きる事はないのでしょうか?
大災害が起きるか起きないか?が重要なのではありません。
「大災害が起きなかったらどうするか?」の方が彼らは大事なのです。
「原発の利点」を挙げて見れば簡単に分かります。
「安く」て「安定」した「クリーン」なエネルギーこそ、原発の利点と言えるでしょう。
しかし、先の福島原発の事故で、「安定」は愚か、「クリーン」であったイメージは完全に崩壊してしまいました。
残るは「安い」と言う利点しか無くなってしまいます。
しかし、元々、原発はそれほど安いものではありませんでした。
電気料金だけならともかく、原発立地自治体に出る多額の交付金など、「見えない金」が税金として国から出ています。
それこそ、このような事故が一たび起こった際の費用など、粗方今までの元を取ってしまうのではないか?とさえ思えます。
知ってますか?
原子力関係者の中での安全対策において「健全性」と言う言葉が多く使われている事を。
この場合の健全性とは、「地震の本震に伴って起こる余震、津波、停電、輸送の停滞、混乱」などを含んだものを指し、決して地震や災害の規模だけを指しているものではありません。
それこそ、原発の「健全性」を想定した場合、火力発電や風力発電、太陽光発電の比ではありません。
人間の力には及びもつかない大災害までを見据えた「健全性」を想定したとすれば、「原発最後の利点」まで完全に失う事となり、メリットよりもデメリットの方が確実に高くなってしまうでしょう。
原発再稼働の裏には、まだまだ我々の知らない隠された思惑があるのだと思います。
今の時点で分かっているのは、何かが起きた時、また「想定外」と言う言葉が使われる事になるという事だけです。
結局、長文になってしまいましたが、少しでも参考になれば幸いです。
ご回答ありがとうございました!
私の質問の主旨を汲んで下さった回答ありがとうございました。
はっきり申し上げますと、私は原発政策には刈羽柏崎原発の建設当時から反対の立場でした。
その理由は、いたって簡単でした。
核のゴミ処理が出来ない事=放射能の無毒化が科学的に確立されていない事です。
説明会においても、万が一に電源喪失してメルトダウンしたら、放射能汚染をどうするのか?という質問に対して、あらゆる想定をしていますから、電源喪失は有り得ませんという回答でした。
あなた様のご指摘されたように、事故後の対策は想定されておらず、小さな事故に対する対策や歯止めを管理し、その体制も盤石と胸を張っていました。
福島事故後、原子力規制委員会が発足して、日本国民の全員が恐怖した原発事故は、風化の傾向を辿り、原発を推進し経済のために、再稼働をする方向に進んでいます。
このサイトでも、原発反対派に対して、電源の代替案がないとか、何でも反対している。日本の経済が、どうなっても良いのか?という反論を何度も目にしました。
それに対して、核のゴミ処理の方法や、放射能汚染物質に対する処理に関しての疑問には、福島に押し付けるだけです。
そこで、推進派や反対派の皆様が、危険想定、予知、予測に対しどのようにお考えになっておられるのか?
現在の状態(規制値や規制条件)が万全と言えるのか?
それらを監督、管理、実行している組織や人間が、信用に足る者とお考えなのか?
想定に対する費用が適性とお考えなら、その経済的見地から、どれくらいのリスク(人間の生命財産の喪失)を、経済性のメリットと比較してバランスシートに計上されているのか?
ぶっちゃけて言えば、経済のためにどれくらいの数の人間を犠牲にする想定なのかという事ですね。
以上のような観点から、様々なご意見を伺いたかったのですけど、少々質問の内容をオブラートに包みすぎたように思っています。
ご指摘のように、我々の知らない裏事情もありそうですが、いつでも憲法を改正して、核装備が出来るようにプルトニウムを確保する必要があるのではないか?と、穿った事も考えてしまいますよね。
「健全性」という言葉は、聞いた事があったかも知れませんが、ご回答ではっきり認識させて頂きました。
調べて見ます!
ありがとうございました。
No.10
- 回答日時:
何度も失礼します。
No.9です。
まずはお礼、有難うございました。
>このサイトでも、原発反対派に対して、電源の代替案がないとか、何でも反対している。日本の経済が、どうなっても良いのか?という反論を何度も目にしました。
原発に代わる代替え案が無いのは、国がずっと「原発を推進してきたから」ですよ。
福島の事故が起こるずっと前から、ご存じのように太陽光発電の開発やメタンハイドレードの発見はされておりました。
ただ、「原発を推進する」為に、それらの新エネルギー開発に対して「費用を与えて来なかった」のです。
つまり、今の状態で「代替え案が無いのは当然の事」とも言えますね。
太陽光発電は元より、メタンハイドレードやシェールオイルの掘削費用など、コストがかかるかかると言われておりますが、原子力発電所の立地前、立地後の費用、稼働から廃炉まで、その後の使用済み燃料の再処理(輸送料など)、再処理された高濃度放射性廃棄物の長期保存などを考えた場合、「圧倒的に原発の方がコストが高い」と言えるのに、です。
原発反対派の方々の中には、あなたのように以前からずっと反対されて来られた方ばかりでなく、自分自身も含め、今回の福島原発事故を受けて初めて、真面目に考え始めた者の方が実際は多いのではないかと思います。
中には、理性のない発言を繰り返している方もおりますし、知識を持たないばかりか、知ろうともしないでただヒステリックに騒ぎ立てる者もおります。
だからこそ、原発反対派と言うだけで、軽率、単純と思われてしまいがちですが、ただ、やはり知れば知るほど、「我々はずっと騙されて来たのではないか?」と思わずにはいられなくなる事ばかりです。
その観点からお話しますと、
>現在の状態(規制値や規制条件)が万全と言えるのか?
>それらを監督、管理、実行している組織や人間が、信用に足る者とお考えなのか?
福島の原発事故が起こるまで、それまで、国の管理組織であったはずの「原子力安全委員会」が、名を変え独立し「原子力規制委員会」となった事でも分かるように、実は、「国」と「原子力安全委員会」、そして「電力会社」の「癒着」は、確実にあったのです。
安全委員会から電力会社への天下り、国からの安全委員会への天下り。
厳格な規制を行わなければいけないはずの組織が、同じ輪の中で行ったり来たりしているのです。
身内に対する規制は甘くなり、隠蔽が起こるのは当然の事で、それが今回の事故を引き起こした「本当の原因」「人災」の根底であると言っても過言ではありません。
結局、それらを監督、管理、実行している組織や人間も、「同じ息のかかった者同士」であるという事なんですね。
これに関連した甘い話はまだありまして、例えば、電力会社は原発立地の候補地が決まると、普段から十分にケアーをしていた地震学者の内、特に楽観的な予想をする学者に声を掛けます。
これが、我々が払っている電力費から電力会社が出している1000億円と言われる「工作費」の一つの実体なのですが、まぁ早い話が、「ここの地盤は大丈夫」と言う学者と「ここの地盤は危険だ」と言う学者の二人がいたら、当然前者を選びますし、また「ここは250ガル(地震の加速度)だ」と言う学者と「いや、1500ガルだ」と言う学者の二人がいたら、前者を選ぶというだけの話なんですよ。
そして、それに見合った建設がなされていく訳です。
この事は、推進派の方の中でも、知っておられる方は知っている話であると思います。
そういった方々は、恐らくこの質問には答えないと思いますよ。
結局、今ある安全基準など、自然災害を前にしては「大きな賭け」の域を出ないのです。
推進派の方々は、なぜそれを知っていながら、尚推進するのか?
まぁ引退した親父はともかく、自民党の小泉進次郎氏などを始めとした、若手議員の方々の中にも、先に行って来なかった新エネルギーの開発に力を入れつつ、将来的な脱原発を掲げている者もおりますので、そう悲観ばかりでもないのだと思いますが。。。
自分個人としては、原子力関係を仕事に持つ方々の雇用が確立されるのであれば、それ以外に原発を止める事への問題は無いような気がするのですがね。
またも長文になり、重ね重ね失礼いたしました(汗
再度のご回答ありがとうございました。
過去に新潟県では、巻町という所でも、原発建設の話しが持ち上がりました。
当時の町長さんの英断で、住民投票が実施され原発誘致は否決されました。
私は原発反対といえ、新潟県を出て生活圏を関東に移しました。
私は反対の行動を何もせずに、諦めていました。
その点において、震災とネット利用の仕方を知って、こうして投稿しておりますので、あなた様と変わりはございません。
代替エネルギーのお話しですが、私は電気事業の自由化と自然エネルギーが商業ベースに乗る迄、全国民が真剣に国家的危機と捉え、節電に勤めるしかないと思います。
でも、それもかなり難しいでしょうね。
ほぼ不可能かな?
原子力ムラの仕組みは、批判されてもおりますが、是正されないのは政治家との利権がセットされているからでしょう?
そのような政治家を国会に送る国民が悪いのですかね?
しかし、議員定数削減が約束、公約であるのに、公務員だけ先に叩いてる政治家ばかりですよね?
一体、誰に投票すれば良いのか?解らなくなりますよね?
私も衆議院選挙は、自民党にも民主党にも投票しませんでしたね!
54年生きてきて、選挙権を得てから、初めて国政を任せられないのを知りつつ、歯止めという意味で投票しました。
一票の格差と議員定数削減くらいは、早く実施してもらいたいものです。
No.8
- 回答日時:
想定外がという言葉に惑わされないで下さい。
想定というのは、リスクやこれから発生する範囲を決めて
その対処方法、対策を立てる事までが含まれるのです。
一方、予測はリスクやこれから発生する事を思い考える事。
想定外というのは、予測できたけど対策する範囲から外したと同義なんです。
予想外は知識不足、誰も知り得ない事考が起きた場合の事です。
だから、想定内というのは、ある事象に対策まで検討された事。
想定外は予想はされていたけど、いろんな理由で対策をしていなかった
事象なんです。
極端にいえば、福島原発で津波対策で1mの津波に対して対策を立てていれば
3mの津波でも想定外です。現実は3mの津波は数年で発生してもです。
予想外と想定外、これ大人の事情で難しいです。
想定というのは対策まで踏まえているという事は、お金が発生する
予想というのは知識を必要とする。
予想してその対策をたてる、これが想定。
その為には費用が発生する、このバランスが質問者様の疑問の源と思います。
どこまでリスクを予想するか、対策にいくら費用をかけるか
それに伴って、今の生活水準を維持できるか。
大災害に対しての対策は必要ですが、それに伴う事に皆が納得できる事が
必要と思います。
ご回答ありがとうございました!
非常に解り易いご回答でした。
リスクという点で、それが人間の生命、財産を脅かす危険性の高いものが存在している訳ですが、リスクを負う者と負わない者の意識が、余りにも乖離しているように、私には感じられるのです。
経済活動がなければ、人間は生きて行く事が出来ません。
バランスは必要な一方、予想していくら費用をかけたとしても、費用効果が期待出来うるのか疑問です。
それを監督する組織、管理する組織、業務を遂行するマンパワーのどれを取っても、信頼に足るものがないと思われます。
そんな組織や構造に、国民の財産生命を委ねている現状を危惧しています。
No.7
- 回答日時:
人生は全て想定外で出来ている。
まず、現実的に対策は出来るかでしょうね。お金の問題、技術的な問題もありますから。後は納得出来るようにプレゼンできるかでしょうね。
保険と同じで、多額のお金をかければ、何か起きたときにもらえる金額も大きいけど、常々払うお金が膨大になった場合、生活が困難になるのでは意味が有りません。どうしてもほどほどにしか対策が出来ません。
物を作れば、デメリットもメリットも同時に発生し、どちらかを無くせば、反対側も減ってくるのです。ただ、デメリットをどれだけ受け止め、対策するかでメリットも増やすことも可能ですが、潜在的な危険性はむしろ高まってきます。
それと、あまりにもひどい災害の場合、ハードだけが元気で肝心の人類だけが死んでいるのでは意味が無いですからね。
気象関係では実は観測データの不足があります。地球全体を見る必要が有りますし、細かい情報が欲しいのですが、残念ながらそれも難しいです。南極の氷とか木の年輪などから分析し気象の変動を見ているので、それらの情報から予測を変えていますね。今は宇宙からの放射線とかそういったことも考えないといけないようです。
それと、宙に浮くというアイデアもいきなり動かせません。急な加速は危険です。急発進とか急ブレーキの時と同じで負担が増えます。
理論上は可能でも実際に行うと出来ない事もありますからね。
対策を強化することも、安心感から逃げてくれませんから。むしろ危険な方がより注意して危険を減らせることもあります。災害が起きたときに何が出来るのかということをしっかりする方が良いのかなと思います。
ご回答ありがとうございました。
>あまりにもひどい災害の場合、ハードだけが元気で肝心の人類だけが死んでいるのでは意味が無いですからね。
まさに、おっしゃる通りですね!
天災なら諦めるが、人災なら諦められないという意見もありますが、人の死に関わる事は、どちらにせよ私は諦められませんね。
その為に、個人で出来る防災は、出来うる限りやっているつもりです。
今朝の読売新聞で、黒潮の蛇行の記事が掲載されておりましたが、やはり原因が解らないそうです。
断層も、専門家によって活断層なのかどうかの意見が分かれたりしますよね。
何万年も動いていなかったとしても、私にはこの先も動かないとは思えないのですが…
異常気象には、地球の地軸やマントルも影響しているという学者もいます。
マントルの動きが、過去と違った動きをしていると仮定(あくまで私の想像)すると、噴火や地震などは過去の地層の分析をしても、新たな異常や地球の変化に対して無力のように思えてしょうがありません。
No.6
- 回答日時:
>例えば、津波の高さの予測は、各地の想定値が違っていますが、大災害の規模を全てMAXに想定して災害に備える事は出来ないのでしょうか?
津波の高さは海岸地域の地形(=リアス式だとか一直線の砂浜だとか)によって左右されるので、全国一律の高さを設定するのは科学的ではありません。
地震も同じで活断層の上か、そうでないかによって、最大規模の地震の影響度が異なります。
だから原発の下にある断層が活断層なのかそうではないのかで議論が続いているわけです。
再度のご回答ありがとうございました。
防波堤や防潮堤を高くすると、景観を損ねるという意見もあるとの事ですね。
科学的ではないというご指摘ですが、その科学的想定が万全なのかどうか?が疑問で、質問させて頂いた次第です。
科学的に、地震が連動した時の津波の高さより低いものもあると聞いた事があります。
私の疑問の本質は、現代科学そのものに対する疑念なのです。
噴火、地震、台風、局地的豪雨に対する予知科学と科学的防災措置が万全と言えるのか?なのです。
そして、経済活動とのバランスにおいて、人命や被災被害に対するバランスシートが取れているのか?
最高水準の科学と言えど、それをマニュアル通りに活用出来ない人災に対する備えは万全なのか?皆様のお考えをお聞きしたかったのです。
原子力規制委員会が出来た事で、原発の再稼働へと自民党は舵をきりました。
このサイトでも、経済性に鑑み原発推進派の方が多数いらっしゃいます。
それらの方々の、危険予知に対するお考えを、是非とも聞いてみたいですね。
いつも卓越した回答をされる推進派のkey様、お時間があればお願いしたいものです。
No.5
- 回答日時:
>危険予知の想定は、万全と言えますか?
想定は万全を期すものです。
しかし、人間がする想定に完璧は期待できないでしょう。
>また、放射能を完全に無毒化出来ない今、危険予知や対策は万全と言えるのでしょうか?
原子力発電所を地上に建設するかぎり万全とは言えません。
早く、海上ふようがた原子力発電所を開発し、地震や津波の影響にたいいて万全の体制にしてほしいですね。
>現在の安全基準を凌駕するような大災害が起こったら、またまた想定外で済まされてしまうのでしょうか?
想定外の大災害が起きれば、想定外と言うでしょう。
>それとも、そんな大災害は起きる事はないのでしょうか?
大災害の規模を想定して耐震性、耐水性を設計する以外に方法はありません。
ご回答ありがとうございました。
例えば、津波の高さの予測は、各地の想定値が違っていますが、大災害の規模を全てMAXに想定して災害に備える事は出来ないのでしょうか?
と考えるのですけど、経費の面で難しいのでしょうね。
No.4
- 回答日時:
>危険予知や対策は万全と言えるのでしょうか?
いえません。
そもそも福島の原因が究明されて発表されましたか。
先日、電気各社の規制委員会でのやり取りが
ネットで公開されているというのをテレビで見ましたが、
その一部分だけでも、かなりずさんな対策だなと感じました。
当然、その部分は突っ込まれていましたね。
>現在の安全基準を凌駕するような大災害が起こったら、またまた想定外で済まされてしまうのでしょうか?
当然そうです。
>それとも、そんな大災害は起きる事はないのでしょうか?
断言しますが、100%の確率で起きます。
ただ、それがいつか、どこで起きるかは
誰にもわからないだけです。
あとは、経済合理性だけの問題です。
そこまで、手間暇かけてそれでも不安の残る
原子力にしがみつくか、
適当なところでお茶を濁すか。ということです。
ご回答ありがとうございました。
やはり、安全基準ではなくて不安全基準なのでしょうかね?
計画停電した時の危機意識は、どこに行ってしまったのでしょうか?
大災害を実際に経験しないと、他人事と感じて自分だけは大丈夫だと錯覚してしまうのでしょうかね?
No.3
- 回答日時:
「想定外」という言葉は、どうにも好きになれませんね。
あたかも「想定外」=「免責」であるかのような、「想定外」という免罪符ですべてが許されるような風潮には正直怒りを覚えています。
つまり、すべて規則とマニュアルでコントロールされる「お役所仕事」なんですよね。
規則やマニュアルに定められたとおりの基準が満たされていれば、問題はない。
それでも不都合が起これば、規則やマニュアルの不備のせいであり、現場や担当者の責任ではありません。
「想定外」という言葉にはそんなニュアンスが含まれているように感じます
そもそもお役所仕事というのは、「書面上」「各種規則に抵触していなければ」、それでよし。なんですよね。
実態として大変な問題があったとしても、書類上で取り繕われてしまえば問題は無いことになってしまう。
実態何の問題がなくても、書類が不備だと大問題として大騒ぎになりますので、お役人は書類上の不備を解消させる事に非常な労力をかけます。
これは、東電やJRなどの役人体質を持つ大企業でも同じ。
明確な問題があっても、特殊事情による保留や特例的な解釈によって、書類上「現状では問題なし」としてしまうことは、役人の基本スキルだといってもいいでしょうね。
先に述べた「規則やマニュアル」にしても、それを作ったのは役人連中です。
そんな連中が作ったマニュアルが、十分な想定を行っているはずがありませんね。
「想定外」という言葉を使う場合に、直ちに「想定の妥当性」を問責されるような体制が整わない限り、
言い換えれば、常に想定の見直しを行い続け、それを現場の対策に反映させ続ける体制、現場も常に現場管理の責任を意識する体質に作り替えない限り、あらゆる危機対策は「万全」と言うことはできないでしょう。
ご回答ありがとうございました。
小生は工場勤務の経験があり、労災を防ぐ為にKY活動が盛んにされておりました。
それにしたって、管理監視するメーカー側と、実際に機械オペレーターである下請けでは温度差がありました。
カバーや安全装置を取り付ければ、ほぼ事故や不具合が防げるのに、経費が原因で設置が却下されました。
実際に事故が起きないと、改善されないことが多く、あくまで作業者の不注意であり、想定外の事故と結論付けられました。
福島の事故に対して、非難批判はされていても、原発政策に関わってきた政治家は、誰一人責任を取っていませんね。
私も、もう想定外という言い訳は、使ってほしくありません。
No.2
- 回答日時:
技術的な事を書き出すと専門家に笑われちゃうのでちょいと躊躇しますが、原子炉そのものは密閉されていますので、津波で水に浸かったぐらいは何でもないはずです。
先の津波も、冷却水の取得や循環ポンプの電気等々、周辺機器がおしゃかになったから本体もいかれたのですね。
最初から水に浸かる想定で設計すれば、どうって事ないのだろうと思いますよ。原子力潜水艦だってあるぐらいだし。
ただ、金がかかるんです。儲けが減るから施工会社はそういう余計な安全対策はしたくないのです。順当な、むしろギリギリの安全基準でなるべく儲けを多くしたい、という欲ぶか~い悪い奴がいっぱい居すぎ。
浮体てのも造れなくはないでしょうけど、あんまし実用的じゃないだろうなぁ。
(原子力空母みたいに最初から浮かせておけば津波なんか何でもありません。岸にぶつからない限りは。でも、代わりに氷山にぶつかっちゃうとか。送電線を繋ぐのが厄介でしょうねぇ、しょっちゅう切れて停電。w)
ご回答ありがとうございました。
原子炉も、古い型のものがあると聞いた事がありますけど、経済のための発電だから、経費を抑えないと、他の発電の方が良いという理屈になるので、安全と経費のバランスの上で、今の原発は作られたという事でしょうか?
また、初めから水が入る原子炉(密閉容器)を作るという事は、水の流入経路から汚染水が流出するという事になりませんか?
No.1
- 回答日時:
>地震時にボタン一つで宙に浮けるような作りになっていたら、何十メートルの高さの津波でも安心出来ると思うのですが
これは簡単で実現する技術も存在します
浮体(船)の上に作ればよいのです。
実際、今回の津波で海上保安庁の船が大きな津波に遭遇するのえをYuTubeで見ましたが、緊張感が走る乗組員とは裏腹に船はゆったり上下しただけです、コップすら動きませんでした。
ご回答ありがとうございました。
85歳になる父が、タンカーで世界中を回っていましたが、大しけの時や台風の時は、波が荒れて恐ろしかったと聞いた事があります。
その海上保安庁の船の大きさは、かなりの規模の船だったのでしょうか?
父に聞いた話しだと、大波に対しては船頭は垂直に保つのが理想で、津波のような大きな横波を受けると危険らしいのですけど、船の制禦はレーダーで波を察知して、安定させるような最新の装置が装備されているのでしょうか?
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