準・究極の選択

どうも、よく解らないので、教えてください。

国籍は日本のようですが、母親が日本人で、父親が米国人のようです、現在は東京に住んでいます、東京大学を1年経たずに辞めて、米国に行き、ハーバード大学を卒業し、マサチューセッツ工科大学に合格し入学するも途中で辞めて、英国に渡り、オックスフォード大学を卒業、30歳近くになる息子ですが、日本語も英語も仏語もスペイン語もペラペラです、まぁ要するにいわゆる相当にできる奴です、米国企業の就職活動というのでしょうか、エクソンモービル、ウォールマート、ボーイング、ゼネラルモーターズに合格したにもかかわらず、この息子、それらを蹴って、母親の国=日本で日本の企業で働きたいと、就職活動したそうですが、ことごとくNO=不合格=不採用だったそうで、そのことに対するグチというか、理解できない不思議感というか、本音のところを、酒の席で訴えかけられ、その受け答えに困惑したので、質問させていただいた次第です。

日本企業の面接において、この男は、「採用してくれれば、部下もチームも要りません、私が活動し、その上で会社に貢献した結果、稼ぎ出した純利益、これの折半で、これが私の報酬、社会保障も何も要りません、但し、活動に要した経費は差っ引いてください、との応答で、日本の企業、その全て、そうそうたる世界に名だたる会社、この全てが採用拒否=不採用=不合格、米国では全社採用、この現実に対して、この男、相当にショックを受けている状態で、米国のそうそうたる企業は、採用なのに、日本の企業は何故に不合格なのか、全く理解ができず、ショック状態で悩み落ち込んでいる状態という訳です。

この理由が、全く、さっぱり、理解できない、ということです。
これ、どう、この真面目且つ有能な奴に説明したらよいのでしょうか。

会社に利益をもたらさず、何らの貢献もしていないのに、それなりに高給が与えられている、ということに対して、どうしても、どう考えても、さっぱり理解できない、というのがこいつの疑問ですが、どう説明したらよいのか、分りませんので、教えてください、アドバイスよろしくお願いします。

こいつの主張すること、聞けば聞く程、納得というか理解できてしまいます。
がしかし、日本では、ということになるのでしょうが、それをどう説明すれば理解させ得るのか、よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

真意は企業にしかわかりませんが、簡単に言うと、その男性は「企業がその時に求めているものを正しく把握できていなかった」のではないでしょうか?



というのも、この男性がすでにキャリアの実績があって、フリーランスとして、新たな契約を企業に持ちかけたのだとして、企業もそういった打診を求めていたのなら、それがたとえ日本企業であっても、こういう交渉術も成功し得るんじゃないかと思うんです。

一方で例えば、これが新卒募集か何かに応募したのだとしたら不利ですよね。だって、企業は、(勉強であれ遊びであれ)学園生活を一本気に謳歌してきた、まっさらな若者を求めていて、すでにできあがっているチームにそいつを配置し、チームワークを盛り上げてほしい、と思っている場合が一般的だからです。

そして、もしも求められているものがそれだとしたら、彼は反面、ころころと大学を変えてきた飽きっぽい人なのかもしれないし、年だってそこそこ行っちゃってる分、頭が硬くなってるかもしれないし、案の定、企業側の求めとは全然違うことをベラベラと主張する。その時点でKYなわけです。

実際、彼の主張は「フリーランサーのように働かせてくれ」と言っているようなものですから、企業にしてみれば、「だったら、すでに実績のあるフリーランサーを採用するよ」と言いたくなるかもしれません。でも企業が求めているのは、正社員の恩恵を受けてもらって構わないから、会社に忠誠を誓ってくれる人、なのかもしれません。

確かに米国はアルバイトにしても何にしても、「自分はこういう働き方ができます」と言えることが大事なのかもしれませんが、日本の就職口の多くは、業界の新人に対しては「わが社がお膳立てしたものに順応してください」と要求するのが一般的で、彼のような働き方は、ある程度、実績を積んだ人に求めがちではないかと思うんですよね。

それに、かなり米国流の学生生活を歩んでしまったにも関わらず、かなり日本的な日本企業ばかりを狙っているということはないでしょうか。彼のような人は、日本企業に勤めたいとしても、まずは外資にでも入って、それを足がかりに業界内で転職していくのが、どちらかというと向いているのかなとも思いました。

以上、わりと素人判断ですみません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
そうなんです、だから一度ユニクロか楽天に就活してみたらと言ってみようかと思っています。

お礼日時:2013/12/14 10:10

お話を聞く限りでは、彼が採用されなかったのはまぁ妥当だと思いました。


その結果は業界の人に限らず、日本に暮らす日本人なら誰しも納得だと思います。


日本人には日本人ならではの「常識」とか「理想の形」というものがあるのです。それは海外での活動が長い彼なら、余計よくわかるはずでしょう。
で、同じことは日本のビジネスにもはっきり言えます。

 >「採用してくれれば、部下もチームも要りません、私が活動し、その上で会社に貢献した結果、稼ぎ出した純利益、これの折半で、これが私の報酬、社会保障も何も要りません、但し、活動に要した経費は差っ引いてください
・・・これを読んだだけでも、まぁ扱いにくそうな人材だなと感じます。

>部下もチームも要りません
 →ちゃんと組織に加わって活動出来る人間になってください
>私が活動し、その上で会社に貢献した結果
 →結果を出した者がようやく遠慮がちに言えることで、少なくとも何の経歴も無い若者が言う台詞ではない
>稼ぎ出した純利益、これの折半で、これが私の報酬、社会保障も何も要りません、但し、活動に要した経費は差っ引いてください
 →(日本では現実的に)報酬の形の決定権は雇い主にあるもので、雇われるあなたがあれこれ決めることではない
 もっと言うなら、あなたは今、他の日本の若者達と同じただの「新卒就活生」であって、特待生でも特別な人でもなんでもない。
・・・一般的な日本ビジネスの返答は、まぁおそらくこうでしょう。しかもその結果に対し
>理解できない不思議感というか・・・全く、さっぱり、理解できない
それはそっくりそのまま「日本そのものが理解出来ない」ということと同じと考えていいです。その彼が1人で、人口1億数千を抱える日本を変えますか? 日本のやり方・慣習に歩み寄ることと、どちらが簡単(近道)でしょうかね。


つまり、日本のビジネスで最低限必要とされるものすらも、彼は持っていないフシがあるのです。これはもう、どんなにある能力が長けていようが、ナンチャラ大学を出ていようが、致命的です。
ご存知かわかりませんが、日本では、留学や海外生活が、就職に繋がらない現実があります。帰国子女がよく口にする「日本は理解出来ない」「世界では・・」という理想論では済まない壁があるからです。それは日本で暮らし日本国内を見てきた者しか培えない「日本の流儀」とか「ニーズ」です。

で、そういった日本の現実にしっかり目を向けた者だけが、日本でのビジネスの成功を手にします。
欧米の大手企業だってそうなんですよ。「アメリカ式はこうだから」「グローバル企業のやり方だから」だけで、この消費者意識が高く、個性的な日本でやっていけてると思ってましたか?
それと全く同じことが、今日本を拠点にしようとしているその彼にも言えますよ。


>会社に利益をもたらさず、何らの貢献もしていないのに、それなりに高給が与えられている、ということに対して、どうしても、どう考えても、さっぱり理解できない
残念ながら、そんな風に思っている若者なんて、日本にもたくさんいると思います。で、その彼等は「理解できない」と嘆いて日本社会に馴染めず、結局「会社へ貢献」なんて夢のまた夢で、後はビジネス界を去るか、ニートになるか・・・です。
その彼は高学歴か米国企業のお墨付きか知りませんが、言ってることはそういった若者達と同じなんですよ。アメリカではそんなのでも成功する可能性はあるのかしれませんが、日本ではただの「その他大勢の負け犬予備軍」でしかありません。


本当に日本で活動していきたいのなら、まずは彼自身が「売り」だと思っているそれらの「過去」をいったん忘れることです。(実績が無いのであれば)そんな下積み時代の経歴なんかよりも、対面した時の受け答えや、「何を考えているか」「人格的にどうか」の方が、日本のビジネスではよほど大事だったりしますし、日本ではそういうのは簡単に見抜かれるものです。
その上で、「日本という特有の風土に合わせて、何が出来るか」です。
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この回答へのお礼

それはそうなんですけど、それをどう説明したらよいかがわからないのです。
ボロカスにこき下ろすのは簡単なのですが、それでは可哀想すぎる状態で。
「和」という意味のことを説明したら、という方もおられましたが、今ひとつ伝わりにくくて。
ユニクロか楽天に就活してみたらとでも言ってみようかと思っているところです。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/12/14 10:06

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