No.2ベストアンサー
- 回答日時:
2.については割合がわかりかねますが、1.については軍票での支払いが主流であったと言う事を示唆する資料が存在します。
(地域によって異なるかもしれませんが)
ビルマのマンダレー司令部の作成した
「駐屯地慰安所規定」によれば
慰安所ニ於ケル料金ハ軍ノ定ムル軍票ニ依ルモノトシ其ノ他ノ物品ヲ以テナスコトヲ得ス
中略
三、 慰安所ニ於テ使用スル通貨ハ「ルピー」又ハ「ドル」軍票タルヘキコト
とありますのでこの規定の及ぶ範囲の慰安所では軍票以外の手段で持って料金を支払う事は規定違反となります。慰安婦の手取りの元となる料金が軍票での支払いしか認められていないので、軍票以外に慰安婦の給料となるものはまずないと考えられます。このエリアでは100%近いのではないでしょうか。(チップ的な私的なものもあったでしょうから慰安婦の手に渡るものが完全に軍票だけであったとは限りませんが)
日本の政策として占領地では軍票を使用する方針を昭和17年に閣議で決定していますので、おそらくビルマ以外の地域でも軍票使用が優先された事が考えられます。
ちなみに上記のマンダレー司令部の規定については
http://www.awf.or.jp/6/document.html
アジア女性基金慰安婦関連歴史資料の第4巻に記載されています。
4巻目のpdfでは p 245-256にオリジナルの資料をスキャンしたものがあり、引用した文言はp250とp256にあります。元の文書を写真製版したものであり、元文書をタイピングしたものなどに比べ改竄などの可能性は考えにくいものです。
また、ビルマ戦線を体験した軍人の回想にも軍票を抱えて日本軍のあとを追って山野をさまよう慰安婦の姿を記録したものが残っていますので、軍票での支払い率は高いと言うか、公式にはそれしかなかったことが伺えます。
No.3
- 回答日時:
私の聞いている事とちょいと違う事があります。
兵士に軍票は渡されたが、慰安所でもどこでも使えた。
慰安所(現地人の女衒が経営)にその軍票は渡した。
しかし慰安婦はその現地の女衒が養っていた。
と聞いています。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 減税・節税 源泉給料 乙の支払 3 2023/03/12 17:27
- 政治 統一教会は従軍慰安婦問題は日本人に責任。なぜ右翼政治家が誉めそやし、便宜まで図るのですか? 5 2022/07/31 16:30
- その他(年金) 離婚に伴う企業年金分割支払いについてお尋ねします 3 2023/01/15 13:21
- 政治 米国立公文書記録管理局で偶然発見 太平洋戦争中の1944年、中国雲南省松山 連合軍が日本軍慰安婦を救 3 2022/07/17 01:30
- 倫理・人権 韓国人が日本軍慰安婦に対する謝罪や賠償を日本国に対して要求しています。 これは「日本軍が慰安婦を徴用 10 2022/09/05 07:23
- 世界情勢 韓国が新大統領に変わったら、韓国の歴史問題への対応って変わってくるかな? 5 2022/04/03 20:59
- 政治 防衛費を増やす為、中国に習って、自衛隊員の一票の価値は一般人の10倍の価値としたらどうですか? 19 2023/03/17 11:26
- 雇用保険 失業保険申請前の短期就労の給与から雇用保険料が引かれている場合の対応について 今年の3月に退職し、3 2 2022/07/08 08:37
- 政治 ご存じ 反日洗脳詐欺女だが 韓国右派が、従軍慰安婦像撤去 集会やら、「従軍慰安婦は 反日洗脳詐欺であ 1 2023/01/10 13:24
- 政治 ガーシー議員を、ただ、国会に登院しないという理由だけで除名して良いでしょうか? 37 2023/03/14 11:27
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
「バターン死の行進」て、嘘な...
-
捕虜にゴボウを食べさせたとし...
-
戦陣訓「生きて虜囚の辱を受け...
-
戦争中の兵士の水分補給
-
米軍が体罰をしないのは何故?
-
旧日本軍の現地調達主義はいつ...
-
日本兵は何故、降伏せずに万歳...
-
南京戦での中国兵が鎖で繋がれ...
-
「降参」の時はなぜ白旗をあげ...
-
日本のええじゃないか騒動でレ...
-
どの国の歩兵が一番強いですか...
-
ドイツ軍のシベリア抑留の実態
-
兵隊さんより、慰安婦の方が立...
-
戦後の戦犯裁判で、フィリピン...
-
日中戦争の頃の中国の武器はど...
-
極限状態での食料
-
戦争中、敵兵の遺体はどうした...
-
太平洋戦争における日本軍の捕...
-
七年戦争でプロイセンが強かっ...
-
ロシア軍元司令官スロビキン氏...
おすすめ情報