映画のエンドロール観る派?観ない派?

日銀が金融緩和をすると、株価が上がるとする主張があります。

この論理の道筋を説明ください。

日銀の金融の緩和の方法は、おおむね、無担保コール市場での翌日物資金量を需要より多めに供給することと、国債を担保に貸出する事でしょうか

さて、前者の市場は、都銀や信託銀行や農林中金が参加しています、証券会社や生保は参加しているかどうか知りません。生保に日銀が無担保コール市場で貸し出しをする仕組みがあるかどうかしりませんが、いずれにせよ短期資金ですし、これらを元手に銀行や生保が長期投資の株を買うとは思えません。年金基金は無担保コール市場には参加できません。銀行が年金基金にお金を貸せば別ですが、基金は銀行借り入れをして株式投資するということはないと思います。

では、銀行が保有する国債を担保にして日銀が銀行に資金提供する場合はどうでしょうか。これも銀行の自己勘定にある国債を売って日銀当座預金に代わるだけでしょう。株式投資には関係ないと思います

従って、株価が上がると主張する論理を教えてください。

A 回答 (2件)

日銀は長期国債を中心とした各種資産の買入れにより、マネタリーベースを大量に供給することを表明しています。


彼ら国債買い入れ額をは2012年末の138兆円から2014年末の270兆円へと、2年間で2倍に拡大することを目指しています。

さて、長期国債の市場は1500兆円程度です。
現在の市場参加者は生命保険会社、証券会社、銀行、等。
ここに利回りを気にしない130兆円のマネーが入ってくるとどうなるか。
日銀が超長期債を買いまくることで需給がひきしまり、国債価格は上がりますが逆に利回りは低下します。

短期的な売買で利ざやを稼ぐのではなく「超長期保有」が目的の生保としては想定した利回りが得られないと
消費者に約束した予定利率をまかなえず「逆ザヤ」懸念が生じます。
そのため、より良い利回りを求めて株などに資金が移動するだろうというのが日銀の狙いです。

以上質問者様の考察の参考になれば幸いです。

「量的・質的金融緩和」の目的とその達成のメカニズム
中央大学経済研究所創立50周年記念公開講演会における講演
日本銀行副総裁 岩田 規久男
http://www.boj.or.jp/announcements/press/koen_20 …
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理論的に正しいかどうかは別ですが、


・金融緩和すると円安になる
・円安になると株価が上がる
という単純な昨今の市場動向から導き出されています。

円安になるのに株価があががるというのは、
理論的にはおかしくても実際には起こっている現象ですので、
悪しからず。
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