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持ち株会社という

言葉の定義がわからず最初に疑問に思ってはや数年(?)たちました。最初はwikiとかで調べてみたけど理解できなかったのですが、最近になってようやく理解できはじめました。

要は--- 目立という空想上の会社があったとして(日立すみません!)

目立は実に様々な子会社がある。

株式会社目立オートサービス
株式会社目立オートパーツ&サービス
目立オートモティブシステムズ・・・数えればきりがないほど。

持ち株会社というのは、例えば目立ホールディングズという会社を作って株式の管理を主にする会社を作る。そして先に挙げた、株式会社目立オートサービス、株式会社目立オートパーツ&サービス、目立オートモティブシステムズなどの株式の株式を管理する。そういった理解でよろしいのでしょうか。

ある程度の規模の会社になればこういう会社の運用をするのが一般的になるのでしょうか。

追伸、持ち株会社の意味が理解できなかったのは多分、言葉というより仕組みが難しいからだと思い(たい)ます。

A 回答 (5件)

> ある程度の規模の会社になればこういう会社の運用をするのが一般的になるのでしょうか。



一般的と言うより、「ニーズの有無」でしょうね。

大手でも、必要性が無ければ、親会社-子会社-孫会社・・と言う「縦組織」の企業グループも多いですヨ。
色んなニーズがあるのですが、一言で言えば、「グループの再編」とかでしょうか?

たとえば、新たに成長分野などに投資した孫会社が、子会社より成長し、グループ内で重要な位置付けになっちゃうなどと言う事態が有り得ますよね?
しかし縦社会のままですと、孫会社の直接的な管理や指揮命令権は子会社ですし、社長ポストは、子会社の天下り先みたいな場合が多いです。

そこで持株会社化しますと、重要な孫会社などは、直接、持株会社が管理する体制にも出来ます。
即ち、親会社,子会社,孫会社などの区別なく、それらを並列に並べ変えちゃうワケで、縦組織を横組織的に眺めることが可能になるでしょ?

また違う観点で言いますと、持株会社化すれば、重要なグループ内の会社の社長は、持株会社の役員も兼務させ、持株会社の役員会で、グループ経営会議も出来ますし。

小規模経営で言えば、親会社の社長が、いくつかの子会社の社長や役員も兼務・・なんてコトも多いですが、持株会社化して、ソコの社長になれば、株主として支配している個々の会社には、株主(オーナー)の立場で、経営に参画すれば良いワケで、複数の肩書を持つ必要もありません。

これも違う言い方をしますと、持株会社の社長がグループ全体の社長で、傘下の企業の社長は、実質的には平取締役とか、部長さんくらいのイメージですかね?

「指揮命令権の組換え」と言う言い方も出来るかと思います。
また、持株会社の資本金は小さくて済むなど、資本政策面などでもメリットがある場合もありますよ。
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この回答へのお礼

>たとえば、新たに成長分野などに投資した孫会社が、子会社より成長し、グループ内で重要な位置付けになっちゃうなどと言う事態が有り得ますよね?
このようなことは頻繁に起こることなのでしょうか。私が知る限りは富士通が富士電機より大きくなった位でこれは非常に稀なケースだと教わりました。

>しかし縦社会のままですと、孫会社の直接的な管理や指揮命令権は子会社ですし、社長ポストは、子会社の天下り先みたいな場合が多いです。

これは納得です。私は親会社の社員として働いてますが、再雇用の人で昔 子会社の社長をしていたみたいな人もちらほらいます。


いろいろ教えてくださりありがとうございます。以上を踏まえるとやはり持ち株会社とする方がある程度の大きな規模になると
いいのではないかと思いますけど、、、そこまで単純ではないのでしょうね。

お礼日時:2013/11/19 21:40

持ち株会社は最後の目的の買収のために持ち株が多い親会社の方が株価総額が割安だったり、



株の持ち合いをしてタッグを組んでいる企業の買収によって発言権や決定権を握られたため、

いいように統廃合、土地などの資産売却、人員解雇によってスリムにした上で、

他社に売却すると言ったアメリカのハゲタカファンドに対抗する防衛策として

編み出されたもので、きおくがあいまいですみませんが、

フジテレビ買収騒動ということがあって、当時ホリエモンが率いるライブドアが

フジテレビを買収するに当たり、その株の多くを保有する親会社の日本放送(ラジオ放送)の

株を買収することで、フジテレビの経営権を握ろうとしたことがあった気がします。

当時フジテレビはヤクルトスワローズの放映権なども合間って、世間を震撼させました。

そのあたりから各社こぞって持ち株会社制を導入したと記憶しています。

つまりそのようなリスクがある場合、持ち株会社にしていったのだと思います。

そう言えば、当時星野監督率いる阪神タイガースを買収目的で阪神電鉄を買収して

球団だけを売り飛ばして儲けようとした、元官僚の村上ファンドなんてのがありましたね。

星の監督が公然で一喝けしからんとかいったんだか、それを見ていた村上の子供がショックを受けたらしく

国外にでていって、一件落着。今は阪急阪神ほーるでぃんぐすになっています。

敵対買収やM&A対策です。

汗水垂らさず人様のお金で大金を儲けようとする良心の呵責もない連中です。

そこに投資しているのは大手銀行や信用金庫、年金組合、JA等。

弱小銀行救済のために巨額の融資をして、ハゲタカにあっさりかわれてしまい、

投入した税金もろとも見事にはがされ、新生銀行としてうりだされたなんてこともありました。

お金は必要ですが、紙切れ程度だと思った方が健全に生きていけます。
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この回答へのお礼

わかりやすい説明ありがとうございます。

アメリカのハゲタカファンドに対抗する防衛策ですね!!なんか懐かしいことを事を思い出させてもらいました。
ありましたよね。買収騒動。

村上ファンドももう一度調べて見たら面白いかもしれませんね。ありがとうございました。

お礼日時:2013/11/24 01:09

株主だからだと思いますが、逆に子会社の経営陣がゆうことを聞かなければどうなるのでしょうか。



一定数以上の株式を握っていると、会社組織を解散したり、統合することができます。もちろん経営陣を辞めさせることも自由です。株式会社の基本的なルールです。

あとね、持ち株会社の株式を直接、間接に過半数を押さえることで、持ち株会社が株式を持つグループ会社全体を押さえることができます。
個々の会社の株式を直接押さえるより、オーナーにとっては簡単になります。
持っている株式を持ち株会社に渡すことで、支配権を維持したまま手持ち資金を得られます。
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この回答へのお礼

>一定数以上の株式を握っていると、会社組織を解散したり、統合することができます。もちろん経営陣を辞めさせることも自由です。株式会社の基本的なルールです。

ありがとうございます。恥ずかしながら私にとっては新しい知識です。

んーただそう考えるとある程度大きな会社は、少なくとも経営サイドとしては持ち株にするほうがメリット大きいのではないかと思いますが。。そんなに単純ではないことはわかるのですがね。。。

お礼日時:2013/11/19 21:45

>ある程度の規模の会社になればこういう会社の運用をするのが一般的になるのでしょうか。



一般的ではありません。

通常の親会社・子会社関係でも、子会社の経営陣の人事権は親会社が握っており、困りません。


持株会社であれなんであれ、親会社が子会社の株式の過半数を握っているということは、要は株主総会で親会社が役員を決められるということです。


持株会社の形態をとるには、いろいろな理由があるんですよ

例えば
A社とB社とが合併したい。
でも、人事制度や給与体系が異なり、すぐ一つの会社にするのには無理がある。

そんな場合にも、持ち株会社Cを設立します。

この場合
C社が人事権を握り、A社、B社をコントロールしますが、
A社とB社とは別の会社ですから、給与体系が別でも困りません。
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この回答へのお礼

しんたろうさん

ありがとうございます。私は日立系の会社ではありません。で10年くらい前にまさに同様のことがおきました。10年前までは元はと言えば全く違う会社で(分野的には類似しているのですが、競合ではありません。)おそらく人事制度や給与体系も違っていたはずで、今も同様ではないはずです。

ですがその際は持ち株会社などは存在しなかったかと。。。おそらくまた別の形で処理されていたのでしょうね。

お礼日時:2013/11/17 08:51

株式を管理することで、「子会社の経営陣の人事権を握る」というところまで理解できているなら、ご質問者さんのお考えで正しいです。


M&Aや営業会社と生産会社の役割分担の整理など、大きな視点での会社経営を行うのが、持ち株会社の仕事です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!!!目からウロコです。

正直そこまで理解できていませんでした。でもなぜ「子会社の経営陣の人事権を握る」ことにつながるのでしょうか。

恐らく単純な答えとしては、株主だからだと思いますが、逆に子会社の経営陣がゆうことを聞かなければどうなるのでしょうか。

お礼日時:2013/11/16 22:50

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