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大学院生です。
以前から疑問に感じていたことを質問させて下さい。

標題の通り、界面化学の研究への活かし方についてです。
界面化学をメーカーの研究開発にどう活かすべきかが分かりません。

私は界面化学を専攻しており、今春より洗剤などのトイレタリー分野の化学メーカーに就職します。
大学院ではミセルやコロイドといった溶液中の分子挙動を物理化学的な視点で研究していました。
少し変わった研究室だったので、有機合成やその機能評価も一通り出来ます。
ただ、理論を立てて、それを機器分析で証明するといった方針でして、決してマテリアル系ではありません。

入社後は研究所で働くことが決まっていますが、活性剤を扱う分野とは限らないと言われています。
潤滑油や溶剤の分野になることが今のところ濃厚です。
そういった場合でも、界面化学は活かしていけるのでしょうか?
もちろん、界面を制する者は素材を制すると思います。
有機合成を知っていて、かつ界面に対して物理化学的な攻め方ができるのは珍しがられるでしょうか?

化学にお詳しい方にご教示いただければ幸いです。

A 回答 (1件)

アカデミックな研究とは異なり、実用的な商品のための研究となれば、たくさんの要件(満たすべき条件)が現れます。

簡単には、コストや環境負荷、社会的イメージ、社会貢献などです。
複雑な案件を解きほぐすためには、ひとつの分野のみならず複数の分野に精通しているのが望ましいと思いますし、いまは修得していない分野の知識や技術も、働き始めれば求められるでしょう。学際的な視点が必要です。

なお、トイレタリー分野では、界面化学と合成の知識を併せ持つ研究員は何も珍しくもありません。
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