プロが教えるわが家の防犯対策術!

第二次世界大戦になったとき日本国内の貨幣価値はどうなったのでしょう?

物価が高騰して貨幣価値は暴落して,日本通貨では何も買えなくなったのでしょうか?

それと戦争が始まった際に価値がそのままだった物ってなんですか?

火垂るの墓とかのアニメでは着物とか貴重品でやっと米を交換してもらったり描写されていましたが,金銀プラチナなどの貴金属の価値も暴落したのでしょうか?
あれは反物だったから農家の人が食べ物の価値が跳ね上がって,交換するものを高いもの高いものにしていったからそうなったのかな?

戦時中の円通貨って実際に為替でも暴落していたのですか?

戦時中は資源不足に陥ったので金銀プラチナは高値に跳ね上がった?

たまたま天皇主義だったので日本では日本軍に無料で金銀プラチナなどの資源は没収されたけど世界的に見ると金銀プラチナの物価は上がっていた?

戦争時に価値が上がったものと下がったものを教えてください。

価値が上がったモノ:農作物

価値が下がったモノ:土地,家,着物などの衣類

農作物の価値が上がりすぎて貴金属は無価値になった?

戦争が起こったときに円通貨を現金で持っておくべきか,金銀プラチナなどに変えておくかどちらの方が得なのでしょう?

なにに変えておくのが一番得なのか教えてください。

戦時前,戦時中,戦後も価値が変わらなかった物ってありますか?

A 回答 (3件)

警察に経済統制局が設置され、ぼったくりや戦略物資(米とかね)隠匿者の摘発を行っていました



戦前は米相場で価格が決まりました
戦争中の米は配給制ですので人数割の支給です
戦前の衣類は貨幣購入でしたが、戦時中の衣類は衣料切符と現金が必要でした

戦争中価値が上がった物…戦時国債・タバコ(税金が上がった)・酒(税金が上がった)・貴金属

日本は敗戦しました。その瞬間に行政機能がストップします。21年、戦前から戦時中に使われたお札が新札発行の一ヶ月に廃止となりました。タンス預金は紙屑になったのです。
価値が上がった物…米(配給制度の崩壊)・証紙(これは新札の流通が間に合わないので旧札にそれを貼る事で使う事が出来ました。お札は持ってないけど証紙が余ってる家は証紙を売って儲けたのです)
価値が下がった物…衣類・貴金属(これしか売買できないから足元を見られる。誰も正価では買ってくれない。無論、買い取った者はその後ぼろ儲けしています)
価値が無くなった物…戦時国債と旧札
    • good
    • 3
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

政府発行の引換券が価値があったんですね。

お礼日時:2014/01/12 18:53

>第二次世界大戦になったとき日本国内の貨幣価値はどうなったのでしょう?


何も起きていません。開戦前と変わりません。

戦前、戦中、戦後の経済を誤解されておられます。
物価が大混乱に陥ったのは戦後です。

特に新円切り替えという、強硬手段が取られた結果、庶民は文字通り無一文に近い状態となってしまいました。
新円切り替えについては下記のサイトをご参照願います。
概要は
(1)1946年(昭和21年)2月17日以降、全金融機関の預貯金を封鎖する。
(2)流通している十円以上の銀行券(旧券)を同年3月2日限りで無効とする(同年2月22日、五円券追加)
(3)同年3月7日までに旧券を強制的に預入させ、既存の預金とともに封鎖する一方、新様式の銀行券(新円)を同年2月25日から発行し、一定限度内に限って旧券との引き換えおよび新円による引き出しを認める、
というものでした。
つまり、今まで使っていたお金がただの紙切れになり、新しいお金でないと買い物ができないということです。
貯金もパーです。
新しいお金も、古いお金も単位に「円」を使ったので判り難いかと思います。
明治維新のときに、「両」から「円」に切り替えたのと同じようなものと考えて下さい。

戦時中は物資の流通を統制していた異常な時期です。
値段が高くなって買えないのではなく、物そのものが市中には無いという状態です。
現在の感覚のままでは、相当に判り難いかと思います。
物の流通を強制的に制御するというのは、第二次世界大戦が始る以前から始っていました。
今でいう、経済制裁を日本が受けていました。
むしろ、これが日米開戦に到った原因の一つとされています。
物が無くなって行く様子を年代順にトピックスを並べて見ます。
1937年(昭和12年)東京市内のタクシー(円タク)の深夜の流しが禁止される。
              (ガソリン不足対策)
              東京市内の銭湯の朝湯が禁止される。(石炭等の燃料節約)
              東京市のバスに木炭自動車が採用される(軽油不足対策)
1938年(昭和13年)東京商工会議所が物資統制の影響を調査する
              代用品と呼ばれるものが販売され始める
               瀬戸物のナベ、竹製スプーン、鮫皮の靴、鮭皮のハンドバック、木製バケツetc
1939年(昭和14年)料理屋(飲食店)の営業を深夜0時までとする
              歳末大売出しを禁止する
              門松を禁止する
1940年(昭和15年)配給米に外米を6割混ぜることとする
              飲食店でご飯(米飯)を提供することを禁止する
1941年(昭和16年)米穀の配給通帳、外食券を発行する。
               肉なしデーを決める(実際には既に市中の肉は枯渇していた)
              日米開戦
以降は戦時統制下におかれあらゆる物資の流通が制限されました。
同時に、貴金属類の供出が求められました。
外貨不足対策です、戦争中に敵国の通貨(ドル・ポンド)は手に入りません。
鉄、銅などの製品(銅像、鐘、街灯etc)の供出が求められ次々と撤去されました。
武器弾薬用です。
現在の商品相場のような呑気な状態ではありません。
毎日爆弾が降ってきて命がけで生きていた時代です。

>戦時中の円通貨って実際に為替でも暴落していたのですか?
当時の日本の「円」を何処の国の誰が買うとお考えですか?
戦争の最中に敵国の通貨を売買(交換)する人がいますか?
現在質問者さんは、北朝鮮の通貨を交換されますか?
イラン、アフガニスタン、シリアの通貨を円と交換されますか。

>戦時中は資源不足に陥ったので金銀プラチナは高値に跳ね上がった?
戦時下では金銀はオシャレや贅沢品ではありません。
国際通貨としての機能を果たす貴重な物資です。
(国家が発行する通貨が信用できなければ、金銀という物を使った物々交換になります)

>たまたま天皇主義だったので日本では日本軍に無料で金銀プラチナなどの資源は没収されたけど世界的に見ると金銀プラチナの物価は上がっていた?
なんの関係もありません。

>戦時前,戦時中,戦後も価値が変わらなかった物ってありますか?
ありません。

>戦争が起こったときに円通貨を現金で持っておくべきか,金銀プラチナなどに変えておくかどちらの方が得なのでしょう?
通貨はあくまでも発行している国家の信用次第で価値が変わります
日本が勝てば円が有利でしょう、負ければ金銀の方が有利でしょう。
現在でも、発展途上国の人達は財産として金を保有しています。
但し、金を通貨に替える際に損をしないための知識が必要です。
金が有効な状態というのは経済が破綻していますから注意して下さい。

少しづつ、世界中の通貨(外貨)に変えておけば、多少は財産の保全になるかもしれません。
全部で10億円も分散させておけばなんとかなるでしょう。
数千万円では無意味です。まして数百万円単位では小遣い稼ぎ程度でしょう。保全にはほど遠いです。
FXの勉強をされることをお薦めします。


新円切り替えと証紙貼付銀行券 - 日本銀行
www.boj.or.jp/announcements/education/data/are02r.pdf

突然の預金封鎖・新円切り替え
www.opticast.co.jp/opt/gcom/analist/fp/fp1202.htm
    • good
    • 0

 物の価値(物価)は基本、貨幣の流通量と商品の量で決まります。



戦争が始まると政府・軍部は大量の貨幣を必要としますので、

増税や国債(政府の借金の証文)の発行そして紙幣の増刷をします。

商品量は増えないのに紙幣を増刷するとお金の価値は下がり物価は

上がります。

 何もしないと全ての商品の値段は急上昇、紙幣は紙くず同然になる

ので政府は物価統制します。つまり商品の値段をなりゆきまかせにせず

政府が決め(配給切符などで購入量を制限)てしまう。

 そうなると紙幣はますます価値をなくすので表向きの売買と闇での売買

の二重基準になる(戦後は横行するが戦前は憲兵や特高警察に見つかると命

がないのでほぼ目立たない)

 お金の価値が下がると言うことは品物をもっている人が有利ということ。

食糧不足の時代には農家が圧倒有利。一番有利なのはやはり財産家、彼等は

こぞって貴金属集めに奔走する。政府はこの貴金属を全国民から集めようと

して「お国のため」と宣伝、素直な人は信じて貴金属を寄付、お寺の鐘まで

砲弾作りの材料として供出されるが、財閥は優遇され損はしなかった。

 国民から集めた貴金属は腐敗した将軍たちの家から発見されたこともあったようです」
 
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!