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通関費用とはどこまでの範囲を言うのでしょうか?
(1)通関料金
(2)輸入取扱料金
(3)倉庫までの配送料
(4)T.H.C.
(5)D/O FEE
(6)DOC FEE
(7)保管料

このうち(1)~(3)は乙仲でかかる費用だと思うのですが、その他の(4)~(7)は船会社に支払うものを乙仲が立て替えているのでしょうか?
純粋に乙仲料とはどこまでのことをいうのですか?

A 回答 (2件)

厳密に通関業者(乙仲)が下払い無しで収入に出来るのは通関料と取扱料だけです。


配送料はトラック又はトレーラー会社、THCはCYの運営会社(船会社の委託業者)、D/OFee・Doc Feeは船会社又はその代理店、保管料については、保管場所により倉庫会社であったり、ヤードであったり変わりますが保管場所を運営している会社へ支払が出ます。
従って、純粋にという事であれば、通関にかかる費用だけですね。
輸入通関料は法律上、一枚あたり最高\11,800.-と請求額が決まっておりますので、足りない分を取扱料としてお客様に請求しているのです。
従って、取扱料も通関料と同義となりますので、これらが"乙仲料"となりますね。
(最高が決まっているだけなので、場合によっては取扱料が無しで通関料がもっと安い事もあります。)
この業界の一般的な慣習として、THC/DO Fee/DocFeeあたりは実費(立替)請求ですが、他は若干上乗せしていると思われます。それでもプロのアレンジですから、ご自分で行う大変さを考えれば(納得の値段でしたら)引続きご利用下さい。
ちなみに、船会社を選べば、D/O feeやDoc Feeは発生しない事もあります。(これを両方徴収してるのは、あまり質のよくない船会社です。意味的に同じで2重請求ですから。
多分、運賃を安くしてBookingさせ、その分を輸入者側から取る方式です。)
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この回答へのお礼

大変分かりやすく、ありがとうございます。
乙仲に値下げを要求するなら(1)、(2)の項目しかないのですね。後は、船会社を指定するぐらいでしょうか。なかなか厳しい業種のようですね。

お礼日時:2004/04/14 09:25

毎月来る乙仲の請求書を見れば分かると思います。



輸入は分からないので輸出の場合、具体的に貨物の動きを見ますと:-

1)保税倉庫へ搬入(搬入手数料)
2)通関(税関の貨物検査があればその手数料も含む。)
3)ステべにS/O提出、S/Oが切れれば貨物を本船の停泊している突堤にに横付け、又は艀に積んで横付け(Along Side)。 本船に積込完了すればM/R(メイトレシート)が渡される。

コンテナー船の場合はCY又はCFSに搬入すれば本船に積込完了と同じと考えられています。

結論として厳密に言えば「通関料」とは国土交通省が認可した公定料金のみ、又は純粋に通関に要した費用。  その他は船積諸掛費用と呼ぶべきでしょうが、一般的には「通関費用」と言えば貨物搬入から本船に積込む費用一切を指すことが多いようです。

輸入の場合は丁度逆に考えて戴ければ良いと思います。

ご参考になれば幸です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
輸出の経験はないのですが今後の役にたちそうです。

お礼日時:2004/04/14 09:28

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