プロが教えるわが家の防犯対策術!

最近企業のトップが記者会見に於いて謝罪する所を目にする事が多くなりました。
昨夜もみずほ銀行の頭取が暴力団関係融資の件で謝罪していました。
そこで以前から気になることがあります。昨夜の頭取の謝罪は「お詫び申し上げます」と言った後頭を深々と下げたのですが、私的にはその後に実際の謝罪の言葉、例えば「申し訳ありませんでした。」があって初めてお詫びの言葉になると思うのですが。「申し上げる」と言っているのにそのあと何も言わないのであれば言ってない事にならないでしょうか。実際に謝罪会見では最後まで言ってから頭を下げる方もいます。
それとも私の勘違いで「謝ります」と言ったら「ごめんなさい」と言ったことになるのでしょうか。
繰り返しになりますが、「お詫び申し上げます」、「謝ります」は前フリで、「申し訳ありませんでした」、「ごめんなさい」が謝罪の言葉だと思うのですが。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

「申し上げる」には2とおりの意味があります。


1.「言う」の謙譲語。(正確には謙譲語I)
この場合は、「お詫びを言います」という意味。
2.「お(ご)~申し上げる」という形で、自分の行為を表す体言に付けて、その行為の対象を敬う、という用法の丁重語。(正確には謙譲語II)
この場合、「お詫びをします」という意味になります。

1の場合、
「お詫び申し上げます」は、「お詫びを言います」と伝えているだけですから、それに引き続き、お詫び自体の内容を「申し訳ありませんでした」などのように、きちんと表明する必要があります。
「言います」と言っておきながら言わないのは約束違反ですから不自然になります。
2の場合、
「お詫びをします」という意味なので、たとえば頭を下げたりする動作が伴っていると、それ自体でお詫びをしたと解釈することは可能です。
こちらは「言う」という意味では言っていないため、このように解釈できるわけです。
「謝ります」の場合も同様です。
むろん、「申し訳ありません」などのように、謝罪の言葉を直裁に表現するほうがはるかに丁寧で気持ちのこもった謝罪であることに違いはありません。

みずほ銀行の頭取がそのような謝罪の仕方をしたとすれば、間違いと断定することはできません。
しかし、「申し上げる」の上記1、2の用法のうち、なぜわざわざ安易な用法のほうを採用して謝罪するのか、という点で問題だと言えるでしょう。
つまり、誠意が足りない、という批判を受けても止むを得ないことになるかと思われます。
たとえ、こうした文法を知らなくとも、謝罪の言葉自体を口に出すのが自然なわけですから、いずれにせよ誠意の無さは露呈していると考えて良いでしょう。
  
    • good
    • 0
この回答へのお礼

よく理解でき、こころのもやもやがすっきりしました。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/10/10 23:19

 


「世間をお騒がせし、お詫び申し上げます。大変申し訳ありませんでした。」
この様な言い方は教養の低い人が使う言い方ということでしょうか。

少なくとも、今回の問題でそこまでひれ伏す必要はない
謝る事象に対して相応の言葉がある。
状況を判断できずにバカ丁寧な言葉を使うのは教養が低いと言えるだろう
コンビニバイトの敬語と同じ
 
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/10/10 23:17

 


「詫び」これは、あやまる行為、謝罪する行為、あるいは謝る/謝罪の言葉それ自身の意味がある

お詫び申し上げます・・・これも謝罪の言葉

同じ言葉をつなげるのは教養の低い人が使う

謝る・・・ごめんなさいも同じ意味
「ごめんなさい」はくだけた表現なので、友人、家族などの親しい間柄で使う言葉
 
 
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速のご返答ありがとうございました。
「世間をお騒がせし、お詫び申し上げます。大変申し訳ありませんでした。」
この様な言い方は教養の低い人が使う言い方ということでしょうか。
私にはごく普通の言い方としか思えません。

お礼日時:2013/10/09 18:24

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!