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プレアデス星団は、5~7個程度普通の視力の人が肉眼で見ることが出来るらしいのですが、
英語圏では、セブンシスターズ。=7個
中国でも、エレクトエア、タイゲタ、マイア、アステローペ、メローペ、アルキオーネ、アトラス
の7個になっています。

しかし、清少納言が言っているすばるの別名は、六連星ですよね。
とすれば、この6つの星は上記のどれを指しているのでしょうか?

また、なぜ1つの星は省かれたのでしょうか?

清少納言の時代の後でも、中国文化がたくさん入ってきている日本において
解釈の種類が増えて、7つの星を意味する言葉があってもおかしくないと思います。
現に、富士重工のマークは6つの星ですし。
なぜ、認識の更新が行われなかったのでしょうか?

カテ違いでしたら、ご指摘下さい。

A 回答 (4件)

すばる(プレアデス)を構成する星の名前を光度順に9位まで並べますと以下の通りです。

(光度は『天文年鑑2014年版』)アトラスが父、プレイオネが母であとの7人が姉妹です。

1.アルキオーネ おうし座 25番星 2.87等
2.アトラス    同  27番星 3.64等
3.エレクトラ   同  17番星 3.71等
4.マイア     同  20番星 3.88等
5.メローペ    同  23番星 4.18等
6.タイゲタ    同  19番星 4.31等
7.プレイオネ   同  28番星 5.09等
8.ケラエノ     同  16番星 5.46等
9.アステローペ  同  21番星 5.76等   

6番目のタイゲタと7番目のプレイオネとの間には約0.8等もの差(4等星と5等星の差)がありますし、位置的にも6番目までの星の中に他の星と極めて近接して分離できないような星はないので、六連星は明るさの順に上の1位から6位までの六個の星でしょう。(No.1の方が示されたサイトにある富士重工のスバルマークと同じです)

野尻抱影氏の著作によれば、
「すばるは、一名をムツラボシ(六連星)と呼ばれる通り、肉眼には六つ星を数える。しかし地方によってはナナツボシとも呼んでいる。これは漫然と七つと言ったまでで、外国でもその例は珍しくない。また中国では昴(ぼう)七星で、わが丹後風土記で、竜宮で浦島を迎える昴星の童子が七人であるのも明らかにこれを伝えている。」とのことです。『星三百六十五夜』(恒星社)
日本でも七個という考え方もあったことがわかります。

一方ギリシャ神話にはプレアデス7姉妹のうちの一人エレクトラは、その子ダルダノスが建てたトロイアの城市が炎上・陥落するのを見るのに堪えず彗星となって姿を消したのでプレアデス姉妹は6人しか残っていないという「消えたプレアード」という話もあります。これについては様々な解釈があるようですが、ギリシャにプレアデスを六個の星と見る考え方も存在していたので、これと姉妹の人数(7人)との整合性を考慮したのではないかとも思えます。

夜空の暗さや視力次第では、すばるには6個や7個ではなくもっと多くの星が見えるようです。「目のよい人ならば9個ぐらい可能で、…望遠鏡の全くなかった時代に11個が図に描かれたという。」と書かれた昔の書籍もありました。『星座 新天文学講座1』(恒星社)
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No.2です。

写真があった方がわかりやすいと思いますので回答者の拙作を添付します。左側の反転画像の赤字はNo.2の光度順の番号です。なおこの元の写真は9年ほど前に初代のEos Kiss digitalに大昔の望遠レンズ(スーパータクマー200mmF4)を付けて撮ったものです。
「六連星とはどの星のことを指すのですか?」の回答画像4
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M45の神話の話はもうでていますので省きます



自動車の富士重工は、6工場ですのでむつら星(6連星)のマークですものね

車のことでのご質問の部分を答えてみました
(天文としてお聞きでしたらカテゴリは良いのですが...)

M45は、神話などでは7個で、見た目では6個という不思議さは
「消えた...」と説明されているとおりですでにみんなが不思議に思ってますが
天文現象なのか? 文化なのか? それ自体が不明です
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富士重工のスバルの六連星(むつらぼし)のことは


http://minkara.carview.co.jp/en/userid/132018/bl …
6つの内訳は
http://minkara.carview.co.jp/en/userid/132018/bl …
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